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FP技能検定 · 学習ガイド

外貨建て商品

外貨建て商品とは

外貨建て商品とは、外貨で運用・保有する金融商品で、外貨の利息や値動きに加えて円換算時の為替で成績が変わります。

円から外貨、外貨の運用、円への再換算を二つの交換場面で示す図
外貨建て商品は、外貨そのものの収益と円へ戻す際の為替の両方で結果が変わります。円から買うレートと円へ売るレートも確認します。

外貨建て商品の成績は、外貨そのものの利息や値動きに加え、円に戻すときの為替で変わります。外貨で増えていても円で減ることがあるため、二段階で計算します。

基本の仕組み

基本の仕組みの図解。左から右へ「100万円→1万ドル→利息後1万100ドル→90万9,000円」を一本の流れで配置し、最初の両替に「1ドル100円」、円に戻す両替に「1ドル90円」を添える。始点と終点の円額を結ぶ下向き矢印で、円では減ったことを示す。
覚えること:手数料・税金抜きでも外貨増で円減

1ドル100円のとき100万円を1万ドルに替え、利息で1万100ドルになったとします。円に戻すとき1ドル90円なら90万9,000円です。手数料と税金を無視しても、外貨では増えたのに円では9万1,000円減っています。

円から外貨へ替える際と外貨から円へ戻す際では、金融機関の適用レートが異なることがあります。問題文にTTSとTTBが示されたら、顧客が外貨を買う場面か売る場面かを先に決めます。

為替レートと円換算

為替レートと円換算の図解。左に「円」、右に「外貨」を置き、中央を上下に仕切る。上段は右向き矢印でTTS=TTM+手数料、下段は左向き矢印でTTB=TTM−手数料と示す。
覚えること:円→外貨はTTS、逆はTTB

顧客が円を外貨に換えるときはTTS(対顧客電信売相場)、外貨を円に戻すときはTTB(対顧客電信買相場)を使います。どちらもTTM(仲値)に為替手数料を加減したレートです。円高になれば保有外貨の円換算額は下がり、円安なら上がります。外貨の利息があっても、為替差損や手数料で円ベースの収益がマイナスになり得ます。

為替レートと円換算
項目内容
TTS顧客が円を外貨に換えるときのレート(TTM+為替手数料)
TTB顧客が外貨を円に戻すときのレート(TTM−為替手数料)
TTM金融機関が毎朝決める仲値
為替差損益取得時と換金時の円換算額の差
外貨預金の預金保険対象外
外貨預金の課税利息は20.315%の源泉分離課税、為替差益は原則として雑所得

試験に出る

  • 外貨建て商品は、外貨部分と為替換算の二段階で成績を計算する。
  • 外貨で増えても円高になれば円換算額は減ることがある。
  • TTSは顧客が外貨を買うとき、TTBは顧客が外貨を売るときのレート。
  • TTMが100円で為替手数料が1円なら、TTSは101円、TTBは99円。
  • 外貨預金は預金保険の対象外。為替差益は原則として雑所得。

重要な言葉

TTS
顧客が外貨を買うときに適用される為替レート。
TTB
顧客が外貨を売るときに適用される為替レート。
円安
円の価値が下がり、多くの円で外貨を買う状態。

確認問題

確かめよう米ドルを保有している人にとって、1ドル100円から110円への円安は円換算額をどうしますか。

増やす方向です。「円高・円安」の語だけでなく、保有通貨と換算方向を書きましょう。

外貨建て商品は、外貨で増えていれば円換算額も必ず増える。

TTSは顧客が外貨を買うときのレートである。

1ドル100円で1万ドルに替え、利息で1万100ドルになったとき、1ドル90円で円に戻すと円換算額は?

顧客が外貨を売るときに適用されるレートは?

TTM(仲値)が1ドル100円、為替手数料が片道1円のとき、円を米ドルに換える際のレートは?

外貨建て商品の成績は、外貨そのものの利息や値動きに加え、円に戻すときので変わります。外貨で増えていても円で減ることがあるため、で計算します。

1ドル100円のとき100万円を1万ドルに替え、利息で1万100ドルになったとします。円に戻すとき1ドル90円ならです。手数料と税金を無視しても、外貨では増えたのに円では9万1,000円減っています。

円から外貨へ替える際と外貨から円へ戻す際では、金融機関の適用レートが異なることがあります。問題文にとが示されたら、顧客が外貨を買う場面か売る場面かを先に決めます。

出典・参考資料

試験の公式案内と、この記事の参考にした学習資料です。

編集:Pinternet Works · 更新日:

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