旧制度の午前・午後と、2023年度以降の科目A・科目Bの公開問題を区別しています。現在の試験対策では現行シラバスと科目Bの形式を確認してください。公開問題は本試験の全出題を網羅する資料ではありません。
2023年度 科目A 公開問題の概要
基数変換(16進小数の10進小数表現)
基礎理論 · 基数変換 / 16進数 / 小数表現
16進小数 0.C を10進小数に変換した値として、適切なものはどれか。
解答・解説を表示
解答
ウ
解説
まず要点:16進小数 0.C を10進小数に直すと 0.75 です。n進小数(基数となる数を n とした小数の表し方)は、小数点以下の各桁に n の-1乗、n の-2乗…の重みを掛けて足し合わせて求めます。16進数では C が10進数の12にあたります。
解き方
- 16進数の C は、10進数の12に置き換えます。
- 小数第1位は16の-1乗(1/16=0.0625)なので、12を掛けて0.75を求めます。
- 選択肢 ア不正解
- 16進法の C は10進法の12ですが、それをそのまま小数部に並べて0.12としたのが誤りです。
- 選択肢 イ不正解
- 12を16で割る計算の結果は0.75になるので、0.55にはならないという誤りです。
- 選択肢 ウ正解
- 16進法の C を12と読み、12×(1/16) を計算すると0.75になるので正解です。
- 選択肢 エ不正解
- 各桁の重みを正しく掛けて足し合わせた値とは合わないので誤りです。
覚えるポイント
- 16進数の各文字の値(A=10, B=11, C=12, D=13, E=14, F=15)と16の-1乗が1/16であることを確認する。
間違えやすいところ
- 16進表記の 0.C を、そのまま10進数の 0.12 と読み替えないように注意します。
出題の前提:公開問題の記載通り
出典:IPA『2023年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.2 ↗(www.ipa.go.jp)
双方向リストへの要素挿入に伴うポインタ更新
アルゴリズムとプログラミング · データ構造 / 双方向リスト / ポインタ
双方向のポインタをもつリスト構造のデータがある。社員A(アドレス100、次300、前0)、社員T(アドレス200、次0、前300)、社員K(アドレス300、次200、前100)が登録されている。この表において、新たな社員G(アドレス400)を社員Aと社員Kの間に追加するとき、追加後の表のポインタ a〜f のうち追加前と比べて値が変わるポインタだけを全て列記したものはどれか。 追加後の表のポインタ構成: ・社員A(アドレス100):次ポインタ a、前ポインタ b ・社員T(アドレス200):次ポインタ c、前ポインタ d ・社員K(アドレス300):次ポインタ e、前ポインタ f ・社員G(アドレス400):次ポインタ x、前ポインタ y
解答・解説を表示
解答
ウ
解説
まず要点:双方向リスト(前後のつながりを持つデータの並び)に新しいデータを間にはさむと、値が変わるポインタは直前の社員Aの次ポインタaと、直後になる社員Kの前ポインタfの2つだけです。新しく入れた社員G自身のポインタ(x, y)は新しく設定しますが、外側にある既存のポインタbやeはそのままです。
解き方
- 追加する前は 社員A(100) ⇄ 社員K(300) ⇄ 社員T(200) の順につながっていることを確かめます。
- 社員Aと社員Kの間に社員G(400)を入れると、社員A ⇄ 社員G ⇄ 社員K ⇄ 社員T の順につながります。
- 値が変わるのは社員Aの次ポインタa(300→400)と社員Kの前ポインタf(100→400)だけで、ほかは変わりません。
- 選択肢 ア不正解
- 社員Aの前ポインタbと社員Kの次ポインタeは、社員Gを入れても値が変わらないので誤りです。
- 選択肢 イ不正解
- 社員Kの次ポインタeは社員Tへのつながりのままで変化しないので誤りです。
- 選択肢 ウ正解
- 社員Aの次ポインタaと社員Kの前ポインタfだけが、新しい社員Gを指すように変わるので正解です。
- 選択肢 エ不正解
- bとeはどちらも変化しないポインタなので、変わるものの組み合わせになっていません。
覚えるポイント
- リスト構造の要素挿入では、挿入箇所の前後のノードが持つ互いへのポインタだけが書き換わる。
間違えやすいところ
- 新しく入れたノード自身のポインタ(x, y)と、既存ノードのポインタ(a〜f)のどれを直すかを混同しないようにします。
出題の前提:公開問題の記載通り
出典:IPA『2023年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.2 ↗(www.ipa.go.jp)
メモリインタリーブの仕組みと特徴
コンピュータシステム · メモリインタリーブ / 主記憶装置 / アクセス高速化
コンピュータの高速化技術の一つであるメモリインタリーブに関する記述として、適切なものはどれか。
