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電気工事士試験 · 学習ガイド

キュービクル

キュービクルとは

キュービクルは、受電・開閉・保護・変圧などの高圧受電設備の機器を一つの金属製箱に収めた設備です。

受電設備を箱に収める。大きなキュービクルを概念断面として描き、左に受電、内部に保護装置と変圧器、右に低圧負荷。
キュービクルは受電・保護・変圧などに必要な機器を収めた設備です。高圧を受ける側と低圧負荷へ送る側を区別して読みます。

建物の外にある金属製の受電設備は、単なる変圧器の箱ではありません。キュービクルは、受電・開閉・保護・変圧などの機器を収めた設備として全体を読みます。

キュービクル
機器・条件役割・判断
受電部電力会社側から受ける
VCT取引用に電圧・電流を変成
開閉・保護電路の切離しと事故除去
変圧器高圧から利用電圧へ変換

基本の仕組み

基本の仕組みの図解。中央に単線結線図を大きく描き、左の電力会社側の高圧から、保護装置、変圧器、右の低圧側の負荷へ矢印でつなぐ。変圧器の後で線を枝分かれさせ、保護装置は事故に対応し、変圧器は電圧を変える機器として区別する。
覚えること:保護装置は事故対応、変圧器は電圧変換

電力会社側から入った高圧が、保護装置を経て変圧器へ進み、低圧側の負荷へ分かれる流れを考えます。どの機器が電圧を変え、どの機器が事故に対応するかを区別します。

内部の機器は一つのシステムとして組み合わせられます。単線結線図に記された機器の順序と役割を追うと、外観写真だけでは分からない働きが説明できます。

外箱に収まっていることは、内部へ自由に立ち入れることを意味しません。高圧部と低圧部、操作や点検の区分を明確にして扱う設備です。

受電設備を構成する機器

受電設備を構成する機器の図解。左にVCTの模式図を置き、枠内にVTとCTを並べる。VCTから右の電力量計へ向けて「電圧」「電流」の2本の矢印を引く。
覚えること:VCTはVT・CTで電圧・電流を計器へ

典型的な高圧受電設備は、引込・責任分界点、取引用の電力需給用計器用変成器(VCT)、開閉・保護、変圧器、低圧分電盤へとたどります。VCTはVTとCTを組み合わせ、電力量計へ電圧と電流を伝える装置です。公式例題では外観写真からVCTを識別します。

キュービクル式は機器を箱内にまとめた方式で、開放形の受電設備もあります。箱そのものが事故電流を切るわけではないため、単線結線図で各装置の位置と保護範囲を確認します。

試験に出る

  • キュービクルは受電・開閉・保護・変圧などの機器を収めた設備全体である。
  • 変圧器はキュービクルを構成する機器の一つにすぎない。
  • 電圧を変える機器と事故に対応する機器を区別する。
  • 高圧部と低圧部、操作・点検の区分を明確にする。
  • 単線結線図で機器の順序と役割を追う。
  • キュービクル式高圧受電設備の規格(JIS C 4620)はCB形4000kVA以下、PF・S形300kVA以下を対象とする。

重要な言葉

キュービクル
高圧受電設備の機器を収めた金属製の箱型設備。
受電設備
電力会社から電気を受け、構内へ供給する設備。
高圧受電設備
高圧で電気を受けるための開閉・保護・変圧などの設備。

確認問題

確かめようキュービクルと変圧器は同じもの?

いいえ。変圧器は受電設備を構成する機器の一つです。

キュービクルは変圧器そのものを指す名称である。

キュービクルは受電・開閉・保護・変圧などをまとめた設備である。

キュービクルの説明として適切なものは?

建物の外にある金属製の受電設備は、単なるの箱ではありません。は、受電・開閉・保護・変圧などの機器を収めた設備として全体を読みます。

電力会社側から入った高圧が、を経て変圧器へ進み、低圧側の負荷へ分かれる流れを考えます。どの機器が電圧を変え、どの機器が事故に対応するかを区別します。

内部の機器は一つのとして組み合わせられます。に記された機器の順序と役割を追うと、外観写真だけでは分からない働きが説明できます。

外箱に収まっていることは、内部へ自由に立ち入れることを意味しません。と、操作や点検の区分を明確にして扱う設備です。

出典・参考資料

試験の公式案内と、この記事の参考にした学習資料です。

編集:Pinternet Works · 更新日:

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