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日本化粧品検定 · 学習ガイド

香りと口腔ケアの基本

香りのノートとは

香りのノートとは、トップ・ミドル・ベース(ラスト)の順に感じ方が変化する香りの経過です。

トップ・ミドル・ベースの順に香りの札を積み、別枠で歯ブラシと歯磨剤の併用を示す図。
香りは比較的早く感じるトップ、中心となるミドル、残りやすいベースという経過で説明できます。歯磨剤はブラッシングと組み合わせて使います。

香りの印象は時間で変わり、口腔ケア製品は清掃を補助します。製品が何をするものかを用途ごとに整理します。

香りと口腔ケアの基本
区分特徴
トップノート付けた直後に感じる、揮発しやすい香り
ミドルノート香りの中心となる部分
ベース(ラスト)ノート最後まで残る、揮発しにくい香り
歯垢ブラッシング・歯間清掃で機械的に除去

基本の仕組み

基本の仕組みの図解。正方形の中央に左から右へ進む時間の矢印を置き、点線の仕切りで「トップ→ミドル→ベース(ラスト)」の3区間に分ける。左端の香水瓶から始まる香りの線を、矢印に沿ってつなぐ。
覚えること:香りは揮発性の違いで変化

香りは比較的早く感じるトップ、中心となるミドル、残りやすいベース(ラスト)という経過で説明できます。歯磨剤はブラッシングと組み合わせて使います。

香りは成分の揮発性の違いで時間とともに変化し、持続時間は香料濃度(賦香率)でも変わります。口腔ケアは歯・歯肉・汚れへの目的と、配合成分の働きを分けます。

香りの強さを安全性と同一視しないようにします。また、洗口液だけで歯の機械的な清掃をすべて置き換えられるとは限りません。

香料の時間変化・歯の清掃

香料の時間変化・歯の清掃の図解。中央に歯2本を大きく描き、表面と歯間の歯垢が清掃で落ちる様子を矢印で示す。右端は仕切り線で分けて洗口液を小さく置き、歯垢へ向かう矢印を×で止める。
覚えること:歯垢はブラッシングや歯間清掃で除く

香料には天然香料(植物性・動物性)と合成香料があり、揮発しやすい順にトップ、ミドル、ベース(ラスト)へ印象が変わります。フレグランスは香料濃度の高い順にパルファム、オードパルファム、オードトワレ、オーデコロンです。香りの強さと安全性は別で、周囲への配慮も必要です。

歯は表面のエナメル質の内側に象牙質・歯髄があり、歯垢はブラッシングや歯間清掃で除きます。歯磨剤や洗口液は清掃・口臭予防を補助しますが、洗口だけで歯垢の機械的除去は置き換えられません。歯周炎・歯肉炎の予防をうたえるのは医薬部外品の薬用歯みがき類です。

香料の時間変化・歯の清掃
フレグランスの種類香料濃度・持続(一般的な傾向)
パルファム最も濃く、持続も最も長い
オードパルファムパルファムに次いで濃い
オードトワレオードパルファムより軽い
オーデコロン最も薄く、持続も短い
香料の時間変化・歯の清掃
歯みがきの区分表示できる効能の例
化粧品(ブラッシングを行う歯みがき類)むし歯を防ぐ、歯を白くする、歯垢を除去する、口臭を防ぐ
医薬部外品(薬用歯みがき類)上記に加え、歯周炎(歯槽膿漏)の予防、歯肉炎の予防など

試験に出る

  • 香りは揮発しやすい成分から順に、トップ→ミドル→ベース(ラスト)ノートと変化する。
  • フレグランスは香料濃度(賦香率)の高い順にパルファム、オードパルファム、オードトワレ、オーデコロンで、一般に濃いほど香りが長く続く。
  • 香料には天然香料(植物性・動物性)と合成香料があり、組み合わせたものを調合香料という。
  • 化粧品の歯みがき類は「むし歯を防ぐ」「口臭を防ぐ」「歯を白くする」などを表示でき、「歯周炎(歯槽膿漏)の予防」「歯肉炎の予防」は医薬部外品の薬用歯みがき類に限られる。
  • 歯垢はブラッシングや歯間清掃で機械的に除去する。洗口液だけでは置き換えられない。

重要な言葉

トップノート
香りで比較的早く感じる部分。
ミドルノート
香りの中心となる部分。
ベースノート
香りの最後まで残る部分。ラストノートとも呼ぶ。
歯磨剤
ブラッシングと組み合わせて使う口腔ケア製品。化粧品と医薬部外品(薬用歯みがき類)がある。
賦香率
フレグランスに含まれる香料の割合。高いほど香りが強く長く続く。
オードトワレ
オードパルファムより香料濃度が低く、オーデコロンより高いフレグランス。

確認問題

確かめよう香りは付けた直後から最後まで必ず同じ?

いいえ。時間で感じ方が変わります。

香りはトップ・ミドル・ベースと時間で感じ方が変わる。

洗口液だけで歯の機械的な清掃をすべて置き換えられる。

「歯周炎(歯槽膿漏)の予防」は化粧品の歯みがきでも表示できる。

オーデコロンはパルファムより香料濃度が低い。

付けた直後に最初に感じる香りは?

香料濃度が最も高いフレグランスは?

医薬部外品(薬用歯みがき類)でなければ表示できない効能は?

香りは比較的早く感じる、中心となるミドル、残りやすいベース(ラスト)という経過で説明できます。はブラッシングと組み合わせて使います。

香りの強さを安全性と同一視しないようにします。また、だけで歯の機械的な清掃をすべて置き換えられるとは限りません。

出典・参考資料

試験の公式案内と、この記事の参考にした学習資料です。

編集:Pinternet Works · 更新日:

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