旧制度の午前・午後と、2023年度以降の科目A・科目Bの公開問題を区別しています。現在の試験対策では現行シラバスと科目Bの形式を確認してください。公開問題は本試験の全出題を網羅する資料ではありません。
2024年度 科目A 公開問題の概要
論理演算の真理値表の導出
基礎理論 · 論理演算 / 真理値表
X及びYはそれぞれ0又は1の値をとる変数である。X □ YをXとYの論理演算としたとき,次の真理値表が得られた。X □ Yの真理値表として正しいものはどれか。 〔真理値表〕 ・X=0, Y=0のとき: X AND (X □ Y) = 0, X OR (X □ Y) = 1 ・X=0, Y=1のとき: X AND (X □ Y) = 0, X OR (X □ Y) = 1 ・X=1, Y=0のとき: X AND (X □ Y) = 0, X OR (X □ Y) = 1 ・X=1, Y=1のとき: X AND (X □ Y) = 1, X OR (X □ Y) = 1
解答・解説を表示
解答
ウ
解説
まず要点:X □ Y の真理値表は、X=0の行では X OR (X □ Y) の結果がそのまま □ を表し、X=1の行では X AND (X □ Y) の結果がそのまま □ を表す、という手がかりから逆算できます。論理和(OR)は「どちらか一方でも1なら1」になる計算です。論理積(AND)は「両方が1のときだけ1」になる計算です。
解き方
- X=0の第1行と第2行では、0 OR (X □ Y)=1 なので、X □ Yはどちらも1と決まります。
- X=1の第3行と第4行では、1 AND (X □ Y) の結果がそのままX □ Yとなり、第3行は0、第4行は1と求まります。
- 選択肢 ア不正解
- これは X AND Y の真理値表で、X=0のとき X OR (X □ Y) が1にならず条件に合いません。
- 選択肢 イ不正解
- これは Y そのものの真理値表で、(X,Y)=(0,0)のとき X OR (X □ Y) が0になり条件に反します。
- 選択肢 ウ正解
- 求めた真理値(0,0)→1,(0,1)→1,(1,0)→0,(1,1)→1と完全に一致しています。
- 選択肢 エ不正解
- これは X NAND Y の真理値表で、(X,Y)=(1,1)のとき X AND (X □ Y) が0になり条件に反します。
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覚えるポイント
- 0 OR A = A
- 1 AND A = A
間違えやすいところ
- X AND と X OR の列を混同して逆算してしまう誤り。
出題の前提:問題冊子の真理値表および論理演算の基本定義に基づく。
出典:IPA『2024年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.2 ↗(www.ipa.go.jp)
ASCIIコードとハッシュ値の衝突
基礎理論 · ハッシュ関数 / ASCIIコード / ハッシュ衝突
キーが小文字のアルファベット1文字(a, b, …, zのいずれか)であるデータを,大きさが10のハッシュ表に格納する。ハッシュ関数として,アルファベットのASCIIコードを10進表記法で表したときの1の位の数を用いることにする。衝突が起こるキーの組合せはどれか。ASCIIコードでは,昇順に連続した2進数が,アルファベット順にコードとして割り当てられている。
解答・解説を表示
解答
エ
解説
まず要点:整数の下1桁は10で割った余りなので、2つの文字のASCIIコードの1の位が等しいのは、文字コードの差が10の倍数になるときです。ASCIIコード(文字に割り当てられた番号)では、小文字a〜zは順番に1ずつ増える連続した値になっています。そのため、アルファベット順の番号の差が10の倍数かどうかで衝突を判定できます。
解き方
- 小文字a〜zには連続した番号が割り当てられているので、aを1番目として各文字の順番を数えます。
- 各選択肢の2文字の順番の差を計算し、その差が10の倍数になる組み合わせを探します。
- 選択肢 ア不正解
- aは1番目、iは9番目で、差は9−1=8となり10の倍数ではないため衝突しません。
- 選択肢 イ不正解
- bは2番目、rは18番目で、差は18−2=16となり10の倍数ではないため衝突しません。
- 選択肢 ウ不正解
- cは3番目、lは12番目で、差は12−3=9となり10の倍数ではないため衝突しません。
- 選択肢 エ正解
- dは4番目、xは24番目で、差は24−4=20と10の倍数になるため1の位が一致して衝突します。
覚えるポイント
- 1の位の一致はmod 10が等しいことと同値である。
間違えやすいところ
- 小文字aのASCIIコード(97)を覚えていないと解けないと誤解してしまうこと。
出題の前提:問題文の「昇順に連続した2進数がアルファベット順にコードとして割り当てられている」という条件に基づく。
出典:IPA『2024年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.2 ↗(www.ipa.go.jp)
