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日商簿記検定 · 学習ガイド

試算表の種類(頻出)

試算表の種類とは

試算表の種類は、勘定の合計を示すか残高を示すかで、合計試算表・残高試算表・合計残高試算表に分かれます。

エルくんが説明する図解。借方12と貸方7を差し引き、借方残高5へ矢印。
考え方の例:現金勘定の借方合計12万円、貸方合計7万円なら、合計試算表は12万円と7万円、残高試算表は借方残高5万円を示します。

取引の動いた総額と、最後に残った額は違います。試算表の種類によって、どちらを示すかが変わります。

試算表の種類(頻出)
種類借方・貸方の表示使う値
合計試算表各勘定の借方合計と貸方合計記録された総額
残高試算表差額を残る側へ期末時点などの残額
合計残高試算表合計欄と残高欄を併記総額と残額を両方確認

基本の仕組み

基本の仕組みの図解。中央に現金勘定の合計残高試算表を置き、横線で上の合計欄(借方12万円・貸方7万円)と下の残高欄(借方5万円)を分ける。二つの合計から残高へ「差額」の矢印を引く。
覚えること:借方12万円−貸方7万円=借方残高5万円

現金勘定の借方合計12万円、貸方合計7万円なら、合計試算表は12万円と7万円、残高試算表は借方残高5万円を示します。

合計残高試算表は合計欄と残高欄の両方を持ちます。合計は期間中の記録の集積、残高は貸借差額という関係です。

合計欄の12万円を現金残高と取り違えないようにします。また、期首繰越が合計に含まれる形式かを、資料の定義に合わせて読みます。

合計・残高・合計残高の三種類

合計・残高・合計残高の三種類の図解。正方形の画面を縦の仕切りで3列に分け、左に借方合計と貸方合計を載せる合計試算表、中央に借貸の差額を多い側へ載せる残高試算表を置く。左右の列から右の合計残高試算表へ矢印を引き、右列には合計と残高の両欄を並べる。
覚えること:借貸合計・多い側の差額・両方

合計試算表は各勘定の借方合計と貸方合計、残高試算表は各勘定の差額を多い側に表示します。合計残高試算表はその両方を並べます。

正しく作った合計試算表の借方総額・貸方総額は、仕訳帳の合計金額と一致します。どの仕訳も借方と貸方へ同額ずつ転記されるためです。残高試算表の総額は貸借の差額だけを集めるので、合計試算表の総額より小さくなります。

仕訳の動きが多い勘定でも残高が小さいことがあります。資料が「期首繰越を含む合計」か「当月発生額だけ」かで月末残高の計算が変わるので、表の見出しと繰越欄を先に読みます。

試験に出る

  • 合計試算表・残高試算表・合計残高試算表の違いを問う頻出問題です。
  • 合計試算表は借方合計と貸方合計を並べ、残高試算表は差額を多い側に一つだけ示します。
  • 合計欄の金額を期末残高と混同しないよう注意します。
  • 期首繰越が合計に含まれる形式かを、資料の定義で確認します。
  • 借方合計12万円・貸方合計7万円なら、残高試算表には借方残高5万円を記入します。

重要な言葉

合計試算表
各勘定の借方合計と貸方合計だけを示す試算表。
残高試算表
各勘定の貸借差額である残高だけを示す試算表。
合計残高試算表
合計欄と残高欄の両方を示す試算表。

確認問題

確かめよう借方12万円・貸方7万円の差額はどちら側?

借方5万円です。

合計残高試算表は、合計欄と残高欄の両方をもつ。

残高試算表は、借方合計と貸方合計の両方を示す。

正しく作成した合計試算表の借方総額は、仕訳帳の合計金額と一致する。

各勘定の借方合計と貸方合計を示す試算表は?

現金の借方合計12万円・貸方合計7万円のとき、残高試算表の現金は?

取引の動いた総額と、最後に残った額は違います。の種類によって、どちらを示すかが変わります。

現金勘定の借方合計12万円、貸方合計7万円なら、は12万円と7万円、は借方残高5万円を示します。

は合計欄と残高欄の両方を持ちます。合計は期間中の記録の集積、残高は貸借差額という関係です。

合計欄の12万円を現金残高と取り違えないようにします。また、が合計に含まれる形式かを、資料の定義に合わせて読みます。

出典・参考資料

試験の公式案内と、この記事の参考にした学習資料です。

編集:Pinternet Works · 更新日:

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