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解答
エ
解説
まず要点:メモリインタリーブは、主記憶(コンピュータの中心となる記憶装置)を複数の独立したグループ(バンク)に分けて、並列にアクセスする方式です。連続するアドレスを順番に別のバンクへ振り分けることで、いくつものバンクを同時に働かせ、見かけのアクセス時間を短くします。
解き方
- 設問の「メモリインタリーブ」の基本(主記憶を複数のバンクに分けて並列アクセスする技術)を思い出します。
- 各選択肢が指す技術(DMA、ライトバック、キャッシュメモリ、メモリインタリーブ)を照らし合わせて当てはまるものを選びます。
- 選択肢 ア不正解
- CPUを経由せず主記憶と入出力装置の間で直接データをやり取りするDMAの説明なので誤りです。
- 選択肢 イ不正解
- キャッシュに書き込み、あふれたら主記憶へ書き込むライトバック方式の説明なので誤りです。
- 選択肢 ウ不正解
- レジスタと主記憶の速度差を埋めるキャッシュメモリの説明なので誤りです。
- 選択肢 エ正解
- 主記憶を複数の独立したグループに分けて並列にアクセスする、メモリインタリーブの説明として正しいです。
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覚えるポイント
- メモリインタリーブ=主記憶の複数バンク分割による並列アクセス高速化技術。
間違えやすいところ
- CPUと主記憶の速度差を埋めるキャッシュメモリと、主記憶そのものを並列にアクセスするメモリインタリーブを混同しないようにします。
出題の前提:公開問題の記載通り
出典:IPA『2023年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.3 ↗(www.ipa.go.jp)
エッジコンピューティングの概念
コンピュータシステム · エッジコンピューティング / 分散処理 / リアルタイム性
エッジコンピューティングの説明として、最も適切なものはどれか。
解答・解説を表示
解答
エ
解説
まず要点:エッジコンピューティングは、データが生まれる場所(センサや利用者の機器)に近いところでデータを一次処理し、リアルタイム性(即時性)を高める仕組みです。クラウドのように中央のサーバへ全部集めると通信が混み合い遅れが出るため、発生源の近くで処理や絞り込みを行います。
解き方
- 「エッジ(端)」がネットワークの末端やデータの発生源の近くを指すことを意識します。
- 端末やセンサの近くで処理して即時性を高めるという特徴に合う記述を選びます。
- 選択肢 ア不正解
- 画面生成やデータ処理をクライアント側で行い、操作性や表現力を高めるAjaxやリッチクライアントの説明なので誤りです。
- 選択肢 イ不正解
- データが届いたときだけサーバを起動し、終わったら止めるサーバレス(FaaS)の説明なので誤りです。
- 選択肢 ウ不正解
- 複数のサーバやPCを仮想化して一つにまとめ、並列処理で能力を高めるグリッドやクラスタの説明なので誤りです。
- 選択肢 エ正解
- データの発生源に近い端末やサーバで一次処理し、リアルタイム性を高めるエッジコンピューティングの説明です。
覚えるポイント
- エッジコンピューティング=データ発生源(端末・センサ)の近くで処理し、低遅延・リアルタイム性を実現する。
間違えやすいところ
- すべてをクラウド側でまとめて処理する中央集権型と、エッジ側で分けて処理する分散配置型の違いを区別します。
出題の前提:公開問題の記載通り
出典:IPA『2023年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.3 ↗(www.ipa.go.jp)
3次元CGにおけるクリッピング
基礎理論 · コンピュータグラフィックス / クリッピング / レンダリングパイプライン
3次元グラフィックス処理におけるクリッピングの説明はどれか。
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解答
イ
解説
まず要点:クリッピングとは、画面に映る範囲の外側を切り捨てる処理です。カメラから見える範囲を視体積(見える空間の範囲)と呼び、その外にある図形は描画の計算から除きます。切り捨てることで、無駄な計算を減らせます。
解き方
- 「クリップ(切り取る)」という言葉の意味と、CGで描く範囲を限定する考えを結び付けます。
- 選択肢の中から「表示範囲の外側を除き、内側の見える部分を取り出す」処理を選びます。
- 選択肢 ア不正解
- 物体のデータを画像や映像に変換するレンダリング(画像化)の説明なので誤りです。
- 選択肢 イ正解
- 表示範囲の枠の外側を捨て、内側の見える部分だけを取り出す処理で、正しい説明です。
- 選択肢 ウ不正解
- 図形の境界にできる階段状のギザギザを目立たなくするアンチエイリアシングの説明です。
- 選択肢 エ不正解
- 物体の表面に明暗を付けて立体感を出すシェーディングの説明なので誤りです。