キャッシュメモリの実効アクセス時間とヒット率
コンピュータシステム · キャッシュメモリ / 実効アクセス時間 / ヒット率
キャッシュメモリと主記憶のアクセス時間だけが異なり,他の条件は同じ2種類のCPU XとYがある。あるプログラムをCPU XとYとでそれぞれ実行したところ,両者の処理時間が等しかった。このとき,キャッシュメモリのヒット率は幾らか。ここで,CPU以外の処理による影響はなく、アクセス時間は表のとおりとする。 〔アクセス時間(ナノ秒)〕 ・CPU X: キャッシュメモリ 40,主記憶 400 ・CPU Y: キャッシュメモリ 20,主記憶 580
解答・解説を表示
解答
イ
解説
まず要点:メモリの実効アクセス時間は「キャッシュの時間×ヒット率+主記憶の時間×(1−ヒット率)」で求めます。ヒット率とは、アクセスしたデータがキャッシュメモリ(高速で小さなメモリ)に入っている割合です。2つのCPUの処理時間が等しいときは、この実効アクセス時間も等しくなります。
解き方
- キャッシュのヒット率をhとして、CPU XとCPU Yの実効アクセス時間の式をそれぞれ立てます。
- 2つの式を等しいとおいて、hについての方程式「400−360h=580−560h」を解き、h=0.90を求めます。
- 選択肢 ア不正解
- h=0.75を代入するとXは130ns、Yは160nsとなり等しくならないため誤りです。
- 選択肢 イ正解
- h=0.90のときXもYも76nsとなり等しくなるので正しいです。
- 選択肢 ウ不正解
- h=0.95を代入するとXは58ns、Yは48nsとなり等しくならないため誤りです。
- 選択肢 エ不正解
- h=0.96を代入するとXは54.4ns、Yは42.4nsとなり等しくならないため誤りです。
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覚えるポイント
- 実効アクセス時間 = ヒット率×キャッシュ時間 + (1-ヒット率)×主記憶時間
間違えやすいところ
- (1−h)の項を主記憶のアクセス時間に掛け忘れる誤り。
出題の前提:問題文に与えられたCPU XおよびYのアクセス時間一覧表に基づく。
出典:IPA『2024年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.3 ↗(www.ipa.go.jp)
システムの稼働率の計算
コンピュータシステム · MTBF / MTTR / 稼働率
あるシステムの今年度のMTBFは3,000時間,MTTRは1,000時間である。翌年度はMTBFについて今年度の20%分の改善,MTTRについて今年度の10%分の改善を図ると,翌年度の稼働率は何%になるか。
解答・解説を表示
解答
エ
解説
まず要点:システムの稼働率は「MTBF÷(MTBF+MTTR)」で求めます。MTBFは「故障してから次に故障するまでの平均時間」で、長くなると稼働率が上がります。MTTRは「故障してから復旧するまでの平均時間」で、短くなると稼働率が上がります。20%改善とは1.2倍、10%改善とは0.9倍で計算します。
解き方
- 改善後の値を求めます。MTBFは20%改善で3,000×1.2=3,600時間、MTTRは10%短縮で1,000×0.9=900時間です。
- 稼働率の式に代入し、3,600÷(3,600+900)=0.8=80%を求めます。
- 選択肢 ア不正解
- MTTRを10%増やして(悪化させて)計算したときに近い、誤った値です。
- 選択肢 イ不正解
- 今年度の稼働率 3,000÷(3,000+1,000)=75% より低く、計算が誤っています。
- 選択肢 ウ不正解
- 計算の手順を間違えると出てくる不適切な数値です。
- 選択肢 エ正解
- 改善後はMTBF=3,600時間、MTTR=900時間となり、3,600÷(3,600+900)=0.80(80%)で正しいです。

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覚えるポイント
- 稼働率 = MTBF / (MTBF + MTTR)
- MTTRの改善は時間短縮(減少)を意味する
間違えやすいところ
- MTTRの「改善」を値の増加(1,100時間)と勘違いして計算してしまうこと。
出題の前提:信頼性指標(MTBF, MTTR, 稼働率)の標準的な定義に基づく。
出典:IPA『2024年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.3 ↗(www.ipa.go.jp)
ロジックマッシュアップの事例
技術要素 · マッシュアップ / ロジックマッシュアップ / Webサービス連携
複数のWebサービスの入出力処理を連結させて新たなサービスを提供する,“ロジックマッシュアップ”の例はどれか。
解答・解説を表示
解答
ウ
解説
まず要点:ロジックマッシュアップは、あるWebサービスの出力を別のWebサービスの入力としてつなぎ、処理を連続して実行する仕組みです。マッシュアップとは、複数のWebサービスやAPI(外部から利用できる機能)を組み合わせて新しいサービスを作る技術です。画面に並べて表示するだけのものや、データを集めてグラフにするだけのものは含みません。
