導通試験と極性確認とは
導通試験と極性確認は、配線の経路の有無と、決められた側や端子との対応を照合する検査です。

配線を完成させたら、つながるべき点がつながり、つながってはいけない点が分かれているかを確かめます。導通確認と極性確認は、機器が動くかどうかだけでは見つけにくい誤りを探します。
| 検査 | 確認内容 |
|---|---|
| 導通 | 指定した回路の連続性 |
| 極性 | 接地側・非接地側の誤接続 |
| 検相 | 三相の相順 |
| 単相3線 | 中性線と電圧不平衡 |
基本の仕組み

図面で端子AとBが同じ線で結ばれる指定なら、その二点のつながりを確認します。一方、電圧線と接地側電線を取り違えた場合は、導通があっても指定どおりの極性とはいえません。
導通は電気的な経路の有無、極性は決められた側や端子との対応です。図面・端子表示・電線表示を照合して、経路と役割の両方を確かめます。
導通があることだけで絶縁状態や接続部の強度まで判断してはいけません。検査項目ごとに分かることと分からないことを区別します。
導通・極性・相順

導通試験は所定の電線・接続箇所が連続しているか確認し、極性確認は接地側と非接地側を指定どおり接続したかを確認します。導通だけでは逆接続を発見できない場合があります。
三相回路では検相器で相順を確認し、電動機の回転方向と対応させます。単相3線では中性線断線や電圧不平衡も点検します。無通電でできる試験と、通電して確認する試験を作業計画で分けます。
試験に出る
- 導通確認は経路の有無、極性確認は決められた側や端子との対応を見る。
- つながるべき点と、つながってはいけない点を分けて確認する。
- 電圧線と接地側電線の取り違えは、導通があっても誤り。
- 図面・端子表示・電線表示を照合する。
- 導通だけで、絶縁状態や接続部の強度は判断できない。
- 三相回路は検相器で相順を確認し、電動機の回転方向と対応させる。
重要な言葉
- 導通試験
- 電気的な経路がつながっているかを調べる検査。
- 極性確認
- 電圧線と接地側などの決められた対応を確かめること。
- 誤結線
- 指定と異なる端子や極性につないでしまう誤り。
確認問題
確かめよう導通試験に合格すれば誤結線はすべてない?
いいえ。つなぐ先の指定や極性との一致も別に確認します。
導通試験と極性確認は、目的の異なる検査である。
導通があれば、誤結線はないと判断できる。
電圧線と接地側電線を取り違えたときに問われるのは?
配線を完成させたら、つながるべき点がつながり、つながってはいけない点が分かれているかを確かめます。とは、機器が動くかどうかだけでは見つけにくい誤りを探します。
図面で端子AとBが同じ線で結ばれる指定なら、その二点のつながりを確認します。一方、とを取り違えた場合は、導通があっても指定どおりの極性とはいえません。
は電気的な経路の有無、は決められた側や端子との対応です。図面・端子表示・電線表示を照合して、経路と役割の両方を確かめます。
導通があることだけで状態や接続部の強度まで判断してはいけません。検査項目ごとに分かることと分からないことを区別します。
出典・参考資料
試験の公式案内と、この記事の参考にした学習資料です。
- 電気技術者試験センター:第一種 ↗
- 電気技術者試験センター:第二種 ↗
- 学科問題・解答と使用条件 ↗
- 電気技術者試験センター:第一種の学科出題範囲・受電設備の範囲 ↗
- 経済産業省:電気設備技術基準の解釈(設備・施工条件) ↗
- HIOKI:接地抵抗計と測定方式の説明 ↗
- HIOKI:高圧受電設備の測定と測定器の使い分け ↗
編集:Pinternet Works · 更新日:
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