本文へ移動

ITパスポート試験 · 学習ガイド

基礎理論とアルゴリズム

基礎理論とアルゴリズムとは

基礎理論とアルゴリズムとは、コンピュータが数値をどう表し、目的を達成する手順をどう組み立てるかの基本です。

エルくんが2進数1011で1になっている重み8・2・1を集め、10進数11にする図。
考え方の例:2進数1011は、左から8、4、2、1の重みです。1がある8+2+1を足して、10進数では11になります。

コンピュータは数値を0と1の並びで扱います。桁の意味が分かると、暗記していない値も自分で変換できます。

基本の仕組み

基本の仕組みの図解。中央に4列の表を置き、上段の「1 0 1 1」と下段の重み「8 4 2 1」を左から対応させ、列間を線で区切る。1の列の8・2・1からだけ下の加算トレーへ矢印を引き、右側に「8+2+1=11」を示す。
覚えること:1011は8+2+1で11

2進数1011は、左から8、4、2、1の重みです。1がある8+2+1を足して、10進数では11になります。

n桁の2進数は2のn乗通りを表せます。アルゴリズムは目的を達成する手順で、順次・選択(分岐)・反復を組み合わせます。ANDは両条件が真のとき真、ORは少なくとも一方が真のとき真です。

4ビットで表せる値の個数は16通りでも、符号なしの最大値は15です。0から数えることを忘れると1だけずれます。

プログラムを読むときは、変数の値を一行ずつ更新します。x=1から3回、xへ2を加える反復なら、3、5、7と変わります。比較の条件を反復前に評価するのか、処理後なのかで実行回数が違うため、終了条件も表にします。

表現と処理の基本

表現と処理の基本の図解。中央に「1011₂」の4つの桁を横一列に置き、その真下に左から重み「8・4・2・1」をそろえる。「1」の桁からだけ下向き矢印を引き、「8+2+1=11₁₀」につなぐ。
覚えること:2進数は1の桁の重みを足す

2進数の各桁は右から1、2、4、8…の重みを持ちます。例えば1011₂は8+2+1=11₁₀です。16進数は0〜9とA〜Fを使い、2進数の4桁を1桁で表します(1111₂=F₁₆=15₁₀)。1バイトは8ビットで、記憶容量や通信速度の単位を比べるときはバイトとビットを区別します。

論理演算はAND(両方が真)、OR(少なくとも一方が真)、NOT(真偽を反転)、XOR(排他的論理和:どちらか一方だけが真)で条件を組み立てます。アルゴリズムは順次・選択・反復を組み合わせ、反復では初期値、更新、終了条件を追って実行結果を確かめます。

データの並べ方(データ構造)では、最後に入れたものを最初に取り出すスタック(後入れ先出し:LIFO)と、最初に入れたものを最初に取り出すキュー(先入れ先出し:FIFO)を区別します。

表現と処理の基本
演算結果が真になる条件AとBがともに真のとき
AND(論理積)両方が真真
OR(論理和)少なくとも一方が真真
XOR(排他的論理和)どちらか一方だけが真偽
NOT(否定)入力が偽(入力は一つ)—

試験に出る

  • 2進数と10進数の相互変換(各桁の重み)。
  • n桁で表せる組合せは2のn乗通り、符号なしの最大値は0から数えて1少ないこと。
  • アルゴリズムの基本構造(順次・選択〔分岐〕・反復)。
  • AND・OR・NOT・XOR(排他的論理和)の真理値の判断。
  • 反復の終了条件の位置によって実行回数が変わること。

重要な言葉

2進数
0と1だけを使い、2で桁が上がる数の表し方。
アルゴリズム
問題を解くための手順。
論理演算
真偽を組み合わせて結果を求める演算。ANDやORがある。
反復
条件が成り立つ間、同じ処理を繰り返す構造。
スタック
最後に格納したデータを最初に取り出すデータ構造(LIFO)。
キュー
最初に格納したデータを最初に取り出すデータ構造(FIFO)。

確認問題

確かめよう2進数1100は10進数でいくつ?

12。8+4です。

4ビットで表せる符号なし整数の最大値は16である。

ANDは、両方の条件が真のときだけ真になる。

2進数1011を10進数で表すと?

目的を達成するための処理手順を何という?

コンピュータはを0と1の並びで扱います。桁の意味が分かると、暗記していない値も自分で変換できます。

1011は、左から8、4、2、1の重みです。1がある8+2+1を足して、では11になります。

n桁の2進数は2のn乗通りを表せます。は目的を達成する手順で、順次・選択(分岐)・反復を組み合わせます。は両条件が真のとき真、ORは少なくとも一方が真のとき真です。

で表せる値の個数は16通りでも、符号なしの最大値はです。0から数えることを忘れると1だけずれます。

プログラムを読むときは、の値を一行ずつ更新します。x=1から3回、xへ2を加えるなら、3、5、7と変わります。比較の条件を反復前に評価するのか、処理後なのかで実行回数が違うため、終了条件も表にします。

出典・参考資料

試験の公式案内と、この記事の参考にした学習資料です。

編集:Pinternet Works · 更新日:

教材の編集方針・訂正について