解き方
- 各選択肢が、画面の重ね合わせか、データの収集・可視化か、サービスの入出力の連結かを見分けます。
- 「施設リストを取得し、それを別のWebサービスに渡して空室状況を得る」というウが入出力の連結に当たります。
- 選択肢 ア不正解
- 店舗情報と地図を画面に並べて表示するだけの、見た目を組み合わせるマッシュアップです。
- 選択肢 イ不正解
- 複数のサービスからデータを集めてグラフに加工する、データマッシュアップの例です。
- 選択肢 ウ正解
- 取得した施設リストを別のWebサービスに渡して空室状況を取得しており、処理をつないでいるので該当します。
- 選択肢 エ不正解
- Ajaxなどの非同期通信で画面の一部だけを更新する技術の説明で、マッシュアップではありません。
覚えるポイント
- ロジックマッシュアップはAPIの入出力を連鎖・連携させる仕組み
間違えやすいところ
- 画面をまとめて表示するだけのマッシュアップと混同すること。
出題の前提:Webサービスおよびマッシュアップ技術の分類概念に基づく。
出典:IPA『2024年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.4 ↗(www.ipa.go.jp)
境界を滑らかにする画像処理手法(アンチエイリアシング)
技術要素 · コンピュータグラフィックス / アンチエイリアシング
液晶ディスプレイなどの表示装置において,傾いた直線の境界を滑らかに表示する手法はどれか。
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解答
ア
解説
まず要点:傾いた直線の境界を滑らかに見せる手法はアンチエイリアシングです。画素(ピクセル)は四角い点なので、斜めの線を描くと境界がギザギザ(ジャギー)になります。境界の画素に背景色と描画色の中間の色を混ぜて置くことで、人間の目には滑らかに見えます。
解き方
- 問題文にある「傾いた直線の境界を滑らかに表示する手法」という説明を確認します。
- CGの各手法(影付け、画像の貼り付け、凹凸表現など)の用語と比べ、アンチエイリアシングを選びます。
- 選択肢 ア正解
- ギザギザの境界に中間の色を置いて滑らかに見せる手法で、問題文の説明と一致します。
- 選択肢 イ不正解
- 光の当たり方に合わせて3Dの物体に影を付ける手法で、境界を滑らかにするものではありません。
- 選択肢 ウ不正解
- 3Dの面に2次元の画像を貼り付けて質感を表現する手法です。
- 選択肢 エ不正解
- 表面の向きを変えて、でこぼこがあるように見せる手法です。
覚えるポイント
- アンチエイリアシングはギザギザ(ジャギー)を目立たなくする手法
間違えやすいところ
- シェーディング(影付け)やテクスチャマッピング(質感の付与)と混同すること。
出題の前提:コンピュータグラフィックスの基本用語に基づく。
出典:IPA『2024年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.4 ↗(www.ipa.go.jp)
DBMSのトランザクション特性(原子性)
技術要素 · データベース / ACID特性 / 原子性 (Atomicity)
DBMSに実装すべき原子性(atomicity)を説明したものはどれか。
解答・解説を表示
解答
ウ
解説
まず要点:原子性(Atomicity)とは、トランザクション(ひとまとまりの処理)の中身が「すべて実行されるか、すべて取り消されるか」のどちらかになる性質です。途中で失敗しても、中途半端な状態にはなりません。これはデータベースの信頼性を支えるACID特性の1つです。
解き方
- ACID特性の各定義(A:原子性、C:一貫性、I:独立性、D:耐久性)を思い出します。
- 各選択肢と照らし合わせ、「すべて実行かすべて取消か」を説明するウを原子性と判断します。
- 選択肢 ア不正解
- 何度実行しても結果が同じになる「冪等性(べきとうせい)」の説明です。
- 選択肢 イ不正解
- 更新した内容が障害後も失われない「耐久性」の説明です。
- 選択肢 ウ正解
- 「すべて実行か、すべて取り消しか」を意味する原子性の正しい説明です。
- 選択肢 エ不正解
- 他のトランザクションの影響を受けない「独立性」の説明です。
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覚えるポイント
- 原子性 (Atomicity) = All or Nothing (全実行または全取消)
間違えやすいところ
- 耐久性や独立性の説明と取り違えてしまうこと。
出題の前提:関係データベース管理システムにおけるACID特性の定義に基づく。
出典:IPA『2024年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.4 ↗(www.ipa.go.jp)
LAN間接続装置の機能と役割
技術要素 · ネットワーク機器 / リピータ / OSI基本参照モデル
