支持材とは
支持材は、電線や管を所定の位置に保つ部材です。支える対象と荷重、取付け場所への適合を確認して選びます。

支持材は電線や管をその位置に保つ部材です。ケーブルをまとめて載せるケーブルラックと、管などを個別に固定するサドルでは、支える対象と役割が異なります。
| 項目 | 要点 |
|---|---|
| 鋼より線 | 支線の張力を負担 |
| 玉がいし | 支線の感電防止 |
| アンカ | 地中で支線を引留め |
| 耐張クランプ | 電線を引留め |
| がいし・金物 | 要点 |
|---|---|
| 高圧ピンがいし | 高圧架空電線を支持する |
| 高圧耐塩がいし・長幹がいし | 表面の漏れ距離が長く、塩害地域に使う |
| 塩害対策 | 沿面距離の大きいがいし、はっ水性物質の塗布、定期的な洗浄 |
| アークホーン | 雷サージのアークからがいしを守る。塩害対策ではない |
| インサート | コンクリート天井に埋め込み、吊りボルトを取り付ける |
基本の仕組み

天井を通る多数のケーブルと、壁面に沿った一本の管を比べます。どこへどの荷重がかかるかを考えると、必要な支持の形や固定相手を説明しやすくなります。
支持材には対象の重量や外力に耐えることに加え、被覆を傷めないこと、環境に適した材質であることなどが求められます。配線材料と建物をつなぐ部分として読みます。
形が合えばどんなねじや固定材でも同じ性能とは限りません。取付ける下地や荷重、腐食などの条件を含めた適合が必要です。
支持・固定・支線の組合せ

引込柱の支線工事の材料は、亜鉛めっき鋼より線、玉がいし、アンカの組合せです。玉がいしは支線の途中に入れ、上部が充電しても下部へ電位が伝わらないようにします。公表問題では、耐張クランプやスリーブなど支線に使わない材料を混ぜた組合せが出題されます。
耐張クランプは電線を引き留め、巻付グリップは支線や玉がいし等の接続に用い、スリーブは電線の接続に用いるものがあります。形が金具でも受け持つ力と接続対象が違うため、名称だけで組にせず位置と用途を確認します。
試験に出る
- 支持材は電線や管を所定の位置に保つ部材。
- ケーブルラックとサドルでは、支える対象と役割が異なる。
- 重量や外力に耐えること、被覆を傷めないことが求められる。
- 下地・荷重・腐食などの条件への適合を確認する。
- 色ではなく、支える対象と取付け場所で判断する。
- 支線工事の材料は亜鉛めっき鋼より線・玉がいし・アンカ。
- アークホーンは雷対策で、がいしの塩害対策ではない。
重要な言葉
- 支持材
- 電線や管を所定の位置に保つ部材。
- ケーブルラック
- 多数のケーブルをまとめて載せる支持材。
- サドル
- 管などを壁面などに個別に固定する部材。
確認問題
確かめよう支持材の選択でケーブルの色が最優先?
いいえ。支える対象、荷重、取付け場所への適合を確認します。
支持材を選ぶときは、ケーブルの色を最優先する。
ケーブルラックとサドルは、支える対象と役割が異なる。
多数のケーブルをまとめて載せる支持材は?
支持材の選定で確認する条件として適切でないものは?
がいしの塩害対策として誤っているものは?
支持材は電線や管をその位置に保つ部材です。ケーブルをまとめて載せると、管などを個別に固定するサドルでは、支える対象と役割が異なります。
天井を通る多数のケーブルと、壁面に沿った一本の管を比べます。どこへどのがかかるかを考えると、必要な支持の形や固定相手を説明しやすくなります。
支持材には対象の重量や外力に耐えることに加え、被覆を傷めないこと、環境に適した材質であることなどが求められます。と建物をつなぐ部分として読みます。
形が合えばどんなねじや固定材でも同じ性能とは限りません。取付ける下地や荷重、腐食などの条件を含めたが必要です。
出典・参考資料
試験の公式案内と、この記事の参考にした学習資料です。
- 電気技術者試験センター:第一種 ↗
- 電気技術者試験センター:第二種 ↗
- 学科問題・解答と使用条件 ↗
- 電気技術者試験センター:第一種の学科出題範囲・受電設備の範囲 ↗
- HIOKI:接地抵抗計と測定方式の説明 ↗
- HIOKI:高圧受電設備の測定と測定器の使い分け ↗
- 電気技術者試験センター:第一種学科・電気応用の出題範囲 ↗
- Panasonic:光束と照度の違い ↗
- 電気技術者試験センター:第一種電気工事士試験の範囲 ↗
- GSユアサ:鉛蓄電池の安全な取扱い ↗
- GSユアサ:バッテリーのメンテナンス ↗
- e-Gov法令検索:電気設備に関する技術基準を定める省令 ↗(第58条(低圧の電路の絶縁性能))
編集:Pinternet Works · 更新日:
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