覚えるポイント
- クリッピング=枠外の切り捨て、レンダリング=画像生成、シェーディング=陰影付け、アンチエイリアシング=ギザギザ低減。
間違えやすいところ
- 隠面消去(手前の物に隠れた面を除く処理)と、クリッピング(見える枠の外側を除く処理)を混同しないようにします。
出題の前提:公開問題の記載通り
出典:IPA『2023年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.4 ↗(www.ipa.go.jp)
リレーショナルデータベースの推移的関数従属
技術要素 · データベース / 正規化 / 関数従属 / 推移的関数従属
次の関数従属を満足するとき,成立する推移的関数従属はどれか。ここで,“A→B”は B が A に関数従属していることを表し,“A→{B,C}”は,“A→B”かつ“A→C”が成立することを表す。 〔関数従属〕 {注文コード,商品コード}→{顧客注文数量,注文金額} 注文コード →{注文日,顧客コード,注文担当者コード} 商品コード →{商品名,仕入先コード,商品販売価格} 仕入先コード →{仕入先名,仕入先住所,仕入担当者コード} 顧客コード →{顧客名,顧客住所}
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解答
ウ
解説
まず要点:推移的関数従属とは、A→B と B→C が成り立つとき、間接的に A→C も成り立つ関係です。関数従属とは「ある値が決まれば別の値も一つに決まる」関係を表します。第3正規形では、このような間接的な従属を取り除きます。
解き方
- 与えられた関数従属の中から、X→Y かつ Y→Z とつながる組み合わせを探します。
- 「注文コード→顧客コード」と「顧客コード→顧客住所」があることを確かめ、ウが当てはまると判断します。
- 選択肢 ア不正解
- 仕入担当者コードから仕入先住所を決める従属は問題に示されておらず、成り立ちません。
- 選択肢 イ不正解
- 仕入先コードから商品販売価格を決める従属は問題に示されておらず、成り立ちません。
- 選択肢 ウ正解
- 注文コードから顧客コード、顧客コードから顧客住所が共に成り立つので、推移的関数従属として正しいです。
- 選択肢 エ不正解
- 注文コードから商品コードを決める従属はなく、顧客注文数量は{注文コード, 商品コード}の組で決まるので誤りです。
覚えるポイント
- 推移的関数従属=Aが決まるとBが決まり、そのBによってCが決まるという2段階の従属関係。
間違えやすいところ
- 同じ属性から複数の属性へ分かれる関係(A→B かつ A→C)を推移的従属と取り違えず、A→B→C のつながりを確認します。
出題の前提:公開問題の記載通り
出典:IPA『2023年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.4 ↗(www.ipa.go.jp)
トランザクションのACID特性(原子性)
技術要素 · データベース / トランザクション処理 / ACID特性 / 原子性
トランザクションが,データベースに対する更新処理を完全に行うか,全く処理しなかったかのように取り消すか,のどちらかの結果になることを保証する特性はどれか。
解答・解説を表示
解答
イ
解説
まず要点:トランザクションが満たすべき4つの性質をACID特性と呼びます。問題文の「全部行うか、全く行わなかったように取り消すか」は原子性(不可分性)を表します。ほかに一貫性、独立性、耐久性があります。
解き方
- 問題文の「完全に行うか、全く取り消すか(オール・オア・ナッシング)」という言葉に注目します。
- ACID特性の各意味と比べ、分けられない性質を表す原子性を選びます。
- 選択肢 ア不正解
- 一貫性は、処理の前後でデータベースの整合性(矛盾のない状態)が保たれることを保証する性質です。
- 選択肢 イ正解
- 原子性は、処理がすべて終わるか、全く行われなかったかのどちらかになることを保証する性質で正しいです。
- 選択肢 ウ不正解
- 耐久性は、正常に確定した処理の結果が、その後の障害でも失われないことを保証する性質です。
- 選択肢 エ不正解
- 独立性は、複数の処理を同時に実行しても互いに干渉せず、単独で行ったときと同じ結果になることを保証する性質です。
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覚えるポイント
- 原子性(Atomicity)=All or Nothing(中途半端な状態を残さない)。
間違えやすいところ
- 一貫性(矛盾のない状態を保つ)や耐久性(結果が残る)と、原子性の意味を取り違えないようにします。
出題の前提:公開問題の記載通り
出典:IPA『2023年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.5 ↗(www.ipa.go.jp)
ネットワーク疎通確認ツール(ping / ICMP)
技術要素 · ネットワーク / ping / ICMP / 疎通確認
