本文へ移動

登録販売者試験 · 学習ガイド

2025年度 長野県 後半の問題・解答解説

公開問題を地域・年度・前半後半で区別しています。地域共通問題を含み、全国の独立した問題を網羅する集計ではありません。受験する地域の最新版の手引きと案内を併せて確認してください。

2025年度 長野県 後半の概要
30:00

問題番号から選ぶ

かぜの後期や消化器症状に用いられる漢方処方製剤

主な医薬品とその作用 · かぜ薬 / 漢方処方製剤 / 小柴胡湯

次の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものを1つ選べ。 「体力中等度で、ときに脇腹(腹)からみぞおちあたりにかけて苦しく、食欲不振や口の苦味があり、舌に白苔がつくものの食欲不振、吐きけ、胃炎、胃痛、胃腸虚弱、疲労感、かぜの後期の諸症状に適すとされ、また、胃腸虚弱、胃炎のような消化器症状にも用いられるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)には不向きとされる。」

解答・解説を表示

解答

4

解説

小柴胡湯は、脇腹からみぞおちの苦しさ(胸脇苦満)、口の苦味、舌の白苔を目印に、体力中等度の人のかぜの後期や胃炎などに使う漢方処方です。これらの特徴がそろうと、この処方が合うとされるからです。

解き方

  1. 問題文の「体力中等度」「脇腹からみぞおちにかけて苦しい」「口の苦味」「舌に白苔」「かぜの後期」という手がかりを確かめます。
  2. 選択肢の漢方処方を比べます。葛根湯・小青竜湯・麻黄湯はいずれもかぜの初期や鼻炎向けで麻黄を含むため、小柴胡湯だと分かります。
選択肢 1不正解
葛根湯は、体力中等度以上の人のかぜの初期や鼻かぜ、頭痛、肩こりなどに使う漢方処方なので当てはまりません。
選択肢 2不正解
小青竜湯は、体力中等度またはやや弱い人の、うすい水のような痰を伴うせきや鼻水、アレルギー性鼻炎などに使う処方なので当てはまりません。
選択肢 3不正解
麻黄湯は、体力が充実した人の、かぜの初期で悪寒・発熱・頭痛・関節痛があり汗が出ていないときなどに使う処方なので当てはまりません。
選択肢 4正解
小柴胡湯は、体力中等度で、脇腹からみぞおちの苦しさ、食欲不振、口の苦味、舌の白苔、かぜの後期や胃炎などに適する処方で、記述と一致します。

覚えるポイント

  • 小柴胡湯は「胸脇苦満」「口の苦味」「かぜの後期」がキーワードです。

間違えやすいところ

  • 小柴胡湯は、体の弱っている人には向かず、間質性肺炎(はいの炎症)という副作用にも注意が必要です。

出題の前提:手引き「主な医薬品とその作用」漢方処方製剤(かぜ薬)の記載に基づく。

出典:長野県『2025年度 長野県 後半』
試験問題 後半(PDF:841KB) p.4 ↗(www.pref.nagano.lg.jp)

2025年度 長野県 後半

参照した公式資料

長野県が公開した2025年度 長野県 後半の問題・解答資料です。