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ITパスポート試験 · 学習ガイド

確率・統計とデータの読み方

確率・統計とデータの読み方とは

確率・統計とデータの読み方とは、ばらつきのあるデータを代表値や確率で整理し、誤った結論を避けて読む力です。

エルくんが1・2・3・4・20のカードを整列し中央3へしおりを挟み、合計30の帯を5等分して平均6を示す図。
考え方の例:中央値は並べた中央の3、平均は(1+2+3+4+20)÷5=6です。極端に大きい値は平均に影響します。

平均値だけで『普通の利用者』を説明すると、少数の大きな値に引っ張られることがあります。何を代表する数値かを確かめて読みます。

基本の仕組み

基本の仕組みの図解。上段に購入額のカードを1・2・3・4・20万円の順に横並びにし、中央の3万円を囲む。下段は仕切りで分け、5枚のカードから「30÷5=6万円」へ矢印をつなぎ、中央値と平均を対比する。
覚えること:平均6万円でも多数が6万円とは限らない

購入額が1・2・3・4・20万円なら、平均は30÷5=6万円、中央値は並べた中央の3万円です。ほとんどの人が6万円買ったという意味ではありません。

標準偏差はデータの散らばりの尺度です。期待値は各結果をその確率で重み付けして足します。100円を得る確率0.2、0円が0.8なら期待値20円ですが、一回の結果が20円になるわけではありません。

相関係数は二つの量の直線的な関係の強さや向きを表します。相関が高くても因果関係の証明にはならず、季節など共通の原因があるかもしれません。集めやすい人だけの調査には標本の偏りもあります。

代表値・ばらつき・関係

代表値・ばらつき・関係の図解。中央に値の分布を横一列の点で描き、点の多くを左寄りに、極端な外れ値を右端に置く。エルくんが外れ値をさらに右へ動かす方向に合わせ、下の平均値マーカーにも右向きの矢印を添える。
覚えること:極端な外れ値で平均値は動きやすい

平均値は合計を件数で割り、中央値は並べたときの中央、最頻値は最も多い値です。極端な外れ値があると平均値は動きやすいため、分布も合わせて見ます。分散・標準偏差は散らばりを表し、標準偏差が大きいほど一般にばらつきが大きくなります。

相関係数は二つの量の直線的な関係の向きと強さを−1から+1で表します。相関があっても、一方が他方の原因とは限りません。期待値は各結果の値にその確率を掛けて足します。例として100円を確率0.3で得るなら、その結果の期待値への寄与は30円です。

代表値・ばらつき・関係
分類内容
平均値合計を件数で割った水準
中央値並べた中央の水準
標準偏差値のばらつき
相関係数直線的な関係の向きと強さ

試験に出る

  • 平均値と中央値の違い。外れ値の影響を受けやすいのはどちらか。
  • 標準偏差が表すもの(データの散らばり)。
  • 期待値の計算と、1回の結果が期待値どおりになるとは限らないこと。
  • 相関が高くても因果関係の証明にはならないこと。
  • 集めやすい人だけの調査に生じる標本の偏り。

重要な言葉

平均値
すべての値を合計して個数で割った代表値。
中央値
値を小さい順に並べたときの中央の値。
標準偏差
データが平均からどれだけ散らばっているかの尺度。
相関係数
二つの量の直線的な関係の強さと向きを表す値。

確認問題

確かめよう極端に高い一人の購入額の影響を受けにくい代表値は平均と中央値のどちら?

中央値です。ただし目的に応じて両方を見ます。

平均値は、極端に大きな値の影響を受けにくい。

相関が高い二つの量には、因果関係があるとは限らない。

購入額1・2・3・4・20万円の中央値は?

データの散らばりの大きさを表す値は?

だけで『普通の利用者』を説明すると、少数の大きな値に引っ張られることがあります。何を代表する数値かを確かめて読みます。

購入額が1・2・3・4・20万円なら、は30÷5=6万円、は並べた中央の3万円です。ほとんどの人が6万円買ったという意味ではありません。

はデータの散らばりの尺度です。は各結果をその確率で重み付けして足します。100円を得る確率0.2、0円が0.8なら期待値20円ですが、一回の結果が20円になるわけではありません。

は二つの量の直線的な関係の強さや向きを表します。相関が高くてもの証明にはならず、季節など共通の原因があるかもしれません。集めやすい人だけの調査には標本の偏りもあります。

出典・参考資料

試験の公式案内と、この記事の参考にした学習資料です。

編集:Pinternet Works · 更新日:

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