画像・音声をデジタルで表すとは
画像・音声をデジタルで表すでは、画素や音の細かさがデータ量を決め、圧縮の方法が画質や音質に影響することを学びます。

写真のファイルが大きい理由は、画素の数や一つの画素を表す情報量にあります。音声も、どのくらい細かく測るかでデータ量が変わります。
基本の仕組み

圧縮をしない100×100画素、1画素24ビットの画像なら、画素データは100×100×24=240,000ビット、8で割ると30,000バイトです。実際のファイルには付加情報などもあります。
音を一定間隔で測るのが標本化、その大きさを有限の段階で表すのが量子化です。標本化周波数は一秒当たりの測定回数、量子化ビット数は一回の値の細かさに関係します。
可逆圧縮は展開すると元のデータへ戻せます。非可逆圧縮は一部の情報を省くため元と完全には一致しません。写真と文字の図では適した形式や圧縮の条件が違い、拡張子だけで常に画質が決まるわけではありません。
データ量と圧縮

音声のデジタル化は、標本化で時間を区切り、量子化で振幅を段階化し、符号化でビット列にします。非圧縮の音声データ量は、標本化周波数×量子化ビット数×チャネル数×秒数でビット単位に求め、8で割るとバイトになります。例えば標本化周波数44.1kHz、量子化ビット数16ビット、2チャネルの1秒分は44,100×16×2=1,411,200ビットです。
非圧縮の画像データ量は画素数×1画素当たりのビット数で求めます。可逆圧縮は元に完全復元でき、非可逆圧縮は情報を捨てて容量を小さくします。写真・音声の用途と、原本の完全復元が必要な用途を分けます。
| 分類 | 内容 |
|---|---|
| 可逆圧縮 | 元のデータへ完全に戻せる |
| 非可逆圧縮 | 捨てた情報は元に戻せない |
| 形式 | 主な用途 | 圧縮 |
|---|---|---|
| JPEG | 写真 | 非可逆 |
| PNG | 図・イラスト | 可逆 |
| GIF | 256色までの画像、簡単なアニメーション | 可逆 |
| MP3 | 音声 | 非可逆 |
| MPEG | 動画 | 非可逆 |
| ZIP | ファイルの圧縮・アーカイブ | 可逆 |
試験に出る
- ビットとバイトの関係(1バイト=8ビット)。
- 画像のデータ量=画素数×1画素のビット数の計算。
- 標本化(測る間隔)と量子化(値の段階)の違い。
- 可逆圧縮と非可逆圧縮の違いと、代表的な形式(JPEG・MP3は非可逆、PNG・ZIPは可逆)。
- 拡張子だけで画質が決まるわけではないこと。
重要な言葉
- 画素
- 画像を構成する最小の点。
- 標本化
- 音などを一定間隔で測定すること。
- 量子化
- 測定した値を有限の段階に当てはめること。
- 可逆圧縮
- 展開すると元のデータに完全に戻る圧縮。
確認問題
確かめよう1バイトは何ビット?
8ビットです。ビットとバイトの単位をそろえて容量を計算します。
1バイトは8ビットである。
非可逆圧縮で圧縮したデータは、展開すると元と完全に一致する。
100×100画素、1画素24ビットの画像の画素データ量は?
音の大きさを有限の段階で表すことを何という?
写真のファイルが大きい理由は、の数や一つの画素を表す情報量にあります。音声も、どのくらい細かく測るかでが変わります。
圧縮をしない100×100画素、1画素24の画像なら、画素データは100×100×24=240,000ビット、8で割ると30,000です。実際のファイルには付加情報などもあります。
音を一定間隔で測るのが、その大きさを有限の段階で表すのがです。標本化周波数は一秒当たりの測定回数、量子化ビット数は一回の値の細かさに関係します。
は展開すると元のデータへ戻せます。は一部の情報を省くため元と完全には一致しません。写真と文字の図では適した形式や圧縮の条件が違い、拡張子だけで常に画質が決まるわけではありません。
出典・参考資料
試験の公式案内と、この記事の参考にした学習資料です。
- IPA:ITパスポート試験の内容・出題範囲 ↗
- IPA:過去問題・公開問題 ↗
- IPA:ITパスポート試験シラバス Ver.6.5(2026年1月) ↗
- Bluetooth SIG:Bluetooth Technology Overview ↗
- ルネサス:LoRaソリューションの低電力広域通信 ↗
編集:Pinternet Works · 更新日:
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