IPv4 ネットワークにおいて,ネットワークの疎通確認に使われるものはどれか。
解答・解説を表示
解答
エ
解説
まず要点:pingは、ネットワークの疎通確認に使われるコマンドです。ICMPという制御・エラー通知用のプロトコルを使い、相手にパケットを送って応答が返るかを確かめます。往復時間やパケットの損失率も調べられます。
解き方
- 設問の目的が「相手と通信できるかの確認(疎通確認)」であることを読み取ります。
- 各選択肢の役割(アドレス割り当て、管理情報、疎通確認)を比べ、pingを選びます。
- 選択肢 ア不正解
- BOOTPは、端末が起動時にIPアドレスなどの設定情報を自動で取得するためのプロトコルです。
- 選択肢 イ不正解
- DHCPは、ネットワーク接続に必要なIPアドレスなどの設定情報を自動で割り当てるプロトコルです。
- 選択肢 ウ不正解
- MIBは、SNMPによるネットワーク管理で機器が持つ管理情報をまとめたデータベースです。
- 選択肢 エ正解
- pingはICMPを利用して、宛先までパケットが届くか(疎通性)を確認する道具で正解です。
覚えるポイント
- ping=ICMPを利用したネットワーク疎通確認のためのコマンド。
間違えやすいところ
- アドレスを自動配布するDHCPや、監視情報のMIBなどと混同しないようにします。
出題の前提:公開問題の記載通り
出典:IPA『2023年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.5 ↗(www.ipa.go.jp)
ドライブバイダウンロード攻撃の特徴
情報セキュリティ · ドライブバイダウンロード / マルウェア感染手法
ドライブバイダウンロード攻撃に該当する説明として、適切なものはどれか。
解答・解説を表示
解答
ウ
解説
まず要点:ドライブバイダウンロード攻撃は、Webサイトを見るだけで勝手にマルウェア(悪意のある不正なプログラム)に感染させられる攻撃です。利用者が自分でファイルを保存したり開いたりしなくても、Webブラウザの弱点(脆弱性)を悪用して感染させます。そのため「見るだけで感染」がこの攻撃の目印になります。
解き方
- 攻撃のきっかけが「自分でダウンロードする」か「閲覧だけ」かを比べます。
- ブラウザの弱点を利用し、閲覧したときに自動で感染させる記述を選びます。
- 選択肢 ア不正解
- ハードディスクを盗んでWeb上で公開する話で、閲覧するだけで感染する攻撃ではありません。
- 選択肢 イ不正解
- メールの添付ファイルを開かせて身代金を要求するランサムウェア(ファイルを暗号化する不正プログラム)の説明です。
- 選択肢 ウ正解
- 悪意のあるWebサイトを見ただけでブラウザの弱点を突いて勝手に感染させるので、正しい説明です。
- 選択肢 エ不正解
- 正規のソフトウェアに不正プログラムを混ぜて自分で導入させるトロイの木馬などの説明です。
覚えるポイント
- 閲覧するだけで脆弱性を悪用し強制ダウンロード・実行させる手口
間違えやすいところ
- 自分でダウンロード操作をするトロイの木馬と混同しやすい点に注意します。
出題の前提:情報処理技術者試験シラバス・情報セキュリティ分野の攻撃手法分類に基づく
出典:IPA『2023年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.5 ↗(www.ipa.go.jp)
WAFの適切な配置箇所
情報セキュリティ · WAF / Webアプリケーションセキュリティ / SSL復号
インターネットからファイアウォール、SSLアクセラレータ、Webサーバ、データベースサーバへと接続されるシステム構成において、Webアプリケーションの脆弱性対策のためのWAFの設置場所として最も適切な箇所はどこか。ここで、WAFには暗号化および復号の機能はないものとする。
解答・解説を表示
解答
ウ
解説
まず要点:WAF(Webアプリへの攻撃を防ぐ装置)は、HTTP通信の中身を調べて攻撃を遮断するので、暗号化が解かれた平文の区間に置きます。暗号化や復号の機能がないWAFは、暗号化されたHTTPS通信の中身を検査できません。そのため、SSLアクセラレータで復号された後の区間が適切です。
解き方
- 各区間の通信がHTTPS(暗号化)か平文のHTTPかを確認します。
- WAFが中身を調べられる、復号後の区間(c)を見つけます。
- 選択肢 ア不正解
- インターネットとファイアウォールの間はHTTPSで暗号化されているため、中身を検査できません。
- 選択肢 イ不正解
- ファイアウォールとSSLアクセラレータの間も暗号化されたままで、中身を検査できません。
- 選択肢 ウ正解
- SSLアクセラレータで復号された平文のHTTPが流れる区間で、WAFの設置場所として最適です。
- 選択肢 エ不正解
- Webサーバとデータベースサーバの間はデータベース向けの通信で、Webアプリ用WAFの置き場所ではありません。
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覚えるポイント