LAN間接続装置に関する記述のうち,適切なものはどれか。
解答・解説を表示
解答
ウ
解説
まず要点:LAN間接続装置は、OSI基本参照モデル(通信の役割を7つの階層に分けた考え方)のどの層で働くかで役割が分かれます。第1層(物理層)は信号を増幅するリピータ、第2層(データリンク層)はMACアドレスを使うブリッジ、第3層(ネットワーク層)はIPアドレスを使うルータ、第4〜7層はプロトコルを変換するゲートウェイです。
解き方
- 各装置がOSI基本参照モデルの何層で動き、何を基に中継や変換をするのかを整理します。
- 「物理層で信号を増幅して距離を延ばす」というリピータの説明であるウが正しいと確認します。
- 選択肢 ア不正解
- ゲートウェイは主に第4層から第7層の異なるプロトコルを相互に変換する装置です。
- 選択肢 イ不正解
- ブリッジは第2層で動き、IPアドレスではなくMACアドレスを基にフレームを中継します。
- 選択肢 ウ正解
- リピータは第1層で電気信号を増幅・整形して中継し、伝送距離を延ばす装置です。
- 選択肢 エ不正解
- ルータは第3層で動き、MACアドレスではなくIPアドレスを基にパケットを中継します。
関連する分野を学ぶ
覚えるポイント
- 物理層: リピータ (信号増幅)
- データリンク層: ブリッジ (MACアドレス)
- ネットワーク層: ルータ (IPアドレス)
- トランスポート層以上: ゲートウェイ (プロトコル変換)
間違えやすいところ
- ブリッジとルータが使うアドレス(MACアドレスとIPアドレス)を逆にしてしまう誤り。
出題の前提:OSI基本参照モデルにおけるネットワーク中継装置の標準的定義に基づく。
出典:IPA『2024年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.5 ↗(www.ipa.go.jp)
ペネトレーションテストの定義
情報セキュリティ · ペネトレーションテスト / セキュリティ評価手法 / 脆弱性診断
情報システムのセキュリティ評価手法の一つであるペネトレーションテストに該当する記述として、適切なものはどれか。
解答・解説を表示
解答
ウ
解説
まず要点:ペネトレーションテストは、実際にシステムへ侵入を試みるテストです。既知の弱点(脆弱性)や攻撃の手口を使って、外部や内部から本当に侵入できるかを確かめます。設計書の確認や、道具で弱点を探すだけの検査とは違い、被害がどこまで及ぶかまで調べます。
解き方
- ペネトレーションテストが「実際に侵入を試みるテスト」であることをまず確かめます。
- 各選択肢が示す検査や運用の方法と比べ、侵入の試みを書いているものを選びます。
- 選択肢 ア不正解
- 設計書やソースコードを目で見て確かめる方法は、コードレビューや静的コード解析(プログラムを動かさず調べる手法)の説明です。
- 選択肢 イ不正解
- ファイルのハッシュ値(データを短い文字列に変えた値)を比べて変更を見つける方法は、改ざん検知の説明です。
- 選択肢 ウ正解
- 弱点を探し、実際にサーバへ侵入を試して安全かを確かめるテストで、ペネトレーションテストの定義そのものです。
- 選択肢 エ不正解
- IPFIX(通信の流れの情報をまとめて送る仕組み)を分析して異常な通信を見つける方法は、通信監視の説明です。
覚えるポイント
- ペネトレーションテスト=実際に疑似攻撃を行い侵入可否を検証するテスト
間違えやすいところ
- 道具で弱点を探すだけの「脆弱性診断(スキャナ診断)」と、実際に侵入を試す「ペネトレーションテスト」を混同しないようにしましょう。
出題の前提:公開問題の記載および一般的なシラバス基準による
出典:IPA『2024年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.5 ↗(www.ipa.go.jp)
SQLインジェクション対策
情報セキュリティ · SQLインジェクション / プレースホルダ / Webアプリケーションセキュリティ
WebアプリケーションにおけるSQLインジェクション攻撃への根本的な対策として、有効なものはどれか。
解答・解説を表示
解答
エ
解説
まず要点:SQLインジェクション対策の基本は、プレースホルダを使うことです。SQLインジェクションは、入力した文字をそのまま命令文(SQL文)につなげることで、悪意のある命令を実行させられる弱点です。プレースホルダを使えば命令文の形と入力データを分けて扱えるので、命令を注入されません。
解き方
- SQLインジェクションの原因(文字列の連結で命令文の形が変わること)を整理します。
- 入力値を命令ではなくデータとして扱うプレースホルダを選択肢から探します。
- 選択肢 ア不正解
- http/httpsで始まるURLだけを許可する対策は、クロスサイトスクリプティング(XSS)や不正な転送への対策です。
- 選択肢 イ不正解
- 入力値でサーバ内のファイル名を直接指定しない対策は、ディレクトリトラバーサル(上の階層へ遡る攻撃)への対策です。
- 選択肢 ウ不正解
- 外部のスタイルシートを取り込ませない対策は、意図しない見た目の適用などを防ぐ対策です。
- 選択肢 エ正解
