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基本情報技術者試験 · 学習ガイド

ネットワーク

ネットワークとは

ネットワークとは、複数の機器を接続してデータをやり取りする仕組みで、層ごとに役割を分けます。

IPv4アドレスの32ビットを、ネットワーク部24ビットとホスト部8ビットへ分けた図。
考え方の例:IPv4の/24では、32ビットのうち先頭24ビットがネットワーク部、残り8ビットがホスト部です。アドレス数と端末に割り当てられる数は区別します。

荷物を送るときの宛先と、確実に届けるための確認は別の役割です。ネットワークも層ごとに担当を分けます。

基本の仕組み

基本の仕組みの図解。中央に/24のIPアドレスを横長の帯で描き、縦線で左の先頭24ビットと右の残り8ビットを仕切る。右側のホスト部から下の候補箱へ矢印を伸ばし、全0・全1の2枚を取り除いた先に「254個」を置く。
覚えること:通常の/24では全0・全1を除き254個

IPは宛先へパケットを届ける役割を担い、TCPは順序や再送などで信頼性を補います。DNSは名前に対応するIPアドレスなどを問い合わせます。

IPv4の/24は先頭24ビットがネットワーク部で、残り8ビットがホスト部です。通常のサブネットでは全0と全1を除く254個をホストへ割り当てられます。

一般にホスト部がnビットなら、割当て可能なホスト数は2^n−2個です。/26ならホスト部は6ビットで62個、サブネットマスクは255.255.255.192です。IPアドレスとサブネットマスクのANDを取るとネットワークアドレスが求まります。

DNSと暗号化を混同しないことが重要です。また、2台を結ぶだけの/31(RFC 3021)のような特別な利用法では、一般的なホスト数の式がそのまま当てはまりません。

層ごとの通信の役割

層ごとの通信の役割の図解。中央を横線で上下に分け、下段はネットワーク層のIPが二つのネットワーク間を転送する横矢印、上段はトランスポート層のTCP・UDPからアプリケーションへ向かう矢印で描く。二つの矢印の行き先を変え、役割の違いを見せる。
覚えること:IPは網間転送、TCP・UDPはアプリへ

OSI基本参照モデルは通信の機能を7層に分けます。IPはネットワーク層でネットワーク間の転送を、TCP・UDPはトランスポート層でアプリケーションへの受渡しを担います。TCPは信頼性のある転送、UDPは接続確立なしの軽量な転送です。

DNSは名前解決、HTTPはWebの要求・応答、TLSは通信の保護を担います。通信相手のアプリケーションはポート番号で区別し、HTTPは80番、HTTPSは443番、DNSは53番、SMTPは25番が標準です。

NAPT(IPマスカレード)は、社内のプライベートIPアドレスとポート番号の組を、グローバルIPアドレスとポート番号の組へ変換し、複数の機器で一つのグローバルアドレスを共用します。

層ごとの通信の役割
仕組み主な役割
IP宛先への転送
TCP再送等による信頼性
UDP接続確立なしの軽量な転送
DNS名前解決
TLS通信内容の保護
層ごとの通信の役割
OSIの層主なプロトコル・機器
第7層 アプリケーション層HTTP、SMTP、DNS
第4層 トランスポート層TCP、UDP
第3層 ネットワーク層IP、ルータ
第2層 データリンク層イーサネット、MACアドレス、スイッチ
第1層 物理層ケーブル、リピータ

試験に出る

  • IPは宛先へ届ける役割、TCPは順序・再送で信頼性を補う役割。
  • DNSは名前に対応するIPアドレスを調べる仕組みで、暗号化とは別。
  • /24はネットワーク部24ビット・ホスト部8ビットで、通常254台が割当可能。
  • ホスト部nビットで2^n−2台の計算(/26なら62台)と、サブネットマスクとのANDでネットワークアドレスを求めること。
  • /31など特別な利用法では通常の式が当てはまらないこと。
  • OSI基本参照モデルの層とプロトコル・機器の対応、代表的なポート番号。

重要な言葉

TCP
順序制御や再送で信頼性を補う通信プロトコル。
DNS
名前に対応するIPアドレスなどを調べる仕組み。
サブネット
ネットワークを分割した範囲。
ホスト部
IPアドレスのうち機器に割り当てる部分。

確認問題

確かめよう通常の/24サブネットのホスト部は何ビット?

32−24=8ビットです。

DNSは通信内容を暗号化する仕組みである。

通常の/24サブネットでは、ホスト部は8ビットである。

名前に対応するIPアドレスを調べる仕組みは?

通常の/24サブネットでホストに割り当てられる個数は?

荷物を送るときのと、確実に届けるための確認は別の役割です。ネットワークもに担当を分けます。

IPは宛先へパケットを届ける役割を担い、は順序や再送などで信頼性を補います。は名前に対応するIPアドレスなどを問い合わせます。

IPv4のは先頭24ビットがネットワーク部で、残り8ビットがホスト部です。通常のサブネットでは全0と全1を除くをホストへ割り当てられます。

と暗号化を混同しないことが重要です。また、2台を結ぶだけの(RFC 3021)のような特別な利用法では、一般的なホスト数の式がそのまま当てはまりません。

出典・参考資料

試験の公式案内と、この記事の参考にした学習資料です。

編集:Pinternet Works · 更新日:

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