- 暗号化非対応WAFはSSLオフロード後の平文HTTP区間に設置する
間違えやすいところ
- 最前線で守るべきと考え、ファイアウォールの前後に置いてしまう誤りに注意します。
出題の前提:基本情報技術者試験ネットワークおよびセキュリティ構成の設計基準に基づく
出典:IPA『2023年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.6 ↗(www.ipa.go.jp)
ユークリッドの互除法アルゴリズムの流れ図トレース
基礎理論 · アルゴリズム / 流れ図 / ユークリッドの互除法
正の整数m, nに対する減算を用いた流れ図において、処理順が「① → ② → ③ → ⑤ → ② → ③ → ④ → ② → ⑥」となるように①で与える初期値 a と b の関係はどれか。 各処理: ① m ← a, n ← b ② m : n を比較(=なら⑥、≠なら③へ) ③ m : n を比較(<なら⑤、>なら④へ) ④ m ← (m - n) ⑤ n ← (n - m) ⑥ mの値を印字して終了
解答・解説を表示
解答
エ
解説
まず要点:流れ図の通りに進むには、初期値aとbの関係が3a=2bになります。①で値を入れ、②と③の判定で分岐しながらmとnを引き算していき、最後にm=nとなれば終了します。この経路を逆算すると、aとbの等式が求まります。
解き方
- 1回目:③で⑤に進むのでa<bです。⑤の後はm=a、n=b-aとなります。
- 2回目:③で④に進むのでm>n、つまりa>b-aです。④の後はm=2a-b、n=b-aとなります。
- 3回目:②でm=nとなり⑥へ進みます。2a-b=b-aを解くと3a=2bになります。
- 選択肢 ア不正解
- a=2bだと最初からaがbより大きく、1回目の③で④に分岐してしまいます。
- 選択肢 イ不正解
- 2a=bだと⑤の後でn=aとなり、2回目の②でm=nになってすぐ終わってしまいます。
- 選択肢 ウ不正解
- 2a=3bだとa=1.5bでaがbより大きく、1回目の③で⑤ではなく④に進みます。
- 選択肢 エ正解
- 3a=2b(a=2/3b)ならa<bから始まり、引き算を進めるとm=nとなり経路と一致します。
覚えるポイント
- トレース問題は分岐条件と変数更新を1ステップずつ数式化する
間違えやすいところ
- m-nとn-mの引き算の向きを取り違えるミスに注意します。
出題の前提:基本情報技術者試験におけるアルゴリズム・トレース問題の出題基準に基づく
出典:IPA『2023年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.7 ↗(www.ipa.go.jp)
スクラムのデイリースクラム
開発技術 · アジャイル開発 / スクラム / デイリースクラム
アジャイル開発手法のスクラムにおいて、開発チームの全員が1人ずつ「昨日やったこと」「今日やること」「障害になっていること」などを話し、全員でプロジェクトの状況を共有するイベントはどれか。
解答・解説を表示
解答
ウ
解説
まず要点:毎日全員が集まり「昨日やったこと」「今日やること」「障害になっていること」を話し合うのはデイリースクラムです。スクラム(アジャイル開発の進め方)には4つの公式イベントがあり、それぞれ目的や実施するタイミングが違います。短い毎日の共有で、進み具合をそろえるのがデイリースクラムです。
解き方
- スクラムの各イベントの目的と、実施するタイミングを確認します。
- 毎日行われ、昨日・今日・障害を共有するイベントをデイリースクラムと見分けます。
- 選択肢 ア不正解
- スプリントプランニングは、スプリントの開始時に何をするかを計画するイベントです。
- 選択肢 イ不正解
- スプリントレビューは、スプリントの終盤に成果物(インクリメント)を関係者に見せる場です。
- 選択肢 ウ正解
- デイリースクラムは、毎日1人ずつ作業内容と課題を共有して調整するイベントです。
- 選択肢 エ不正解
- レトロスペクティブは、スプリントの終了時に進め方を振り返り、改善を話し合う場です。
関連する分野を学ぶ
覚えるポイント
- デイリースクラム:毎日15分で進捗と課題を共有する同期ミーティング
間違えやすいところ
- 改善を話し合うレトロスペクティブと、日々の進捗共有を混同しやすい点に注意します。
出題の前提:スクラムガイドおよびアジャイル開発標準用語に基づく
出典:IPA『2023年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.7 ↗(www.ipa.go.jp)
アローダイアグラムにおける工程遅延の費用最適短縮
プロジェクトマネジメント · アローダイアグラム / クリティカルパス / 工程短縮 / 費用増加率