- プレースホルダで命令文の形と入力データを分離すると、悪意あるSQL文の注入を根本から防げます。

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覚えるポイント
- SQLインジェクションの根本対策=プレースホルダ(バインド機構)の利用
間違えやすいところ
- ディレクトリトラバーサルやクロスサイトスクリプティング(XSS)の対策と混同しないよう注意しましょう。
出題の前提:IPA「安全なウェブサイトの作り方」等のセキュリティ指針に準拠
出典:IPA『2024年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.5 ↗(www.ipa.go.jp)
トップダウンテストにおける下位モジュールの代替
ソフトウェア開発管理技術 · 結合テスト / トップダウンテスト / スタブ / ドライバ
階層構造を持つモジュール群で構成されるソフトウェアの結合テストにおいて、上位のモジュールからテストを進める場合に使用する、下位モジュールの代替となるテスト用モジュールはどれか。
解答・解説を表示
解答
ウ
解説
まず要点:トップダウンテストでは、下位モジュールの代わりにスタブを使います。結合テストには、上位から下へ進めるトップダウンテストと、下位から上へ進めるボトムアップテストがあります。トップダウンテストでは、まだ作っていない下位モジュールの代役がスタブです。逆にボトムアップテストでは、上位モジュールの代役にドライバを使います。
解き方
- 問題文から「上位から行う(トップダウンテスト)」「下位の代替」という条件を読み取ります。
- 上位の代替がドライバ、下位の代替がスタブと確認し、スタブを選びます。
- 選択肢 ア不正解
- エミュレータは、別のハードウェアやソフトウェアの動きをまねて、違う環境でも同じように動かすものです。
- 選択肢 イ不正解
- シミュレータは、物理的な現象やシステムの動きを計算で模擬的に再現するソフトウェアです。
- 選択肢 ウ正解
- トップダウンテストで、未完成の下位モジュールの代わりに呼ばれ、決めた戻り値を返すのがスタブです。
- 選択肢 エ不正解
- ドライバは、ボトムアップテストで未完成の上位モジュールの代わりに下位モジュールを呼ぶものです。
覚えるポイント
- トップダウン=下位の代替=スタブ、ボトムアップ=上位の代替=ドライバ
間違えやすいところ
- 「スタブ」と「ドライバ」のどちらが上位・下位の代替か取り違えないよう整理して覚えましょう。
出題の前提:公開問題の記載および一般的なシラバス基準による
出典:IPA『2024年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.6 ↗(www.ipa.go.jp)
スクラムのイベント(デイリースクラム)
ソフトウェア開発管理技術 · アジャイル開発 / スクラム / デイリースクラム
アジャイル開発手法のスクラムで定義されているイベントのうち、スプリント期間中に毎日決まった時間・場所で短時間実施し、チーム全員が進捗状況や作業計画を共有するものはどれか。
解答・解説を表示
解答
エ
解説
まず要点:毎日決まった時間に短時間で行う進捗共有の場は、デイリースクラムです。スクラムではスプリント(反復する短期間)中に4つの公式イベントがあります。中でもデイリースクラムは毎日15分程度で、進捗や作業予定、障害を共有してチームの動きをそろえます。
解き方
- 問題文の「毎日決まった時間・場所」「進捗や今後の作業計画を共有」という特徴に注目します。
- スクラムのイベントの中から、毎日行うデイリースクラムを特定します。
- 選択肢 ア不正解
- スプリントプランニングは、スプリントの始めに何をどう進めるかを計画するイベントです。
- 選択肢 イ不正解
- スプリントレトロスペクティブは、スプリントの終わりにチームの働き方を振り返り改善点を出すイベントです。
- 選択肢 ウ不正解
- スプリントレビューは、スプリント終盤に成果物を見せて評価や意見をもらうイベントです。
- 選択肢 エ正解
- デイリースクラムは、毎日決まった時間に15分程度で行い、進捗や予定、障害を共有するイベントです。
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覚えるポイント
- デイリースクラム=毎日短時間で行う進捗と計画の共有ミーティング
間違えやすいところ
- 成果物を確認する「レビュー」や働き方を振り返る「レトロスペクティブ」と、日々の進捗共有の「デイリースクラム」を混同しないようにしましょう。
出題の前提:スクラムガイドおよび一般的なシラバス基準による
出典:IPA『2024年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.6 ↗(www.ipa.go.jp)
アローダイアグラムによるプロジェクト所要日数の計算
プロジェクトマネジメント · アローダイアグラム / クリティカルパス / 最早結合点時刻
