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電気工事士試験 · 学習ガイド

配線図記号(最優先の暗記項目)

配線図記号とは

配線図記号とは、電源や負荷、保護装置などの役割を図面上で短く表すために決められた共通の記号です。

照明・コンセント・スイッチの実物と同じ名称のカードを対応させた図。規格記号の見本ではありません。
実物の設備と配線図上の記号を対応させて覚えます。図面カードは関係を表す模式図で、規格記号の見本ではありません。

配線図は器具を実物の絵で描かず、決まった記号で役割を示します。記号を読むことは、図の中で何が電源・負荷・保護装置なのかを見分けることです。

配線図記号(最優先の暗記項目)
傍記・記号意味
E/ET/EET接地極付/接地端子付/接地極付接地端子付
EL漏電遮断器付
LK/T抜け止め形/引掛形
WP防雨形
H/L位置表示灯内蔵(OFFで点灯)/確認表示灯内蔵(ONで点灯)
D/RAS/P遅延スイッチ/熱線式自動スイッチ/プルスイッチ
A自動点滅器
TSタイムスイッチ
CL/CH/DLシーリング/シャンデリヤ/埋込器具(ダウンライト)
3路/4路3路2個で2か所から点滅。間に4路を入れると3か所以上
配線図記号(最優先の暗記項目)
線種配線の場所
実線天井隠ぺい配線
破線床隠ぺい配線
点線露出配線
一点鎖線地中配線
配線図記号(最優先の暗記項目)
施工条件の表示意味
VVF600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形
VVR600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形
IV600Vビニル絶縁電線(管などに収めて使う)
EM-EEF600V耐燃性ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形
PF/CD合成樹脂製可とう電線管(PF管/CD管)。CD管はコンクリート埋込専用
VE硬質ポリ塩化ビニル電線管
Eねじなし電線管(例:E19)

基本の仕組み

基本の仕組みの図解。中央の図面にコンセント記号を左、文字・補助表示をすぐ右に置き、両方を一つの枠で囲む。枠から下へ矢印を引き、「接地極の有無」「用途」につなぐ。
覚えること:記号と横の表示を一組で読む

よく似たコンセントの記号でも、文字や補助表示で接地極の有無や用途などが変わります。外形だけを見て即答せず、記号の横にある表示まで一組で読みます。

図記号は共通の約束で情報を短く表す仕組みです。図面に固有の記号は凡例や注記に説明されるため、記憶だけでなくその図の説明を確認します。

図記号・傍記・写真を対応させる

図記号・傍記・写真を対応させるの図解。正方形の中央を縦線で左右に分け、両側に同じ点滅器の記号「●」を置く。左は「●」の傍らに3を添えて「3路」へ、右は4を添えて「4路」へ矢印で結ぶ。
覚えること:同じ●でも傍記で機能を区別

配線図の記号はJIS C 0303を基本とし、同じ点滅器の記号(●)でも傍記で機能を区別します。3路は3、4路は4、位置表示灯内蔵はH、確認表示灯内蔵はL、遅延はD、熱線式自動スイッチはRASです。問題文の凡例や「ワイド形」の指定も優先します。

コンセントは接地極付E、接地端子付ET、漏電遮断器付EL、抜け止め形LK、引掛形T、防雨形WPなど、記号と傍記の組合せで区別します。接地極と接地端子はどちらも保護接地に関わりますが、器具の形と接続方法が違います。照明のDL、CL、CH、ペンダント、引掛シーリングは写真とも照合します。

過去問では調光器の図記号、屋外灯の自動点滅器(傍記A)、シャンデリヤの写真などが問われます。図記号だけ、または外観だけでは答えられない問題もあるので、名称・用途・図面上の接続先を一組で確認します。

確認

確認の図解。1枚の配線図内で、左に接続点の表示がある交差、右に表示のない交差を置き、細い仕切りで比べる。両方の交差へ矢印を向け、接続点の表示と線の描き方を読む構成にする。
覚えること:交差は接続点表示と線の描き方で判断

図上の線の交差が、必ず電気的な接続を意味するとは限りません。接続点の表示や線の描き方を読み、位置が近いこととつながることを分けます。

試験に出る

  • 配線図記号は、電源・負荷・保護装置などの役割を表す共通の約束である点を問う問題。
  • 似たコンセント記号でも、文字や補助表示で接地極の有無や用途が変わります。
  • 図面に固有の記号は、凡例や注記の説明を確認することが重要です。
  • 線の交差が必ず電気的な接続を意味するとは限らない点に注意します。
  • 覚えた記号だけでなく、その図の問題固有の説明も読みます。
  • 点滅器の傍記:3(3路)、4(4路)、H(位置表示灯内蔵)、L(確認表示灯内蔵)、D(遅延)、P(プル)、RAS(熱線式自動スイッチ)、2P(両切)。
  • コンセントの傍記:E(接地極付)、ET(接地端子付)、EET(接地極付接地端子付)、EL(漏電遮断器付)、LK(抜け止め形)、T(引掛形)、WP(防雨形)、20A・250V。
  • 照明の傍記:CL(シーリング)、CH(シャンデリヤ)、DL(埋込器具)、○に横線(ペンダント)。自動点滅器は●にA、ルームエアコン屋内ユニットはI・屋外ユニットはO。
  • 配線の線種:天井隠ぺいは実線、床隠ぺいは破線、露出は点線、地中は一点鎖線。

重要な言葉

配線図記号
電源や負荷、保護装置の役割を図面上で表す記号。
凡例
図面固有の記号の意味を説明する一覧。
コンセント記号
コンセントを表す記号。補助表示で接地極の有無などが変わる。
傍記
図記号の横に付ける文字や数字。器具の種類や定格を区別する。
自動点滅器
周囲の明るさで屋外灯などを自動的に点滅させる器具。図記号は●の傍記にA。
タイムスイッチ
設定した時刻に回路を入り切りする器具。図記号はTSと表す。

確認問題

確かめよう見覚えのない補助文字があるとき、先に見るものは?

凡例と注記。その問題の記号の意味を確かめます。

図上の線の交差は、必ず電気的な接続を意味する。

見覚えのない記号は、凡例や注記で意味を確認する。

抜け止め形コンセントを表す傍記は「LK」である。

点滅器の傍記「H」は、スイッチがONのときに点灯する確認表示灯内蔵を表す。

似たコンセント記号を区別するときに見るものは?

線の交差について正しいものは?

抜け止め形の防雨形コンセントの図記号に付ける傍記として正しいものは?

点滅器の傍記と意味の組合せとして誤っているものは?

配線図は器具を実物の絵で描かず、決まったで役割を示します。記号を読むことは、図の中で何が・負荷・保護装置なのかを見分けることです。

よく似たの記号でも、文字や補助表示での有無や用途などが変わります。外形だけを見て即答せず、記号の横にある表示まで一組で読みます。

は共通の約束で情報を短く表す仕組みです。図面に固有の記号はや注記に説明されるため、記憶だけでなくその図の説明を確認します。

図上の線のが、必ず電気的な接続を意味するとは限りません。接続点の表示や線の描き方を読み、位置が近いこととことを分けます。

出典・参考資料

試験の公式案内と、この記事の参考にした学習資料です。

編集:Pinternet Works · 更新日:

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