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日本化粧品検定 · 学習ガイド

全成分表示の順序と例外

全成分表示とは

全成分表示とは、化粧品に配合される成分を原則として配合量の多い順に記載する表示です。

エルくんが説明する図解。成分一覧を原則多い順の上部/1%以下順不同の下部に分ける。
考え方の例:化粧品の成分は原則として配合量の多い順に記載します。ただし1%以下の成分は順不同でよく、着色剤についても別の記載方法があります。

成分一覧は配合量を読む手掛かりになりますが、すべてが厳密な多い順とは限りません。例外も理解します。

全成分表示の順序と例外
成分・場面記載のルール
1%を超える成分配合量の多い順に記載
1%以下の成分順不同で記載できる
着色剤他の成分の後にまとめて順不同で記載できる
混合原料・植物エキス成分ごとに分ける。エキスは抽出溶媒と分けて記載
香料「香料」と一つにまとめて記載できる
キャリーオーバー成分記載しなくてよい
全成分表示の順序と例外
法定表示事項(薬機法61条)補足
製造販売業者の氏名または名称と住所製品の責任者を示す
名称販売名など
製造番号または製造記号ロットの追跡に使う
成分の名称化粧品は全成分
使用の期限厚生労働大臣が指定する化粧品のみ

基本の仕組み

基本の仕組みの図解。中央に成分名カードを縦に並べ、上側には「配合量の多い順」を示す下向き矢印、仕切りの下側には「1%以下」のカード間に左右の矢印を置いて順不同を示す。脇に「着色剤は別」を添え、仕切りは説明用であって実際の表示から分かる境界ではないことを示す。
覚えること:原則多い順、1%以下は順不同

化粧品の成分は原則として配合量の多い順に記載します。ただし1%以下の成分は順不同でよく、着色剤についても別の記載方法があります。

成分名は配合目的を理解する入口ですが、表示順だけから正確な濃度や完成製品の効果は分かりません。医薬部外品の成分表示とは制度が異なる点にも注意します。

後ろに書かれた成分は必ず隣の成分より少ない、という判断はできません。少量でも役割を持つ成分があります。

全成分の読み取りと例外

全成分の読み取りと例外の図解。中央に全成分表示を縦に置き、上から下へ「仕込み時の配合量が多い順」を示す矢印を引く。途中を「1%以下」の仕切りで区切ってその範囲の順不同を示し、着色剤は他の成分の後に別枠でまとめる。
覚えること:原則は配合量順、1%以下は順不同可

全成分表示は原則として仕込み時の配合量が多い順です。1%以下の成分は順不同にでき、着色剤は他の成分の後にまとめて順不同で記載できます。キャリーオーバー成分は記載不要です。表示は成分の有無やおおまかな位置を知る手掛かりで、少量成分の正確な濃度順位は確定できません。

医薬部外品は法律上は表示指定成分の表示が義務で、全成分は業界の自主基準により有効成分とその他の成分を分けて記載します。「無添加」だけで安全性を判断せず、何を配合していないのか、使用上の注意、本人の既往や刺激経験を確認します。

試験に出る

  • 化粧品は2001年4月から全成分表示が義務。成分は原則として配合量の多い順に記載する。
  • 1%以下の成分は順不同でよく、着色剤は他の成分の後にまとめて順不同で記載できる。
  • キャリーオーバー成分(原料の品質保持のため微量に移行した防腐剤等)や原料中の混在成分は記載しなくてよい。
  • 混合原料は成分ごとに分け、植物エキスは抽出溶媒と分けて記載する。香料は「香料」とまとめて記載できる。
  • 医薬部外品は法律上は表示指定成分の表示義務で、全成分表示は業界の自主基準(有効成分とその他の成分を分けて記載)。
  • 化粧品の法定表示には、製造販売業者の氏名・名称と住所、名称、製造番号または製造記号、全成分、指定品目の使用期限がある。

重要な言葉

全成分表示
化粧品に配合したすべての成分を容器等に記載すること。2001年4月から義務化された。
着色剤
タール色素・無機顔料・天然色素など色をつける成分。他の成分の後にまとめて記載できる。
キャリーオーバー成分
原料の品質保持のために加えられ、製品中では効果を発揮しない微量で移行した成分。記載は不要。
表示指定成分
まれにアレルギー等を起こすおそれがあるとして表示が求められた成分群。医薬部外品では現在も表示義務の基準となる。

確認問題

確かめよう1%以下の成分も必ず多い順に書く?

いいえ。1%以下の成分は順不同で記載できます。

化粧品の成分は原則として配合量の多い順に記載する。

1%以下の成分も必ず配合量の多い順に記載する。

化粧品の全成分表示の記載方法として誤っているものは?

化粧品の直接の容器等に記載が求められる事項として法に定めがないものは?

成分一覧は配合量を読む手掛かりになりますが、すべてが厳密な多い順とは限りません。も理解します。

化粧品の成分は原則として配合量の多い順に記載します。ただしの成分は順不同でよく、についても別の記載方法があります。

出典・参考資料

試験の公式案内と、この記事の参考にした学習資料です。

編集:Pinternet Works · 更新日:

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