図のアローダイアグラムで表されるプロジェクトにおいて、作業A(30日)完了後に作業B(5日)、C(30日)、D(20日)へ分岐し、作業Bの終了から作業Cの終了へダミー作業、作業Cの終了から作業Dの終了へダミー作業が存在する。その後、Bの終了からはE(40日)、Cの終了からはF(25日)、Dの終了からはG(30日)がつながり、合流後に作業H(30日)を行って完了する。プロジェクトの完了までに最少で要する日数は何日か。
解答・解説を表示
解答
ウ
解説
まず要点:最少所要日数は、クリティカルパス(最も長い経路)の日数の合計です。ダミー作業は所要日数0日で、作業の順序のきまりだけを表します。各結合点では、そこへ来るすべての経路のうち最も遅い時刻を使って計算します。
解き方
- 各結合点の最早時刻(開始を0日とする)を順に求めます。作業Aの終了は0+30=30日です。
- 作業Bの終了は30+5=35日です。Cの終了へは、C経由(30+30=60)とBからのダミー経由(35)が合流し、大きい60日になります。
- 作業Dの終了へは、D経由(30+20=50)とCからのダミー経由(60)が合流し、大きい60日になります。
- E・F・Gが合流する点では、E経由75日・F経由85日・G経由90日のうち最大の90日になります。
- 合流点から作業H(30日)を行うので、完了は90+30=120日になります。
- 選択肢 ア不正解
- 105日はA→B→E→H(30+5+40+30)の合計ですが、他の長い経路を見ていないため誤りです。
- 選択肢 イ不正解
- 115日はA→C→F→H(30+30+25+30)の合計ですが、Gを通る経路の方が長いため誤りです。
- 選択肢 ウ正解
- A(30)+C(30)+ダミー(0)+G(30)+H(30)=120日で、これが最も長い経路なので正解です。
- 選択肢 エ不正解
- 125日は、同時に進む作業の日数を重ねて足すなど、計算のしかたが誤っています。
関連する分野を学ぶ
覚えるポイント
- 最少完了日数=クリティカルパス(最長所要時間の経路)の長さ
間違えやすいところ
- ダミー作業(所要時間0)の順序のきまりを見落とし、Dの終了を単純にA+D=50日と計算しないよう注意しましょう。
出題の前提:公開問題の記載および一般的なシラバス基準による
出典:IPA『2024年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.6 ↗(www.ipa.go.jp)
システム開発と運用の連携(サービス移行)
サービスマネジメント · サービス設計 / サービス移行 / 運用要件 / 開発と運用の連携
システムの開発部門と運用部門が別々に組織化されているとき、システム開発を伴う新規サービスの設計及び移行を円滑かつ効果的に進めるための方法として、適切なものはどれか。
解答・解説を表示
解答
ウ
解説
まず要点:サービス移行を円滑にするには、上流工程から運用部門が参加することが大切です。運用部門が持つバックアップや監視、障害復旧などの運用の要件を、早い段階で組み込めます。そうすれば、公開直前の手戻りや本番後のトラブルを防げます。
解き方
- 開発部門と運用部門が分かれた組織で、移行を円滑にする望ましい進め方を考えます。
- 開発の後半で一方的に引き渡すのではなく、上流工程から運用要件の抽出に参加する選択肢を選びます。
- 選択肢 ア不正解
- 運用テストの完了後に初めて仕様を説明するのでは、問題の発覚や手戻りが遅れ、移行が円滑に進みません。
- 選択肢 イ不正解
- 運用テストを進めるには、内部仕様をよく知る開発部門の支援や連携が欠かせません。
- 選択肢 ウ正解
- 早い要件定義の段階から運用部門が参加して運用要件を出すことは、円滑な移行につながる適切な方法です。
- 選択肢 エ不正解
- 運用テストは本来、運用部門(運用担当者を含む体制)が主体となって行い、実運用に耐えるか確かめるべきです。
覚えるポイント
- サービス移行の成功には、初期の要件定義から運用部門が参画することが重要
間違えやすいところ
- 「開発が終わってから運用へ引き渡す」という古い考えの記述を、正解と間違えないようにしましょう。
出題の前提:ITIL等のITサービスマネジメントのフレームワークに準拠
出典:IPA『2024年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.7 ↗(www.ipa.go.jp)
非構造化データの構造化データへの加工
データベース · ビッグデータ / 非構造化データ / 構造化データ / 自然言語処理
ビッグデータ分析の前段階として、非構造化データを構造化データに加工する処理を記述している事例はどれか。
解答・解説を表示
解答
エ
解説
まず要点:非構造化データを構造化データに変える例は、自由な文章を分析してデータベースに保管する加工です。構造化データは、関係データベースやCSVのように行と列が決まったデータです。非構造化データは、自由な文章や音声、画像など形が決まっていないデータを指します。
解き方
- 加工前が「非構造化データ(自由な文章や画像)」で、加工後が「構造化データ(表形式やRDB保管)」の事例を探します。
- 各選択肢の変換元と変換先を比べ、文章からRDB保管へ加工するものを選びます。
