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日本化粧品検定 · 学習ガイド

洗浄・保湿・紫外線対策

汚れを落とす洗浄、水分を保つ保湿、紫外線を防ぐ対策を役割ごとに整理します。SPFとPAの違いを知り、塗る量や耐水性など使用時の条件まで考えます。

仕組みを理解する

クレンジングと洗顔の役割

クレンジングと洗顔は、水になじむ汚れと油になじむ汚れを落とす役割を持ち、洗浄料の働きは対象によって異なります。

エルくんが説明する図解。油性汚れをクレンジングがなじませ、界面活性剤で水へ分散する図。
油性のメイクにはクレンジングの油性成分や界面活性剤が働きます。洗顔料は汗・皮脂等を落とし、製品によって一工程で兼ねる場合もあります。

メイクや皮脂、汗など、肌に残るものには水になじむものと油になじむものがあります。落とす対象を考えると洗浄料の役割が分かります。

クレンジングと洗顔の役割
剤型・表示意味・使い方
クレンジング油性メイクをなじませて落とす
洗顔汗・水性汚れ・余分な皮脂等を落とす
オイル一般に油性成分が多く洗浄力が高い
ダブル洗顔製品の表示に従う

基本の仕組み

基本の仕組みの図解。中央に肌の断面を置き、上の油性メイクと右から流れる水の間に界面活性剤を描く。水の矢印を右から左へ通し、汚れが水で流しやすくなる関係を示す。
覚えること:界面活性剤で汚れを水で流しやすく

油性のメイクにはクレンジングの油性成分や界面活性剤が働きます。洗顔料は汗・皮脂等を落とし、製品によって一工程で兼ねる場合もあります。

界面活性剤は水と油の間へ働きかけ、汚れを水で流しやすくします。製品の剤型だけで洗浄力や肌への負担を一律に決めず処方と使い方を見ます。

長時間こすれば必ずきれいになるわけではありません。強い摩擦や洗いすぎを避け、表示に沿って使います。

落とす対象と剤型の違い

落とす対象と剤型の違いの図解。中央にエルくんを1体置き、左右を仕切った1枚の肌の図を描く。左はクレンジングから油性メイク・日焼け止めへ、右は洗顔から汗・水性汚れへ、それぞれ矢印を向ける。
覚えること:油性メイクはクレンジング、汗は洗顔

クレンジングは油性メイク・日焼け止め、洗顔は汗や水性汚れ、余分な皮脂・角質などを落とします。界面活性剤は油性汚れを水に分散させて流す助けになります。製品に「ダブル洗顔不要」とあれば二度洗いを必須にしません。

協会サイトの1級例題では、オイル・ミルク・クリーム・ローションのうち、油性成分が最も多いオイルをクレンジング力が最も強い剤型として選びます。ただし個別製品の処方、メイクの濃さ、使用量で実際の洗浄力と肌への負担は変わります。強くこすらず、ぬるま湯で十分にすすぎ、落とし過ぎによる乾燥にも注意します。

落とす対象と剤型の違い
界面活性剤の種類水に溶けたときの性質主な用途・特徴
アニオン(陰イオン)マイナスの電荷を帯びる洗浄力・泡立ちがよい。石けん、洗顔料、シャンプー
カチオン(陽イオン)プラスの電荷を帯びる髪などに吸着し、柔軟・帯電防止・殺菌。リンス、コンディショナー
両性pHによってプラスにもマイナスにもなる刺激が比較的少なく、シャンプーの補助やベビー用に使う
ノニオン(非イオン)電荷を帯びない刺激が少なく、乳化剤やクレンジングなどに広く使う

試験に出る

  • 汚れは水になじむものと油になじむものに分けて考える。
  • 油性メイクにはクレンジングの油性成分や界面活性剤が働く。
  • 洗顔料は汗や皮脂などを落とし、一工程で兼ねる製品もある。
  • 界面活性剤はアニオン・カチオン・両性・ノニオンの4種類に分かれる。
  • 洗浄の主役はアニオン、リンスはカチオン、乳化やクレンジングにはノニオンが多い。
  • 油性成分が多い剤型ほどクレンジング力は強い傾向で、オイルが最も強いとされる。
  • 剤型だけで個別製品の洗浄力や負担を一律に決められない。
  • 強い摩擦や洗いすぎを避ける。

重要な言葉

クレンジング
油性のメイクなどを落とすための洗浄料。
界面活性剤
水と油の間へ働き、汚れを水で流しやすくする成分。
アニオン界面活性剤
水中でマイナスの電荷を帯びる界面活性剤。洗浄力と泡立ちがよく、石けんや洗顔料に使う。
カチオン界面活性剤
水中でプラスの電荷を帯びる界面活性剤。髪に吸着しやすく、リンスや柔軟に使う。
ノニオン界面活性剤
水中で電荷を帯びない界面活性剤。刺激が少なく、乳化剤やクレンジングに使う。

確認問題

確かめようオイルという名前だけで全製品の洗浄力は同じ?