アローダイアグラムにおいて、作業Aで1日の遅れが生じた。当初の予定日数でプロジェクトを終了させるために掛かる増加費用を最も少なくするには、どの作業を短縮すべきか。 各作業の標準日数:A=4, B=6, C=8, D=4, E=5, F=4, G=5 経路: 開始 → A → { B → E, C, D → F } → G → 終了 作業ごとの費用増加率:A=4, B=6, C=3, D=2, E=2.5, F=2.5, G=5
解答・解説を表示
解答
エ
解説
まず要点:全体の日程を縮めるには、一番長い経路(クリティカルパス)の作業を短くします。そのうえで、1日縮めるのにかかるお金(費用増加率)が一番安い作業を選びます。クリティカルパスとは、開始から終了までで最も時間がかかる道のことです。
解き方
- 各並列経路の日数を計算します:B+E=11日、C=8日、D+F=8日で、一番長いのはA-B-E-G(計20日)です。
- 作業Aで1日の遅れが出たので、終了日を戻すにはクリティカルパス上のB・E・Gのどれかを1日縮める必要があります。
- その中で費用増加率が一番小さい作業を比べます:Bは6、Eは2.5なので作業Eを選びます。
- 選択肢 ア不正解
- 作業Bはクリティカルパス上の作業ですが、1日縮める費用(6)が作業E(2.5)より高いので最適ではありません。
- 選択肢 イ不正解
- 作業Cは並ぶ経路が8日でクリティカルパスにないため、縮めても全体の日数は短くなりません。
- 選択肢 ウ不正解
- 作業DはD+Fで8日となりクリティカルパスにないため、縮めても全体の日数は短くなりません。
- 選択肢 エ正解
- 作業Eはクリティカルパス上にあり、候補(B:6、E:2.5、G:5)の中で費用が2.5と一番安いので最適です。
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覚えるポイント
- 短縮は必ずクリティカルパス上の作業から最小費用増加率のものを選ぶ
間違えやすいところ
- クリティカルパス外の作業(Dなど)を、数字だけ見て安いからと選んでしまう誤りに注意します。
出題の前提:基本情報技術者試験におけるプロジェクト工程管理(CPM/PERT)手法に基づく
出典:IPA『2023年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.8 ↗(www.ipa.go.jp)
テレワーキング運用規程の監査指摘事項
システム監査 · 情報セキュリティ管理基準 / システム監査 / テレワークセキュリティ
テレワーキング運用規程について、情報セキュリティ管理基準(平成28年)に従って監査を実施した。判明した事項のうち、監査人が指摘事項として監査報告書に記載すべきものはどれか。
解答・解説を表示
解答
ウ
解説
まず要点:監査人が指摘事項として書くのは、決まりに照らして不備があり、直す必要がある事項です。社内のネットワークにつなぐ端末のウイルス対策ソフト(マルウェア対策ソフト)を入れるかどうかを、従業員一人ひとりの判断に任せるのは大きな危険(脆弱性)になります。
解き方
- 情報セキュリティ管理基準の観点から、それぞれの運用が正しいか確かめます。
- 安全上の問題(リスク)を放ったままにしている、不十分な運用(指摘事項)を見つけます。
- 選択肢 ア不正解
- 決まりを守ることを条件に使わせるのは普通の運用ルールなので、指摘事項にはあたりません。
- 選択肢 イ不正解
- 会社が支給したパソコンに限るのは端末をまとめて管理するのによい運用で、指摘事項ではありません。
- 選択肢 ウ正解
- ウイルス対策ソフトを入れるかどうかを各従業員に任せると感染が広がるおそれがあるので、指摘事項として書くべき内容です。
- 選択肢 エ不正解
- 仕事用のパソコンを家族に使わせないのは情報が漏れるのを防ぐよい決まりで、指摘事項ではありません。
覚えるポイント
- マルウェア対策などの基本的セキュリティ統制を個人判断に委ねる運用は不備
間違えやすいところ
- 監査報告書の指摘事項(直すべき問題点)と、守るべき決まりを混同する誤りに注意します。
出題の前提:経済産業省「情報セキュリティ管理基準(平成28年改正版)」に基づく
出典:IPA『2023年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.8 ↗(www.ipa.go.jp)
ハイブリッドクラウドの特徴
サービスマネジメント · クラウドコンピューティング / ハイブリッドクラウド / プライベートクラウド / パブリッククラウド
ハイブリッドクラウドの説明として、適切なものはどれか。
解答・解説を表示
解答
エ
解説
まず要点:ハイブリッドクラウドは、自社専用のクラウドと、一般向けのクラウドを組み合わせて使う形です。パブリッククラウド(一般向けに広く提供されるクラウド)と、プライベートクラウド(特定の組織だけが使うクラウド)の間で、データやアプリを連携させて使えるようにします。
解き方
- クラウドの主な展開形態(パブリック、プライベート、ハイブリッド)の意味を整理します。
- 自社専用(プライベート)と汎用(パブリック)を組み合わせて連携させる記述を選びます。
- 選択肢 ア不正解