- 選択肢 ア不正解
- RDBの財務データも表計算データも構造化データで、構造化から構造化への変換の例です。
- 選択肢 イ不正解
- 個人情報の匿名化(誰か分からないようにする加工)の話で、非構造化から構造化への加工ではありません。
- 選択肢 ウ不正解
- 表記のゆれをそろえるデータクレンジングの話で、構造化データの中の値を整える処理です。
- 選択肢 エ正解
- 口コミという自由な文章(非構造化)を要約し、関係データベース(構造化)に保管できる形に加工しています。
覚えるポイント
- 非構造化データ=文章・音声・画像、構造化データ=RDBや表形式データ
間違えやすいところ
- データクレンジング(表記の統一)や匿名化加工を、非構造化から構造化への変換と混同しないようにしましょう。
出題の前提:公開問題の記載および一般的なシラバス基準による
出典:IPA『2024年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.7 ↗(www.ipa.go.jp)
コアコンピタンスの定義
企業と法務 · 経営戦略 / コアコンピタンス / 競争優位
企業経営における「コアコンピタンス」を説明したものはどれか。
解答・解説を表示
解答
エ
解説
まず要点:コアコンピタンスは、他社がまねできない自社の中核的な強みです。顧客に特別な価値を与え、まねされにくい技術や組織の能力を指します。競争で優位に立ち続けるための源となります。
解き方
- 「コアコンピタンス」の正しい意味(他の会社が真似できない核となる強み)を思い出します。
- 各選択肢が示す経営用語(経営理念、経営目標、外部環境、競争優位の源)を見分けます。
- 選択肢 ア不正解
- 経営の基本となる精神や行動の指針は、「経営理念」や「行動基準(クレド)」の説明です。
- 選択肢 イ不正解
- 事業戦略で達成すべき到達目標は、「経営目標」や「戦略目標(KPI/KGI)」の説明です。
- 選択肢 ウ不正解
- 外部環境の機会(チャンス)と脅威(おどろき)は、SWOT分析の「外部環境分析」の説明です。
- 選択肢 エ正解
- まねが難しく競争優位の源となる独自の技術や能力・経営資源を指し、コアコンピタンスの説明です。
覚えるポイント
- コアコンピタンス=他社が真似できない、競争優位の源泉となる企業独自の強み・能力
間違えやすいところ
- 会社の精神的な基盤である「経営理念」や、目標値である「経営目標」と混同しないようにしましょう。
出題の前提:公開問題の記載および一般的なシラバス基準による
出典:IPA『2024年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.8 ↗(www.ipa.go.jp)
ブルーオーシャン戦略の定義
ストラテジ系 · ブルーオーシャン戦略 / マーケティング戦略 / 競争戦略
マーケティング戦略における「ブルーオーシャン」の説明として適切なものを選択肢から選ぶ。
解答・解説を表示
解答
ア
解説
まず要点:ブルーオーシャンとは、競争のない未開拓の市場のことです。既存の激しく競い合う市場(レッドオーシャン)から抜け出し、新しい価値を生み出してだれも争っていない市場を創り出します。W・チャン・キムとレネ・モボルニュが提唱しました。
解き方
- ブルーオーシャンが「まだ開拓されておらず競争のない市場」を指す言葉だと確認します。
- 各選択肢を見比べ、定義に合う「競争が存在していない未知の市場」を選びます。
- 選択肢 ア正解
- 競争相手がおらず、新たな需要を自分で開拓した市場を指すので正しいです。
- 選択肢 イ不正解
- コモディティ化が進み価格競争が激しい既存の市場はレッドオーシャンと呼ばれます。
- 選択肢 ウ不正解
- 新事業のアイデアを実際のビジネスに育てる期間や支援の場はインキュベーションなどです。
- 選択肢 エ不正解
- 研究開発から市場化までの間に横たわる障壁は死の谷やキャズムなどと呼ばれます。
覚えるポイント
- ブルーオーシャン=競争のない未開拓市場
- レッドオーシャン=競争が激しい既存市場
間違えやすいところ
- レッドオーシャンとブルーオーシャンの意味を反対に取り違えないようにしましょう。
出題の前提:2024年度基本情報技術者試験 科目A 公開問題問17出題条件
出典:IPA『2024年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.8 ↗(www.ipa.go.jp)
HRテック(HR Tech)の概念と活用領域
ストラテジ系 · HRテック / 情報技術の応用 / 人事情報システム
HRテック(HR Tech)の説明として適切なものを選択肢から選ぶ。
解答・解説を表示
解答
エ
解説
まず要点:HRテックとは、人事の仕事に最新のICT(情報通信技術)を活用する取り組みです。HRはHuman Resourcesの略で、人材や人事を意味します。採用・育成・評価・配属などをビッグデータ解析やAIで改善し、社員満足度を高めることを目指します。
解き方
- HRが「Human Resources(人材・人事)」を意味する言葉だと確認します。