いいえ。処方や使用条件が違います。

油になじむメイクは、クレンジングの油性成分や界面活性剤によって落としやすくなる。

洗浄力は製品の剤型だけで決まり、処方は関係ない。

ヘアリンスやコンディショナーに主に使われる界面活性剤は?

洗顔料やシャンプーで洗浄の主役として多く使われる界面活性剤は?

メイクや皮脂、汗など、肌に残るものには水になじむものと油になじむものがあります。落とすを考えると洗浄料の役割が分かります。

油性のメイクにはの油性成分や界面活性剤が働きます。洗顔料は汗・皮脂等を落とし、製品によって一工程で兼ねる場合もあります。

は水と油の間へ働きかけ、汚れを水で流しやすくします。製品の剤型だけで洗浄力や肌への負担を一律に決めず処方と使い方を見ます。

長時間こすれば必ずきれいになるわけではありません。強いや洗いすぎを避け、表示に沿って使います。

保湿を支える水分と油分

保湿は、水分を保つ成分と、油分で表面を覆う成分を組み合わせて支えられます。

保湿成分が水分を抱える働きと、油分が肌表面を覆う働きを並べて示す図。
グリセリンなどは水分保持を助け、油性成分は皮膚からの水分蒸散を抑え、なめらかさを与える働きに関わります。

保湿製品の違いは、肌へ水分を与え保持する作用と、表面を覆いなめらかにする作用から考えます。

保湿を支える水分と油分
剤型・表示意味・使い方
保湿成分水分を引き寄せ保持
油性成分蒸散を抑え、なめらかにする
乳液水分と油分を含む
クリーム一般に乳液より油分が多い

基本の仕組み

基本の仕組みの図解。中央に肌の断面を大きく描く。肌の中では「グリセリンなど」から水分へ向かう矢印で水分保持の補助を示し、肌表面の「油性成分」の上には細い上向き矢印で水分蒸散が抑えられる様子を示す。
覚えること:グリセリン等は保水補助、油分は蒸散抑制

グリセリンなどは水分保持を助け、油性成分は皮膚からの水分蒸散を抑え、なめらかさを与える働きに関わります。

化粧水・乳液・クリームは水分と油分、保湿成分などの組合せが違います。製品名だけで役割を完全に分けず、処方と表示を確認します。

どの製品でも必ず同じ順番が正解とは限りません。使い方の指定と組み合わせを確認し、量を増やすほどよいと考えないようにします。

水分保持と蒸散抑制の組合せ

水分保持と蒸散抑制の組合せの図解。下部に肌の断面を横長に描き、グリセリンへ水分が集まる矢印を置く。肌表面にはワセリンの膜を重ね、外へ向かう蒸散の矢印が膜で抑えられる様子を示す。
覚えること:保湿剤は水を保持、油分は蒸散抑制

グリセリン、ヒアルロン酸、アミノ酸などの保湿成分は水を引き寄せ保持し、ワセリンなどの油性成分は水分蒸散を抑える役割があります。化粧水、乳液、クリームはそれぞれ水・保湿剤・油分の割合や剤型が異なります。

協会サイトの準2級例題では、一般にクリームは乳液より油性成分が多いこと、乾燥しやすい目元は重ねづけし、皮脂が多い鼻・額は少なめにすることを扱います。顔全体へ一律の量を塗るより、部位の乾燥・皮脂と製品の使用法を合わせて調整します。

水分保持と蒸散抑制の組合せ
分類代表成分主な働き
ヒューメクタント(水性の保湿剤)グリセリン、BG、ヒアルロン酸Na、アミノ酸水分を引き寄せて抱え込む
エモリエント(油性成分)スクワラン、植物油、エステル油肌を柔らかくし、なめらかさを与える
表面を覆う油性成分ワセリン、ミネラルオイル膜を作り、水分の蒸散を防ぐ
細胞間脂質を補う成分セラミド角層の細胞間脂質を補い、バリアを支える
水分保持と蒸散抑制の組合せ
区分目的・作用表示できる効能の例
化粧品身体を清潔・美化し、皮膚や毛髪を健やかに保つ。作用は緩和厚労省通知の56項目の範囲(例:肌にうるおいを与える、皮膚の乾燥を防ぐ、試験で確認した場合の乾燥による小ジワを目立たなくする)
医薬部外品(薬用化粧品)承認された有効成分を配合し、防止・衛生などを目的とする。作用は緩和承認された効能(例:肌荒れを防ぐ、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ、にきびを防ぐ)
医薬品病気の診断・治療・予防治療をうたう効能は医薬品の範囲。化粧品・医薬部外品は「治す」「シミを消す」とはうたえない