- 1つのクラウドサービスの一部を自社用に変えて使う説明で、ハイブリッドクラウドではありません。
- 選択肢 イ不正解
- 消費者向けと法人向けの両方に提供するという話で、クラウドの展開モデルの説明ではありません。
- 選択肢 ウ不正解
- 有償と無償に分けて提供するという課金の話で、ハイブリッドクラウドの定義ではありません。
- 選択肢 エ正解
- 自社専用のクラウドと一般向けのクラウドを連携させて使う形を述べており、正しい説明です。
関連する分野を学ぶ
覚えるポイント
- ハイブリッドクラウド:パブリックとプライベートを組み合わせて連携運用
間違えやすいところ
- 有償・無償の組み合わせ(フリーミアム)や、顧客層の混在と混同する誤りに注意します。
出題の前提:NIST SP 800-145(クラウドコンピューティングの定義)に基づく
出典:IPA『2023年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.9 ↗(www.ipa.go.jp)
ダイバーシティマネジメントの定義
ストラテジ系 · ダイバーシティマネジメント / 人材マネジメント / 企業経営
ダイバーシティマネジメントの説明として、適切なものはどれか。
解答・解説を表示
解答
イ
解説
まず要点:ダイバーシティマネジメントは、いろいろな背景を持つ人を活かして組織を強くする経営のやり方です。性別・年齢・国籍などの違いを尊重し、多様な人材(人材の多様性:ダイバーシティ)を活かすことで、新しい考えや創造性を生み、組織の活力と成長につなげます。
解き方
- 「ダイバーシティ(多様性)」に関係する言葉(性別・年齢・国籍など)を確認します。
- 多様性を尊重・活用して組織の活力を高める記述を選びます。
- 選択肢 ア不正解
- 仕事と私生活の調和を目指す「ワークライフバランス」の説明です。
- 選択肢 イ正解
- 性別・年齢・国籍などの多様性を認め、活かして組織の活力を高める説明で正しいです。
- 選択肢 ウ不正解
- 自分で決めた目標の達成度で評価する「MBO(目標管理制度)」の説明です。
- 選択肢 エ不正解
- 労使が協力して労働条件に合意し、収益の増大を目指すという説明です。
覚えるポイント
- ダイバーシティマネジメント:性別・国籍・年齢等の多様性を活かす経営
間違えやすいところ
- ワークライフバランスや目標管理制度(MBO)と混同する誤りに注意します。
出題の前提:経済産業省「ダイバーシティ経営の推進」および基本情報技術者試験シラバスに基づく
出典:IPA『2023年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.9 ↗(www.ipa.go.jp)
ERP(Enterprise Resource Planning)の定義
ストラテジ系 · 企業活動 / ERP
企業経営における手法・概念であるERP(Enterprise Resource Planning:企業資源計画)の説明として適切なものはどれか。
解答・解説を表示
解答
ウ
解説
まず要点:ERP(企業の経営資源をまとめて計画・管理する考え方)は、会社全体の資源をむだなく使うための手法です。会計や生産、販売、人事などの情報を1か所に集めて管理します。そのため、会社全体のむだが減り、経営の効率が上がります。
解き方
- 設問のキーワードERPが何を目指す手法かを思い出す。
- 各選択肢が示す別の手法(SFA/CRM、リテールサポート、ERP、EC)と比べて正解を選ぶ。
- 選択肢 ア不正解
- 営業活動をITで効率化するのはSFAやCRMという別の仕組みなので、ERPの説明ではありません。
- 選択肢 イ不正解
- 卸売業やメーカーが小売店の経営を助けるのはリテールサポートという別の考え方なので、ERPではありません。
- 選択肢 ウ正解
- 会社全体の経営資源をまとめて管理し、効率を高める説明なのでERPとして適切です。
- 選択肢 エ不正解
- インターネットなどのネットワークで商取引をするのはEC(電子商取引)という別の仕組みなので、ERPではありません。
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覚えるポイント
- ERP=企業全体の経営資源(人・物・金・情報)の統合的一元管理
間違えやすいところ
- 営業支援に強いSFAや、顧客との関係づくりを主眼とするCRMと混同しないよう区別する。
出題の前提:公開問題の記載に基づく
出典:IPA『2023年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.10 ↗(www.ipa.go.jp)
イノベータ理論における消費者層の分類
ストラテジ系 · マーケティング / イノベータ理論
イノベータ理論では、新製品の購入時期によって消費者をイノベータ、アーリーアダプタ、アーリーマジョリティ、レイトマジョリティ、ラガードの5つに分類する。このうちアーリーアダプタの説明として適切なものはどれか。
解答・解説を表示
解答
ウ
解説
