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FP技能検定 · 学習ガイド

株式

株式とは

株式とは、会社の持分を表す有価証券です。配当や値上がり益が期待できる一方、業績によって配当が減ったり株価が下がったりします。

株価を利益や純資産と比べるPER・PBRと、配当の割合を別の分母で整理する図
PERは利益、PBRは純資産と株価を比べます。配当利回りは株価に対する配当の割合で、指標の大小だけで安全性を断定できません。

株式は会社にお金を貸すのではなく、会社の持分を持つ仕組みです。株主は配当や値上がり益を期待でき、株主総会での議決権も持ちます。ただし利益が出ない年には、配当が減ったりなくなったりすることもあります。

基本の仕組み

基本の仕組みの図解。上部の「株価1,200円」から矢印を左右に分ける。左は利益100円で割ってPER12倍、右は純資産800円で割ってPBR1.5倍とし、左右を仕切って比較対象の違いを示す。
覚えること:PERは利益、PBRは純資産と比較

株価1,200円、1株当たり利益100円ならPERは1,200÷100=12倍。株価を利益の何倍まで評価しているかを表します。1株当たり純資産800円ならPBRは1,200÷800=1.5倍で、こちらは利益ではなく純資産と比べています。

配当利回りは、1株当たり年間配当金÷株価で計算します。配当36円、株価1,200円なら3%です。高い配当利回りが必ず安全を意味するわけではなく、株価が大きく下がった結果、割合だけ高く見える場合もあります。

株式指標の計算式と取引のルール

株式指標の計算式と取引のルールの図解。中央に同じ価格の指値注文票を2枚並べ、早い注文を上、遅い注文を下に置く。上の票から「優先」へ矢印を引き、2枚の間を細い仕切り線で区切る。
覚えること:同価格の指値は早い注文が優先

PERとPBRは、低いほど株価が割安とされます。ROE(自己資本利益率)は、株主の資金である自己資本でどれだけ利益を上げたかを示します。配当性向は利益のうち配当に回した割合、配当利回りは株価に対する配当の割合です。指標の高低だけで割安・割高は決まらず、利益の持続性や業種も見ます。

株式指標の計算式と取引のルール
指標式
PER(株価収益率)株価÷1株当たり純利益
PBR(株価純資産倍率)株価÷1株当たり純資産
ROE(自己資本利益率)当期純利益÷自己資本×100
配当利回り1株当たり年間配当金÷株価×100
配当性向1株当たり年間配当金÷1株当たり純利益×100
株式指標の計算式と取引のルール
項目内容
受渡日(普通取引)約定日から起算して3営業日目
注文の優先順位成行注文は指値注文に優先。指値注文同士は価格優先(買いは高い値、売りは安い値)、同じ価格なら時間優先
売買単位100株(1単元)
日経平均株価プライム市場に上場する代表的な225銘柄の株価をもとに算出する株価指数
TOPIX(東証株価指数)浮動株ベースの時価総額で加重した株価指数

試験に出る

  • PER=株価÷1株当たり純利益、PBR=株価÷1株当たり純資産。
  • ROE=当期純利益÷自己資本×100、配当性向=配当÷純利益×100。
  • 配当利回り=1株当たり年間配当金÷株価×100。
  • 株価が同じで利益が増えるとPERは下がる。
  • 普通取引の受渡しは約定日から起算して3営業日目。成行注文は指値注文に優先する。
  • 日経平均株価はプライム市場の全銘柄ではなく、代表的な225銘柄から算出する。

重要な言葉

PER
株価を1株当たり利益で割った、利益に対する評価倍率。
PBR
株価を1株当たり純資産で割った倍率。
配当利回り
1株当たり年間配当金を株価で割った割合。
ROE
自己資本利益率。当期純利益を自己資本で割り、株主の資金の稼ぐ力を示す指標。
配当性向
当期純利益のうち配当として株主に支払った割合。

確認問題

確かめよう同じ株価でも利益が増えればPERはどうなるでしょう。

分母が大きくなるので低くなります。指標の大小を暗記するより、分子と分母の変化を考えます。

PBRは、株価を1株当たり利益で割って求める。

高い配当利回りは、必ず安全な銘柄を意味する。

上場株式を普通取引で売買した場合、売買成立日の翌営業日に決済が行われる。

株価1,200円、1株当たり利益100円のときのPERは?

配当36円、株価1,200円のときの配当利回りは?

株価1,500円、1株当たり純利益100円、1株当たり純資産1,000円のときのROEは?

株式は会社にお金を貸すのではなく、会社のを持つ仕組みです。株主は配当や値上がり益を期待でき、株主総会での議決権も持ちます。ただし利益が出ない年には、配当が減ったりなくなったりすることもあります。

株価1,200円、1株当たり利益100円ならは1,200÷100=12倍。株価を利益の何倍まで評価しているかを表します。1株当たり純資産800円ならは1,200÷800=1.5倍で、こちらは利益ではなく純資産と比べています。

は、1株当たり年間配当金÷株価で計算します。配当36円、株価1,200円ならです。高い配当利回りが必ず安全を意味するわけではなく、株価が大きく下がった結果、割合だけ高く見える場合もあります。

出典・参考資料

試験の公式案内と、この記事の参考にした学習資料です。

編集:Pinternet Works · 更新日:

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