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登録販売者試験 · 学習ガイド

禁煙・滋養強壮・漢方生薬

禁煙・滋養強壮・漢方生薬とは

禁煙・滋養強壮・漢方生薬は、自然由来や習慣改善の目的であっても医薬品として扱い、目的ごとの禁忌・相談事項と、生薬・成分の重複を確認する点が共通します。カンゾウ・グリチルリチン酸のように複数製品で重なる成分は、偽アルドステロン症などの副作用に注意します。

エルくんが説明する図解。甘草を含む二つの漢方処方の併用で成分が重複する例。甘草による副作用にも注意します。
甘草を含む二つの漢方処方の併用で成分が重複する例。甘草による副作用にも注意します。

漢方薬も医薬品で、複数の生薬の作用と注意を持ちます。「自然由来なら副作用がない」という見方はできません。

禁煙・滋養強壮・漢方生薬
分類・成分働きと注意
禁煙補助剤ニコチン補給と喫煙・他剤併用の注意
滋養強壮・ビタミン不足への補給と過剰摂取の注意
漢方・生薬症状+体力・体質+構成生薬

基本の仕組み

基本の仕組みの図解。左右に別商品の成分欄を置き、それぞれの「生薬名」の行から中央の「重複確認」へ矢印を向ける。下部に「覚えること」を配置する。
覚えること:別商品併用時は生薬名も重複確認

漢方処方は体力や症状など適応の条件を確認します。ニコチン置換による禁煙補助剤、ビタミンなども、それぞれの目的と禁忌・相談事項を区別します。

同じ症状名でも全処方が同じ人に合うわけではありません。別商品の併用では生薬名まで含めて重複を確認します。

禁煙・滋養強壮・漢方の三群

禁煙・滋養強壮・漢方の三群の図解。画面を縦に三分割し、左から禁煙補助剤のニコチン置換、滋養強壮保健薬のビタミン等補給、漢方・生薬の適応を並べる。右の枠では「症状」と「体力・体質」の二つを矢印で合流させ、両方を合わせて確認する関係を示す。
覚えること:漢方は症状と体力・体質で適応

禁煙補助剤はニコチン置換による離脱症状の緩和、滋養強壮保健薬はビタミン等の補給、漢方・生薬は症状だけでなく体力や体質を合わせた適応というように目的が異なります。天然由来なら安全という判断はできません。

漢方では同じ効能でも体力中等度以上か以下か、発汗・便通などの条件が異なります。カンゾウは偽アルドステロン症、マオウは交感神経刺激による心臓病・高血圧・糖尿病・甲状腺機能亢進症への影響、ダイオウは瀉下作用と授乳中の乳児の下痢に注意し、他製品との重複を確認します。

試験に出る

  • 禁煙補助剤・滋養強壮薬・漢方生薬はいずれも医薬品で、自然由来や習慣改善の目的でも副作用がないわけではないこと。
  • 禁煙・栄養補給・漢方など目的ごとに、禁忌と相談事項が異なることを区別すること。
  • 別商品を併用するときは、カンゾウ・グリチルリチン酸など生薬名・成分名まで含めて重複を確認すること。
  • 複数の漢方薬や他の薬で同じ生薬が重なると、作用や副作用が重なる場合があること。
  • グリチルリチン酸の1日最大服用量が40mg以上(カンゾウとして1g以上)の製品は、高齢者やむくみ・心臓病・腎臓病・高血圧のある人で相談が必要で、長期連用を避けること。

重要な言葉

カンゾウ
多くの漢方処方に含まれる生薬。グリチルリチン酸を含み、大量摂取で偽アルドステロン症のおそれがある。
偽アルドステロン症
体内に塩分と水が貯留し、カリウムが失われる病態。むくみ、血圧上昇、手足の脱力などが現れ、グリチルリチン酸の大量摂取などで起こる。
漢方処方
複数の生薬を組み合わせた薬。体力や症状などの条件を確認する。

確認問題

確かめようカンゾウを含む二製品は天然成分だから重複しても問題ない?

いいえ。成分重複と副作用に注意します。

自然由来の漢方薬なら、副作用はない。

カンゾウを含む製品を複数併用すると、成分が重複することがある。

カンゾウに含まれ、偽アルドステロン症に関わる成分は?

漢方薬について正しいものは?

も医薬品で、複数の生薬の作用と注意を持ちます。「なら副作用がない」という見方はできません。

漢方処方は体力や症状など適応の条件を確認します。による、ビタミンなども、それぞれの目的と禁忌・相談事項を区別します。

同じ症状名でも全処方が同じ人に合うわけではありません。別商品の併用では名まで含めてを確認します。

出典・参考資料

試験の公式案内と、この記事の参考にした学習資料です。

編集:Pinternet Works · 更新日:

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