試験に出る

  • 保湿は水分を保つ作用と、油分で表面を覆う作用に分けられる。
  • ヒューメクタント(グリセリン、ヒアルロン酸Na等)は水分を抱え込む。
  • エモリエントは肌を柔らかくなめらかにし、ワセリン等は膜で水分蒸散を防ぐ。
  • 化粧水・乳液・クリームは水分と油分の組合せが違い、一般にクリームは乳液より油分が多い。
  • 化粧品の効能は厚労省通知の56項目の範囲で表現する。
  • 医薬部外品(薬用化粧品)は承認された有効成分と効能を持つが、治療はうたえない。
  • 順番は製品ごとの指定を確認し、量を増やせばよいとは限らない。

重要な言葉

ヒューメクタント
水分を保持して肌にうるおいを与える成分の総称。
エモリエント
油分で表面を覆い、なめらかさを与える働き。
グリセリン
水分保持を助ける代表的な保湿成分。
ワセリン
石油由来の半固形の油性成分。肌表面に膜を作り、水分の蒸散を防ぐ。
効能の範囲
化粧品が表示・広告できる効能として厚生労働省通知が定めた56項目。

確認問題

確かめよう保湿には水分を保持する成分と油性成分の両方が関わる?

はい。異なる働きを組み合わせます。

保湿には、水分を保持する成分と油分が関わる。

同じ順番で使えばどの製品でも正しい。

化粧品は「乾燥による小ジワを目立たなくする」と、試験で効果を確認しなくても表示できる。

肌表面に膜を作り、水分蒸散を防ぐ働きが最も強いのは?

医薬部外品ではない化粧品が表示できる効能は?

保湿製品の違いは、肌へ水分を与え保持する作用と、表面を覆いなめらかにするから考えます。

などは水分保持を助け、油性成分は皮膚からの水分蒸散を抑え、なめらかさを与える働きに関わります。

化粧水・乳液・クリームは水分と油分、保湿成分などの組合せが違います。製品名だけで役割を完全に分けず、と表示を確認します。

SPFとPAの違い

SPFとPAはどちらも紫外線防御の指標ですが、SPFは主にUV-B、PAは主にUV-Aを対象とします。

エルくんが説明する図解。UV-B→SPF、UV-A→PAの二本の対比、時間保証にはしない。
SPFは主にUV-Bによる赤くなる日焼けを防ぐ効果、PAはUV-Aに対する防御効果の指標です。数字とプラスの数を別々に読みます。

日焼け止めの二つの指標は、同じものを違う単位で表したわけではありません。対象の紫外線を対応させます。

SPFとPAの違い
表示意味・基準
SPF主にUV-Bによるサンバーンの防止効果。最小紅斑量の比で、50を超えると「SPF50+」
PA+UV-A防止効果がある(UVAPF 2以上4未満)
PA++UV-A防止効果がかなりある(4以上8未満)
PA+++UV-A防止効果が非常にある(8以上16未満)
PA++++UV-A防止効果が極めて高い(16以上)
重ね塗りSPFの数値は足し算できない

基本の仕組み

基本の仕組みの図解。画面を縦線で左右に分け、左は「SPFの数字」→「UV-B」→「赤くなる日焼け」、右は「PAの+」→「UV-A」と矢印で対応づける。数字と+は別々に読む構図にする。
覚えること:SPFはUV-B、PAはUV-Aの指標

SPFは主にUV-Bによる赤くなる日焼けを防ぐ効果、PAはUV-Aに対する防御効果の指標です。数字とプラスの数を別々に読みます。

紫外線には波長の異なる種類があり、肌への影響も異なります。指標は定められた試験条件で測られ、日常の使用効果は塗る量や落ち方にも左右されます。

SPFをそのまま「何時間塗り直さなくてよい」という固定時間へ換算しないようにします。

UV-B・UV-A・試験値の読み方

UV-B・UV-A・試験値の読み方の図解。中央の肌を縦線で左右に分け、左を塗った肌、右を塗らない肌とする。両側の赤みに至る最小紅斑量から下向きの矢印を伸ばし、「塗った肌÷塗らない肌」の比がSPFになるよう配置する。
覚えること:SPFは塗布有無の最小紅斑量比

