ネットワークとは
ネットワークとは、複数の機器を接続してデータをやり取りする仕組みで、層ごとに役割を分けます。

荷物を送るときの宛先と、確実に届けるための確認は別の役割です。ネットワークも層ごとに担当を分けます。
基本の仕組み

IPは宛先へパケットを届ける役割を担い、TCPは順序や再送などで信頼性を補います。DNSは名前に対応するIPアドレスなどを問い合わせます。
IPv4の/24は先頭24ビットがネットワーク部で、残り8ビットがホスト部です。通常のサブネットでは全0と全1を除く254個をホストへ割り当てられます。
一般にホスト部がnビットなら、割当て可能なホスト数は2^n−2個です。/26ならホスト部は6ビットで62個、サブネットマスクは255.255.255.192です。IPアドレスとサブネットマスクのANDを取るとネットワークアドレスが求まります。
DNSと暗号化を混同しないことが重要です。また、2台を結ぶだけの/31(RFC 3021)のような特別な利用法では、一般的なホスト数の式がそのまま当てはまりません。
層ごとの通信の役割

OSI基本参照モデルは通信の機能を7層に分けます。IPはネットワーク層でネットワーク間の転送を、TCP・UDPはトランスポート層でアプリケーションへの受渡しを担います。TCPは信頼性のある転送、UDPは接続確立なしの軽量な転送です。
DNSは名前解決、HTTPはWebの要求・応答、TLSは通信の保護を担います。通信相手のアプリケーションはポート番号で区別し、HTTPは80番、HTTPSは443番、DNSは53番、SMTPは25番が標準です。
NAPT(IPマスカレード)は、社内のプライベートIPアドレスとポート番号の組を、グローバルIPアドレスとポート番号の組へ変換し、複数の機器で一つのグローバルアドレスを共用します。
| 仕組み | 主な役割 |
|---|---|
| IP | 宛先への転送 |
| TCP | 再送等による信頼性 |
| UDP | 接続確立なしの軽量な転送 |
| DNS | 名前解決 |
| TLS | 通信内容の保護 |
| OSIの層 | 主なプロトコル・機器 |
|---|---|
| 第7層 アプリケーション層 | HTTP、SMTP、DNS |
| 第4層 トランスポート層 | TCP、UDP |
| 第3層 ネットワーク層 | IP、ルータ |
| 第2層 データリンク層 | イーサネット、MACアドレス、スイッチ |
| 第1層 物理層 | ケーブル、リピータ |
試験に出る
- IPは宛先へ届ける役割、TCPは順序・再送で信頼性を補う役割。
- DNSは名前に対応するIPアドレスを調べる仕組みで、暗号化とは別。
- /24はネットワーク部24ビット・ホスト部8ビットで、通常254台が割当可能。
- ホスト部nビットで2^n−2台の計算(/26なら62台)と、サブネットマスクとのANDでネットワークアドレスを求めること。
- /31など特別な利用法では通常の式が当てはまらないこと。
- OSI基本参照モデルの層とプロトコル・機器の対応、代表的なポート番号。
重要な言葉
- TCP
- 順序制御や再送で信頼性を補う通信プロトコル。
- DNS
- 名前に対応するIPアドレスなどを調べる仕組み。
- サブネット
- ネットワークを分割した範囲。
- ホスト部
- IPアドレスのうち機器に割り当てる部分。
確認問題
確かめよう通常の/24サブネットのホスト部は何ビット?
32−24=8ビットです。
DNSは通信内容を暗号化する仕組みである。
通常の/24サブネットでは、ホスト部は8ビットである。
名前に対応するIPアドレスを調べる仕組みは?
通常の/24サブネットでホストに割り当てられる個数は?
荷物を送るときのと、確実に届けるための確認は別の役割です。ネットワークもに担当を分けます。
IPは宛先へパケットを届ける役割を担い、は順序や再送などで信頼性を補います。は名前に対応するIPアドレスなどを問い合わせます。
IPv4のは先頭24ビットがネットワーク部で、残り8ビットがホスト部です。通常のサブネットでは全0と全1を除くをホストへ割り当てられます。
と暗号化を混同しないことが重要です。また、2台を結ぶだけの(RFC 3021)のような特別な利用法では、一般的なホスト数の式がそのまま当てはまりません。
出典・参考資料
試験の公式案内と、この記事の参考にした学習資料です。
編集:Pinternet Works · 更新日:
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