まず要点:イノベータ理論では、新しい製品を買う時期が早い順に消費者を5つの層に分けます。アーリーアダプタは2番目に早い「初期採用者」で、流行に敏感に情報を集めて早く使い始める層です。周りの人に大きな影響を与えるため、オピニオンリーダーとも呼ばれます。
解き方
- 5つの消費者グループについて、買う時期と行動の特徴を整理する。
- 「流行に敏感」「早く取り入れる」「周りに影響を与える」に合う選択肢を選ぶ。
- 選択肢 ア不正解
- 新しい技術をうたがい、多くの人が使ってから取り入れるのはレイトマジョリティなので違います。
- 選択肢 イ不正解
- リスクを恐れず誰よりも早く使い始めるのはイノベータ(革新者)なので違います。
- 選択肢 ウ正解
- 早く使い始めて周りに影響を与える層で、アーリーアダプタの説明として適切です。
- 選択肢 エ不正解
- 世の中の動きへの関心がうすく最も保守的なのはラガード(遅滞者)なので違います。
覚えるポイント
- アーリーアダプタは新製品普及の鍵を握るオピニオンリーダー(初期採用者)
間違えやすいところ
- 一番早く新製品を使うイノベータと、社会的な影響力を持つアーリーアダプタを混同しやすいので注意する。
出題の前提:公開問題の記載に基づく
出典:IPA『2023年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.10 ↗(www.ipa.go.jp)
企業の役職(CIO)の役割
ストラテジ系 · 企業活動 / 役職(CIO)
企業におけるCIO(Chief Information Officer)の説明として適切なものはどれか。
解答・解説を表示
解答
エ
解説
まず要点:CIO(最高情報責任者)は、会社の情報管理や情報システムに関する戦略を立て、実行を統括する役職です。CxOはそれぞれの分野の最高責任者を表し、アルファベットの部分で役割が決まります。CIOのIはInformation(情報)を意味します。
解き方
- CIOのIがInformation(情報)を指すことを確認する。
- 各選択肢が表す役職(CEO、CFO、CTO、CIO)と照らし合わせて判定する。
- 選択肢 ア不正解
- 経営戦略や業務執行を統括するのはCEO(最高経営責任者)なので違います。
- 選択肢 イ不正解
- 資金調達や財務報告を統括するのはCFO(最高財務責任者)なので違います。
- 選択肢 ウ不正解
- 技術戦略や研究開発を統括するのはCTO(最高技術責任者)なので違います。
- 選択肢 エ正解
- 情報管理や情報システムの戦略と実行を統括する説明で、CIOとして適切です。
覚えるポイント
- CIO=最高情報責任者(Information)、CTO=最高技術責任者(Technology)
間違えやすいところ
- CIO(情報の責任者)とCTO(技術・研究開発の責任者)で担当する範囲を混同しないよう注意する。
出題の前提:公開問題の記載に基づく
出典:IPA『2023年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.11 ↗(www.ipa.go.jp)
ボリュームライセンス契約の定義
ストラテジ系 · 法務 / ソフトウェアライセンス
ソフトウェアの使用許諾契約における「ボリュームライセンス契約」の説明として適切なものはどれか。
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解答
ア
解説
まず要点:ボリュームライセンス契約は、会社などがソフトウェアをまとめて大量に買うとき、使える台数をあらかじめ決めて許諾を受ける契約です。たくさん買うほど1台あたりの値段を安くできるのが特徴です。似た契約にサイトライセンスやシュリンクラップ契約、クリックラップ契約があります。
解き方
- ボリュームライセンスが大量購入者向けに台数を決めて許諾する考え方だと確認する。
- 選択肢の中から、台数をあらかじめ決めてまとめて許諾する記述を選ぶ。
- 選択肢 ア正解
- 大量購入者向けに使える台数を先に決めて許諾する説明で、ボリュームライセンスとして適切です。
- 選択肢 イ不正解
- 決まった施設の中で台数や人数を制限せず使えるのはサイトライセンスなので違います。
- 選択肢 ウ不正解
- 画面で「同意する」を押して成立するのはクリックラップ契約なので違います。
- 選択肢 エ不正解
- 包装を開けたときに契約が成立したとみなすのはシュリンクラップ契約なので違います。
覚えるポイント
- ボリュームライセンス=一定台数をまとめて購入・管理する大口向け契約
間違えやすいところ
- 施設や敷地単位で無制限に使えるサイトライセンスと、台数を決めてまとめ買いするボリュームライセンスの違いを押さえる。
出題の前提:公開問題の記載に基づく
出典:IPA『2023年度 科目A 公開問題』
公式問題冊子 p.11 ↗(www.ipa.go.jp)
2023年度 科目A 公開問題
参照した公式資料
IPAが公開した2023年度 科目A 公開問題の問題・解答資料です。

