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登録販売者試験 · 学習ガイド

安全性情報

安全性情報とは

安全性情報とは、販売開始後に得られた副作用などの新しい情報を伝えるもので、添付文書の改訂などにつながります。

エルくんが説明する図解。新情報→評価→添付文書改訂/迅速周知→販売現場の説明更新。
重篤な副作用の新情報が出れば、添付文書の使用上の注意の改訂や、緊急安全性情報等による迅速な周知が行われることがあります。

薬の安全性は販売開始後も更新されます。新しい注意を見つけたら、以前の案内を見直す必要があります。

安全性情報
情報性格
緊急安全性情報緊急・重大な注意喚起や使用制限/A4黄色地(イエローレター)/1か月以内に情報提供
安全性速報通常の改訂情報より迅速な注意喚起/A4青色地(ブルーレター)/1か月以内に情報提供
医薬品・医療機器等安全性情報厚生労働省が重要な副作用・不具合等をとりまとめた情報(一般用医薬品を含む)
PMDAメディナビ特に重要な情報の電子メール配信サービス。誰でも利用可能

安全性情報の種類

安全性情報の種類の図解。上部の「重要度・迅速性」から同じ太さの矢印を3本分岐させ、下部に縦並びの3つの同じ大きさの分類箱へつなぐ。3番目の箱の名称だけは2行に分けて表示し、種類の優劣や順序は示さない。
覚えること:重要度と迅速性で3種類を区別

製造販売業者等は、医薬品の有効性・安全性等の情報を収集・検討し、薬局開設者・店舗販売業者・配置販売業者やそこで働く薬剤師・登録販売者に提供するよう努めなければなりません。販売側も、提供された情報の活用や必要な情報の収集・検討・利用に努めます。

広範囲の医薬関係者へ速やかに伝える必要がある場合は、関係機関・関係団体の協力と行政庁の関与の下で周知されます。重要度と迅速性により、緊急安全性情報、安全性速報、医薬品・医療機器等安全性情報を区別します。

情報の伝達と適用

情報の伝達と適用の図解。中央の仕切りを挟み、左に黄色のA4印刷物、右に青色のA4印刷物を置く。各印刷物の下に注意喚起の違いを示し、最下部は括弧でまとめて共通の情報提供期限を示す。
覚えること:両者とも1か月以内に情報提供

緊急安全性情報(イエローレター)は、緊急かつ重大な注意喚起や使用制限に係る対策が必要な場合に、厚生労働省の命令・指示、製造販売業者の自主決定等に基づいて作成されるA4サイズの黄色地の印刷物です。報道発表、PMDAメディナビ、製造販売業者からの直接配布や電子メール等により1か月以内に情報提供されます。

安全性速報(ブルーレター)は、一般的な使用上の注意の改訂情報よりも迅速な注意喚起や適正使用のための対応の注意喚起が必要な場合に作成されるA4サイズの青色地の印刷物です。作成の契機と1か月以内の情報提供は緊急安全性情報と同様です。

緊急安全性情報は医療用医薬品や医家向け医療機器に関するものが多いものの、小柴胡湯による間質性肺炎(平成8年3月)のように、一般用医薬品に関係して発出された例もあります。

医薬品・医療機器等安全性情報は、厚生労働省が一般用医薬品を含む医薬品・医療機器等の重要な副作用・不具合等をとりまとめ、医薬関係者向けに提供するもので、ブルーレターの別名ではありません。都道府県等へ送付され、厚生労働省・PMDAのホームページに掲載されるほか、専門誌にも転載されます。

PMDAのホームページには、添付文書情報、緊急安全性情報や使用上の注意の改訂情報、副作用が疑われる症例情報、承認情報、製品回収情報などが掲載されます。特に重要な情報はPMDAメディナビ(医薬品医療機器情報配信サービス)で電子メール配信され、誰でも利用できます。

販売時の活用

販売時の活用の図解。左に製品の外箱、右にPMDA掲載の最新添付文書を表示した端末を置き、外箱から端末へ「反映に期間」と記した矢印を引く。端末の下には、販売時に確認する対象製品・患者と改訂内容を並べる。
覚えること:販売時はPMDA最新添付文書も参照

情報の題名だけでなく対象製品・対象患者・改訂内容・必要な販売時対応を確認し、過去に購入した人への案内も検討します。添付文書や外箱表示の改訂が反映された製品が流通するまでには一定の期間がかかるため、PMDAに掲載された最新の添付文書情報も参照します。

試験に出る

  • 緊急安全性情報はA4サイズの黄色地(イエローレター)、安全性速報はA4サイズの青色地(ブルーレター)で、いずれも厚生労働省の命令・指示や製造販売業者の自主決定等に基づき作成され、1か月以内に情報提供されること。
  • 小柴胡湯による間質性肺炎(平成8年3月)のように、一般用医薬品に関係する緊急安全性情報が出た例があること。
  • 医薬品・医療機器等安全性情報は厚生労働省がとりまとめ、一般用医薬品も対象に含むこと。PMDAメディナビは誰でも利用できること。

重要な言葉

安全性情報
販売後に得られた副作用などの新しい情報。
緊急安全性情報
緊急かつ重大な注意喚起や使用制限が必要な場合のA4黄色地の文書(イエローレター)。
安全性速報
通常の改訂情報より迅速な注意喚起が必要な場合のA4青色地の文書(ブルーレター)。
PMDA
医薬品医療機器総合機構。公的な情報を提供する。
PMDAメディナビ
特に重要な安全性情報を電子メールで配信する医薬品医療機器情報配信サービス。

確認問題

安全性情報は、新しく発売された薬だけに関係する。

重い副作用の新情報では、添付文書が改訂されることがある。

医薬品・医療機器等安全性情報はブルーレターの別名である。

PMDAメディナビは医薬関係者に限って利用できる。

緊急安全性情報が一般用医薬品に関係して発出されたことはない。

販売後に得られた副作用などの情報を伝えるものは?

安全性情報を読むときに大切なことは?

安全性速報(ブルーレター)の説明として正しいものは?

薬のは販売開始後も更新されます。新しい注意を見つけたら、以前の案内を見直す必要があります。

出典・参考資料

試験の公式案内と、この記事の参考にした学習資料です。

編集:Pinternet Works · 更新日:

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