紫外線は波長の長い順にUV-A(約315〜400nm)、UV-B(約280〜315nm)、UV-C(280nm未満)に分けます。UV-Cはオゾン層などで吸収され地表にほぼ届きません。UV-Bは主に表皮で赤くなる日焼け(サンバーン)を、UV-Aは真皮まで届き黒くなる日焼け(サンタン)や光老化に関わります。

SPFは、塗った肌と塗らない肌で赤くなるのに必要な最小の紫外線量(最小紅斑量:MED)の比です。PAはUV-Aで黒くなる反応から求めた値で4段階に分けます。SPF30の下地とSPF20のファンデーションを重ねてもSPF50にはならず、SPFは連続使用可能時間でもありません。帽子や日陰も組み合わせます。

UV-B・UV-A・試験値の読み方
紫外線防止剤代表成分しくみ・特徴
紫外線吸収剤メトキシケイヒ酸エチルヘキシルなど紫外線を吸収して熱などに変える。白浮きしにくいが、まれに肌に合わない
紫外線散乱剤酸化チタン、酸化亜鉛粉体が紫外線を反射・散乱させる。肌への負担が少ないとされるが白浮きしやすい

試験に出る

  • UV-Aは約315〜400nm、UV-Bは約280〜315nm、UV-Cは280nm未満(化粧品分野では320nmを境とする資料もある)。
  • UV-Cはオゾン層などで吸収され、地表にほとんど届かない。
  • SPFは主にUV-Bによるサンバーンを防ぐ指標で、最小紅斑量(MED)の比から求める。
  • PAは主にUV-Aに対する防御効果の指標で、PA+〜PA++++の4段階。
  • SPFとPAは同じものを別単位で表したものではない。
  • SPFは50を超えると「SPF50+」と表示し、重ねても数値は足し算できない。
  • 紫外線吸収剤は吸収して変換、散乱剤(酸化チタン・酸化亜鉛)は反射・散乱で防ぐ。

重要な言葉

SPF
主にUV-Bによる日焼けを防ぐ効果の指標。
PA
主にUV-Aに対する防御効果の指標。
UV-A・UV-B・UV-C
紫外線を波長で分けた3種類。長い順にUV-A・UV-B・UV-Cで、UV-Cは地表にほぼ届かない。
最小紅斑量(MED)
紫外線を当てて皮膚が赤くなるのに必要な最小の量。SPFの算出に使う。
紫外線散乱剤
酸化チタンや酸化亜鉛などの粉体で、紫外線を反射・散乱させて防ぐ成分。
紫外線吸収剤
紫外線を吸収し、熱などのエネルギーに変えて放出する成分。

確認問題

確かめようPAは主にUV-Bへの指標?

いいえ。UV-Aに対応します。

PAは主にUV-Aに対する防御効果の指標である。

SPFの値をそのまま何時間持つかという時間に換算できる。

UV-Cはオゾン層などで吸収され、地表にはほとんど届かない。

紫外線の種類と作用の組合せとして適切なものは?

PAが主に対応する紫外線は?

紫外線散乱剤として使われる成分は?

日焼け止めの二つの指標は、同じものを違う単位で表したわけではありません。対象のを対応させます。

は主にUV-Bによる赤くなる日焼けを防ぐ効果、はUV-Aに対する防御効果の指標です。数字とプラスの数を別々に読みます。

紫外線には波長の異なる種類があり、肌への影響も異なります。指標は定められたで測られ、日常の使用効果は塗る量や落ち方にも左右されます。

日焼け止めの使い方と耐水性

UV耐水性とは、水に触れる条件でも日焼け止めの効果が保たれやすいことを示す表示ですが、落ちないことを保証するものではありません。

エルくんが説明する図解。日焼け止め+帽子/日陰、汗水摩擦→表示に沿って塗り直す循環。
水に触れる場面ではUV耐水性表示を確認します。耐水性があってもタオルで拭くなどした後は、製品表示に沿った塗り直しを考えます。

日焼け止めは塗った後も、汗・水・摩擦で落ちることがあります。表示値だけでなく使い続ける条件が大切です。

日焼け止めの使い方と耐水性
剤型・表示意味・使い方
クリーム状・顔パール粒1個分を2回が目安
塗り直し長時間屋外は2〜3時間おきが目安
UV耐水性★は計40分、★★は計80分の水浴後にSPFの50%以上を保つ
摩擦・汗表示にかかわらず落ち得る

