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宅地建物取引士 · 学習ガイド

2016年10月 宅建士試験の問題・解答解説

令和7年度の50問について、独自要約・公式正答・関連する知識を整理しています。問題文と選択肢の原文は公式PDFで確認してください。教材の法令基準日と出題年度の法令基準日は異なります。

2016年10月試験の概要
30:00

問題番号から選ぶ

民法の条文上の規定の有無

権利関係 · 契約 / 第三者のためにする契約 / 法定利率 / 敷金 / 債務引受

次の記述のうち、試験基準日(平成28年4月1日)時点における民法の条文に明文で規定されているものはどれか。

解答・解説を表示

解答

4

解説

民法の本則条文に明記されている規定と、条文には直接規定がなく判例の解釈によって認められてきた判例法理を区別して把握しておく必要があります。

解き方

  1. 各記述の内容が試験当時の民法の明文規定か、判例法理や異なる数値かを判別する。
  2. 第三者のためにする契約(民法第537条1項)の条文記述に合致する選択肢を特定する。
選択肢 1不正解
試験基準日当時の民法第404条において法定利率は「年5分(5%)」と規定されており、年3%ではありませんでした。
選択肢 2不正解
試験基準日当時の民法には敷金に関する明文の条文規定はなく、裁判上の判例法理として処理されていました。
選択肢 3不正解
免責的債務引受の成立要件は、試験基準日当時の民法には条文上の明文規定がなく、判例によって認められていた法理でした。
選択肢 4正解
民法第537条第1項に「契約により当事者の一方が第三者に対してある給付をすることを約したときは、その第三者は、債務者に対して直接にその給付を請求する権利を有する」と明確に規定されています。

覚えるポイント

  • 第三者のためにする契約は民法第537条に明文規定が存在します。

間違えやすいところ

  • 判例で確立した実務上当然の法理であっても、当時の条文に直接規定されていたか否かの区別に注意が必要です。

出題の前提:平成28年4月1日現在施行されている民法の規定

出典:不動産適正取引推進機構『2016年10月 宅建士試験』
公式問題・正解番号表 p.2 ↗(www.retio.or.jp)

2016年10月 宅建士試験

参照した公式資料

不動産適正取引推進機構が公開した2016年10月 宅建士試験の問題・解答資料です。