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日本化粧品検定 · 学習ガイド

SPFとPAの違い

SPFとPAとは

SPFとPAはどちらも紫外線防御の指標ですが、SPFは主にUV-B、PAは主にUV-Aを対象とします。

エルくんが説明する図解。UV-B→SPF、UV-A→PAの二本の対比、時間保証にはしない。
SPFは主にUV-Bによる赤くなる日焼けを防ぐ効果、PAはUV-Aに対する防御効果の指標です。数字とプラスの数を別々に読みます。

日焼け止めの二つの指標は、同じものを違う単位で表したわけではありません。対象の紫外線を対応させます。

SPFとPAの違い
表示意味・基準
SPF主にUV-Bによるサンバーンの防止効果。最小紅斑量の比で、50を超えると「SPF50+」
PA+UV-A防止効果がある(UVAPF 2以上4未満)
PA++UV-A防止効果がかなりある(4以上8未満)
PA+++UV-A防止効果が非常にある(8以上16未満)
PA++++UV-A防止効果が極めて高い(16以上)
重ね塗りSPFの数値は足し算できない

基本の仕組み

基本の仕組みの図解。画面を縦線で左右に分け、左は「SPFの数字」→「UV-B」→「赤くなる日焼け」、右は「PAの+」→「UV-A」と矢印で対応づける。数字と+は別々に読む構図にする。
覚えること:SPFはUV-B、PAはUV-Aの指標

SPFは主にUV-Bによる赤くなる日焼けを防ぐ効果、PAはUV-Aに対する防御効果の指標です。数字とプラスの数を別々に読みます。

紫外線には波長の異なる種類があり、肌への影響も異なります。指標は定められた試験条件で測られ、日常の使用効果は塗る量や落ち方にも左右されます。

SPFをそのまま「何時間塗り直さなくてよい」という固定時間へ換算しないようにします。

UV-B・UV-A・試験値の読み方

UV-B・UV-A・試験値の読み方の図解。中央の肌を縦線で左右に分け、左を塗った肌、右を塗らない肌とする。両側の赤みに至る最小紅斑量から下向きの矢印を伸ばし、「塗った肌÷塗らない肌」の比がSPFになるよう配置する。
覚えること:SPFは塗布有無の最小紅斑量比

紫外線は波長の長い順にUV-A(約315〜400nm)、UV-B(約280〜315nm)、UV-C(280nm未満)に分けます。UV-Cはオゾン層などで吸収され地表にほぼ届きません。UV-Bは主に表皮で赤くなる日焼け(サンバーン)を、UV-Aは真皮まで届き黒くなる日焼け(サンタン)や光老化に関わります。

SPFは、塗った肌と塗らない肌で赤くなるのに必要な最小の紫外線量(最小紅斑量:MED)の比です。PAはUV-Aで黒くなる反応から求めた値で4段階に分けます。SPF30の下地とSPF20のファンデーションを重ねてもSPF50にはならず、SPFは連続使用可能時間でもありません。帽子や日陰も組み合わせます。

UV-B・UV-A・試験値の読み方
紫外線防止剤代表成分しくみ・特徴
紫外線吸収剤メトキシケイヒ酸エチルヘキシルなど紫外線を吸収して熱などに変える。白浮きしにくいが、まれに肌に合わない
紫外線散乱剤酸化チタン、酸化亜鉛粉体が紫外線を反射・散乱させる。肌への負担が少ないとされるが白浮きしやすい

試験に出る

  • UV-Aは約315〜400nm、UV-Bは約280〜315nm、UV-Cは280nm未満(化粧品分野では320nmを境とする資料もある)。
  • UV-Cはオゾン層などで吸収され、地表にほとんど届かない。
  • SPFは主にUV-Bによるサンバーンを防ぐ指標で、最小紅斑量(MED)の比から求める。
  • PAは主にUV-Aに対する防御効果の指標で、PA+〜PA++++の4段階。
  • SPFとPAは同じものを別単位で表したものではない。
  • SPFは50を超えると「SPF50+」と表示し、重ねても数値は足し算できない。
  • 紫外線吸収剤は吸収して変換、散乱剤(酸化チタン・酸化亜鉛)は反射・散乱で防ぐ。

重要な言葉

SPF
主にUV-Bによる日焼けを防ぐ効果の指標。
PA
主にUV-Aに対する防御効果の指標。
UV-A・UV-B・UV-C
紫外線を波長で分けた3種類。長い順にUV-A・UV-B・UV-Cで、UV-Cは地表にほぼ届かない。
最小紅斑量(MED)
紫外線を当てて皮膚が赤くなるのに必要な最小の量。SPFの算出に使う。
紫外線散乱剤
酸化チタンや酸化亜鉛などの粉体で、紫外線を反射・散乱させて防ぐ成分。
紫外線吸収剤
紫外線を吸収し、熱などのエネルギーに変えて放出する成分。

確認問題

確かめようPAは主にUV-Bへの指標?

いいえ。UV-Aに対応します。

PAは主にUV-Aに対する防御効果の指標である。

SPFの値をそのまま何時間持つかという時間に換算できる。

UV-Cはオゾン層などで吸収され、地表にはほとんど届かない。

紫外線の種類と作用の組合せとして適切なものは?

PAが主に対応する紫外線は?

紫外線散乱剤として使われる成分は?

日焼け止めの二つの指標は、同じものを違う単位で表したわけではありません。対象のを対応させます。

は主にUV-Bによる赤くなる日焼けを防ぐ効果、はUV-Aに対する防御効果の指標です。数字とプラスの数を別々に読みます。

紫外線には波長の異なる種類があり、肌への影響も異なります。指標は定められたで測られ、日常の使用効果は塗る量や落ち方にも左右されます。

出典・参考資料

試験の公式案内と、この記事の参考にした学習資料です。

編集:Pinternet Works · 更新日:

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