基本の仕組み

基本の仕組みの図解。左に水滴と「UV耐水性」表示のある日焼け止め、中央に使用後のタオル、右にエルくんを配置する。タオルから製品表示を経てエルくんの腕へ矢印をつなぎ、拭いた後は表示に沿って塗り直しを考える流れを示す。
覚えること:拭いた後は製品表示に沿い塗り直しを考える

水に触れる場面ではUV耐水性表示を確認します。耐水性があってもタオルで拭くなどした後は、製品表示に沿った塗り直しを考えます。

日傘、帽子、衣服、日陰の利用なども組み合わせ、紫外線への曝露を減らします。UV-Aは雲や窓ガラスも通りやすく、冬や曇りの日も届きます。塗りむらや量不足は期待した防御効果を得にくくします。

耐水性は一日中落ちない保証ではありません。顔の一部分だけ厚く塗っても塗り残しは守れません。

塗布量・塗り直し・UV耐水性

塗布量・塗り直し・UV耐水性の図解。左に「パール粒1個分」を上下に2つ置き、それぞれから「1回目」「2回目」の矢印を右のエルくんの顔へ向ける。矢印の先に「合計2個分」を置き、1個分ずつ2回塗る目安を示す。
覚えること:顔用クリームはパール粒1個分×2回が目安

協会サイトの準2級例題では、顔用クリーム状日焼け止めはパール粒1個分を2回、合計2個分が目安です。液状の使用量は別の目安で、実際には製品表示を確認します。むらなく塗り、長時間屋外にいるときは2〜3時間おきを目安に塗り直し、汗・水・タオルの摩擦の後も確認します。

UV耐水性は、計40分の水浴後にSPFの50%以上が保たれれば★、計80分なら★★と表示する業界基準です。同じSPF・PAなら耐水性表示だけで通常時の防御力が上がるわけではなく、摩擦では落ち得ます。日傘、帽子、衣服、日陰も併用します。

試験に出る

  • 日焼け止めは汗・水・摩擦で落ちるため、塗った後の条件が大切。
  • 顔用クリーム状はパール粒1個分を2回、長時間屋外は2〜3時間おきの塗り直しが目安。
  • UV耐水性★は計40分、★★は計80分の水浴後にSPFの50%以上を保つ表示。
  • 耐水性があってもタオルで拭いた後は塗り直す。
  • UV-Aは雲や窓ガラスを通りやすく、冬や屋内でも対策を考える。
  • 日傘・帽子・衣服・日陰も組み合わせる。
  • 塗りむらや量不足は期待した効果が得られない。

重要な言葉

UV耐水性
水に触れる条件での効果の保たれやすさを示す表示。
塗りむら
日焼け止めが均一に塗られていない状態。

確認問題

確かめよう耐水性表示があれば塗り直しは永久に不要?

いいえ。水・摩擦・使用状況に応じて確認します。

UV耐水性表示があっても、タオルで拭いた後は塗り直しが必要になる。

耐水性があれば一日中落ちない保証になる。

UV耐水性★★の表示が示す内容は?

日焼け止めの使い方として適切なものは?

日焼け止めは塗った後も、・水・摩擦で落ちることがあります。表示値だけでなく使い続ける条件が大切です。

水に触れる場面では表示を確認します。耐水性があってもタオルで拭くなどした後は、製品表示に沿ったを考えます。

日傘、帽子、衣服、日陰の利用なども組み合わせ、紫外線への曝露を減らします。UV-Aは雲や窓ガラスも通りやすく、冬や曇りの日も届きます。や量不足は期待した防御効果を得にくくします。

覚えるポイント

  • クレンジングと洗顔の役割:界面活性剤は水と油の間へ働きかけ、汚れを水で流しやすくします。製品の剤型だけで洗浄力や肌への負担を一律に決めず処方と使い方を見ます。
  • 保湿を支える水分と油分:化粧水・乳液・クリームは水分と油分、保湿成分などの組合せが違います。製品名だけで役割を完全に分けず、処方と表示を確認します。
  • SPFとPAの違い:SPFは主にUV-Bによるサンバーン、PAはUV-Aへの防御効果の指標です。UV-Cは地表にほぼ届きません。使用効果は塗る量や落ち方にも左右され、SPFを固定の塗り直し不要時間へ換算しません。
  • 日焼け止めの使い方と耐水性:日傘、帽子、衣服、日陰の利用なども組み合わせ、紫外線への曝露を減らします。塗りむらや量不足は期待した防御効果を得にくくします。

出典・参考資料

試験の公式案内と、この記事の参考にした学習資料です。

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