酸化染毛剤とパーマとは
酸化染毛剤とパーマは、前者が酸化による染色、後者が毛髪の結合の切断・再結合で形を変える仕組みです。

髪の色を変えることと、形を変えることでは化学的な作用が異なります。使用前の注意も製品ごとに重要です。
| 種類 | 区分 | しくみ・色持ちの目安 |
|---|---|---|
| 一時染毛料 | 化粧品 | 表面に付着。シャンプーで落ちる |
| 半永久染毛料(ヘアマニキュア等) | 化粧品 | 酸性染料で表面付近を染める。2〜4週間程度 |
| 永久染毛剤(酸化染毛剤) | 医薬部外品 | 脱色と酸化染料の発色。2〜3か月程度。毎回パッチテスト |
| 脱色剤・脱染剤 | 医薬部外品 | メラニンを分解して明るくする |
| パーマネント・ウェーブ用剤 | 医薬部外品 | 還元でシスチン結合を切り、酸化で再結合 |
基本の仕組み

酸化染毛剤は酸化による染色の仕組みを利用し、パーマは毛髪の結合を切断・再結合させて形を変える仕組みです。
一時染毛料・半永久染毛料・永久染毛剤で染まり方や持続性が違います。酸化染毛剤では製品の使用説明に従い、毎回使用の48時間前に皮膚アレルギー試験(パッチテスト)を行います。
以前問題なく使えたから今後も必ず安全とは限りません。異常があるときは使用せず、必要な相談をします。
一時・半永久・永久染毛とパーマ

一時染毛料は髪の表面に色を付着させ、シャンプーで落ちます。半永久染毛料のヘアマニキュアは酸性染料で表面付近を染め、永久染毛剤の酸化染毛剤はメラニンを脱色しながら酸化染料を毛髪内部で発色させます。酸化染毛剤・脱色剤は医薬部外品、ヘアマニキュアやカラートリートメントは化粧品です。
パーマは1剤の還元剤で毛髪のシスチン結合を切り、形を整えて2剤の酸化剤で再結合させる処理です。酸化染毛剤は以前問題なく使えても、毎回使用の48時間前に皮膚アレルギー試験を行い、説明書の時間・使用条件を守ります。
試験に出る
- 永久染毛剤(酸化染毛剤など)と脱色剤・脱染剤、パーマネント・ウェーブ用剤は医薬部外品。
- 半永久染毛料(ヘアマニキュア、カラートリートメント等)と一時染毛料(ヘアマスカラ、カラースプレー等)は化粧品。
- 酸化染毛剤はメラニンを脱色しながら酸化染料を毛髪内部で発色させ、色持ちは2〜3か月程度。
- ヘアマニキュアは酸性染料で毛髪の表面付近を染め、色持ちは2〜4週間程度。
- 酸化染毛剤は、以前問題がなくても毎回、使用の48時間前に皮膚アレルギー試験(パッチテスト)を行う。
- パーマは1剤(還元剤)でシスチン結合を切り、形を整えて2剤(酸化剤)で再結合させる。
重要な言葉
- 酸化染毛剤
- 酸化による染色を利用する染毛剤。
- 皮膚アレルギー試験
- パッチテストとも呼ぶ。酸化染毛剤の使用のたびに、48時間前に皮膚で異常が起きないか確かめる。
- パーマ
- 毛髪の結合を切断・再結合させて形を変える処理。
- 半永久染毛料
- ヘアマニキュアやカラートリートメントなど、毛髪を物理的に染める化粧品。
- シスチン結合
- 毛髪のケラチンをつなぐ硫黄同士の結合。パーマではこれを切って再結合させる。
確認問題
確かめよう一度使って平気なら以後の注意確認は不要?
いいえ。毎回の使用前確認が必要です。
酸化染毛剤では、使用説明に従って毎回皮膚アレルギー試験を行うなどの注意がある。
一度問題なく使えたら、以後は使用前の確認をしなくてよい。
ヘアマニキュアは医薬部外品に分類される。
毛髪の結合を切断・再結合させて形を変えるのは?
使用のたびに48時間前の皮膚アレルギー試験が必要とされるのは?
髪の色を変えることと、形を変えることでは化学的な作用が異なります。使用前のも製品ごとに重要です。
は酸化による染色の仕組みを利用し、は毛髪の結合を切断・再結合させて形を変える仕組みです。
一時染毛料・半永久染毛料・永久染毛剤で染まり方や持続性が違います。酸化染毛剤では製品の使用説明に従い、毎回使用の48時間前に(パッチテスト)を行います。
出典・参考資料
試験の公式案内と、この記事の参考にした学習資料です。
- 日本化粧品検定:各級の内容と試験範囲 ↗
- 日本化粧品検定:受験案内 ↗
- 日本化粧品検定:公式教材 ↗
- 日本毛髪科学協会:毛髪の構造 ↗
- 日本化粧品工業会:ヘアカラーリング剤の仕組み ↗
- 日本ヘアカラー工業会:皮膚アレルギー試験 ↗
- 消費者庁:保健機能食品の三制度 ↗
- 厚生労働省:医薬部外品等の取扱いについて(効能効果の範囲) ↗
- 厚生労働省:化粧品の効能の範囲の改正について ↗
- 日本化粧品検定:例題にチャレンジ ↗
編集:Pinternet Works · 更新日:
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