接地抵抗測定とは
接地抵抗測定は、接地極から大地へ電流が流れるときの流れにくさを調べる測定です。

接地線が存在していても、大地との接続が十分とは限りません。接地抵抗測定は、接地極を通って大地へ電流が流れるときの流れにくさを調べます。
| 端子・電極 | 役割 |
|---|---|
| E | 測定する接地極 |
| P | 電位を測る補助電極 |
| C | 電流を流す補助電極 |
| 評価 | 接地種別と施工条件に照合 |
基本の仕組み

原理を表す計算例で、試験電流0.01Aに対して電位差が0.3Vなら抵抗は0.3÷0.01=30Ωです。電流と電位差から抵抗を求める考え方はオームの法則とつながります。
代表的な方法では、測定対象の接地極と補助接地極を使って測定します。土壌の状態や電極間の配置は結果に影響するため、器械の接続だけでなく測定条件も重要です。
接地線の途中の導通があることだけで、接地抵抗が規定値を満たすとはいえません。金属線のつながりと、接地極から大地への抵抗は異なる対象です。
接地抵抗の測定

3極法では測定接地極E、補助電極P・Cを離して配置し、電流と電位差から抵抗を求めます。補助電極が近すぎる、土壌が乾燥している、他の接地経路が並列に残るなどの条件で結果が変わります。
接地抵抗を測る目的は接地極から大地への抵抗の確認です。接地線が切れていないかは導通も確認し、絶縁抵抗計の値と取り違えません。測定値の良否はA・B・C・D種の対象と条件に当てはめます。
試験に出る
- 接地抵抗測定は、接地極から大地へ流れる電流の流れにくさを調べる。
- 電流と電位差から抵抗を求める考え方は、オームの法則と同じ。
- 測定対象の接地極と補助接地極を使って測る方法が代表的。
- 土壌の状態や電極間の配置も結果に影響する。
- 接地線の導通だけでは、接地抵抗の規定値は判断できない。
- 3極法では、測定する接地極Eと補助電極P・Cをほぼ一直線に離して配置する。
- 補助電極の距離が近すぎたり、並列の接地経路が残ったりすると値が変わる。
重要な言葉
- 接地抵抗計
- 接地抵抗を測るための器械。
- 補助接地極
- 接地抵抗測定で測定対象と組み合わせて使う電極。
- 規定値
- 安全上満たすべき接地抵抗の基準値。
確認問題
確かめよう雨の後と乾燥時で測定値が違ったら、まず何を見る?
土壌など測定条件の違い。記録と条件をそろえて比較します。
接地抵抗測定は、電流と電位差の関係から抵抗を求める。
接地線の導通があれば、接地抵抗の規定値も満たしている。
接地抵抗測定で土壌状態が影響する理由は?
接地線が存在していても、大地との接続が十分とは限りません。は、接地極を通って大地へ電流が流れるときの流れにくさを調べます。
原理を表す計算例で、試験電流に対して電位差がなら抵抗は0.3÷0.01=30Ωです。電流と電位差から抵抗を求める考え方はオームの法則とつながります。
代表的な方法では、測定対象のとを使って測定します。土壌の状態や電極間の配置は結果に影響するため、器械の接続だけでなく測定条件も重要です。
接地線の途中のがあることだけで、接地抵抗がを満たすとはいえません。金属線のつながりと、接地極から大地への抵抗は異なる対象です。
出典・参考資料
試験の公式案内と、この記事の参考にした学習資料です。
- 電気技術者試験センター:第一種 ↗
- 電気技術者試験センター:第二種 ↗
- 学科問題・解答と使用条件 ↗
- 電気技術者試験センター:第一種の学科出題範囲・受電設備の範囲 ↗
- 経済産業省:電気設備技術基準の解釈(設備・施工条件) ↗
- HIOKI:接地抵抗計と測定方式の説明 ↗
- HIOKI:高圧受電設備の測定と測定器の使い分け ↗
編集:Pinternet Works · 更新日:
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