- 各選択肢がどの分野の話か(エネルギー、破壊的革新、金融、人事)を見比べ、人事にあたるエを選びます。
- 選択肢 ア不正解
- 家庭のエネルギー使用を管理する仕組みはHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)の説明です。
- 選択肢 イ不正解
- 業界の秩序を覆すほど大きな影響を与える革新は破壊的イノベーションの説明です。
- 選択肢 ウ不正解
- 金融と技術を組み合わせた分野はFinTech(フィンテック)の説明です。
- 選択肢 エ正解
- 人事の仕事にビッグデータやAIなどのICTを活用する取り組みなので正しいです。
覚えるポイント
- HRテック=Human Resources(人事)+Technology(技術)
- FinTech=Finance+Technology
間違えやすいところ
- FinTechやEdTech、HEMSなど、よく似た他の言葉と混同しないようにしましょう。
出題の前提:2024年度基本情報技術者試験 科目A 公開問題問18出題条件
出典:IPA『2024年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.8 ↗(www.ipa.go.jp)
散布図の読み取りと相関係数
基礎理論 · 散布図 / 相関係数 / 負の相関
製品の製造要因値 x と品質特性値 y の関係をプロットした散布図(xが増加するとyが減少する右下がりのプロット)から読み取れる内容として適切なものを選択肢から選ぶ。
解答・解説を表示
解答
エ
解説
まず要点:散布図が右下がりなら、相関係数は負になります。x(要因の値)が増えるほどy(品質の値)が減る関係を負の相関と呼びます。逆に右上がりなら正の相関です。
解き方
- 与えられた散布図で、点がどの方向に並んでいるか(傾き)を確かめます。
- xの値が増えるにつれて、yの値が全体として減っている(右下がり)ことを読み取ります。
- 右下がりは負の相関を表すので、「相関係数は負である」を正解と判断します。
- 選択肢 ア不正解
- 点は直線的に右下がりなので、まず1次の回帰モデルを使えばよく、2次回帰係数は必須ではありません。
- 選択肢 イ不正解
- xからyを求める回帰式と、yからxを求める回帰式は一般に同じにはなりません。
- 選択肢 ウ不正解
- 散布図は右下がりなので相関係数は負であり、正ではありません。
- 選択肢 エ正解
- xが増えるとyが減る右下がりの傾向なので、相関係数は負になり正しいです。
覚えるポイント
- 右上がりの散布図=正の相関(相関係数 > 0)
- 右下がりの散布図=負の相関(相関係数 < 0)
間違えやすいところ
- xからyを予測する直線と、yからxを予測する直線は同じではない点に注意しましょう。
出題の前提:2024年度基本情報技術者試験 科目A 公開問題問19出題条件
出典:IPA『2024年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.9 ↗(www.ipa.go.jp)
産業財産権(工業所有権)の4つの権利
ストラテジ系 · 知的財産権 / 産業財産権 / 特許権 / 実用新案権 / 意匠権 / 商標権
日本において、産業財産権(工業所有権)と総称される四つの権利の組み合わせを選択肢から選ぶ。
解答・解説を表示
解答
ア
解説
まず要点:産業財産権(工業所有権)は、特許権・実用新案権・意匠権・商標権の四つです。これらは特許庁が管轄します。著作権は別のグループに分けられ、産業財産権には含まれません。
解き方
- 知的財産権の分類から、特許庁が管轄する産業財産権(四つの権利)の構成を思い出します。
- 著作権は文化や芸術の創作物を守る権利で、産業財産権には入らないことを確認します。
- 著作権を含まず、特許権・実用新案権・意匠権・商標権の4つがそろう選択肢アを選びます。
- 選択肢 ア正解
- 特許権・実用新案権・意匠権・商標権の四つを正しくそろえているので正しいです。
- 選択肢 イ不正解
- 著作権は知的財産権の一つですが、産業財産権には含まれません。
- 選択肢 ウ不正解
- 著作権は産業財産権に含まれず、さらに実用新案権が足りません。
- 選択肢 エ不正解
- 著作権は産業財産権に含まれず、さらに意匠権が足りません。
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覚えるポイント
- 産業財産権四法=特許法・実用新案法・意匠法・商標法
- 著作権は産業財産権には含まれない(文化庁所管)
間違えやすいところ
- 知的財産権全体と産業財産権を混同し、著作権を産業財産権に入れてしまわないようにしましょう。
出題の前提:2024年度基本情報技術者試験 科目A 公開問題問20出題条件(特許法等の産業財産権四法)
出典:IPA『2024年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.9 ↗(www.ipa.go.jp)
2024年度 科目A 公開問題
参照した公式資料
IPAが公開した2024年度 科目A 公開問題の問題・解答資料です。

