本文へ移動

登録販売者試験 · 学習ガイド

2023年度 福岡県 後半の問題・解答解説

公開問題を地域・年度・前半後半で区別しています。地域共通問題を含み、全国の独立した問題を網羅する集計ではありません。受験する地域の最新版の手引きと案内を併せて確認してください。

2023年度 福岡県 後半の概要
30:00

問題番号から選ぶ

かぜ薬及びその配合成分の作用と副作用

主な医薬品とその作用 · かぜ薬 / コデインリン酸塩水和物 / 解熱鎮痛成分 / グリチルリチン酸二カリウム

かぜ薬及びその配合成分に関する記述(ア~エ)の正誤の正しい組み合わせを1つ選びなさい。 ア かぜ薬は、ウイルスの増殖を抑え、ウイルスを体内から除去する働きがある。 イ コデインリン酸塩水和物は、12歳未満の小児には使用禁忌となっている。 ウ かぜ薬の重篤な副作用は、配合されている解熱鎮痛成分(生薬成分を除く。)によるものが多い。 エ グリチルリチン酸二カリウムの作用本体であるグリチルリチン酸は、化学構造がステロイド性抗炎症成分に類似していることから、抗炎症作用を示すと考えられている。

解答・解説を表示

解答

4

解説

かぜ薬(総合感冒薬)は諸症状の緩和を目的とする対症療法薬であり、ウイルス自体の排除や直接の増殖抑制効果はありません。各配合成分の特徴や年齢制限、重篤な副作用に関する出題基準を正しく理解しておく必要があります。

解き方

  1. 記述アについて、かぜ薬はウイルスの除去や増殖抑制を行うものではないため誤りと判断します。
  2. 記述イについて、コデイン類は呼吸抑制のリスク等から12歳未満の小児への使用が禁忌であるため正しいと判断します。
  3. 記述ウについて、スティーブンス・ジョンソン症候群や中毒性表皮壊死融解症などの重篤な副作用は解熱鎮痛成分に起因することが多いため正しいと判断します。
  4. 記述エについて、グリチルリチン酸はステロイド骨格に類似した構造をもち抗炎症作用を示すため正しいと判断し、組み合わせ「誤・正・正・正」の選択肢4を導きます。
選択肢 1不正解
記述アが誤り、記述ウが正しいため、この組み合わせは誤りです。
選択肢 2不正解
記述アとエの正誤判断が誤っているため不適です。
選択肢 3不正解
記述アとイ、エの正誤判断が異なっているため誤りです。
選択肢 4正解
アが誤、イが正、ウが正、エが正であり、正しい組み合わせです。
選択肢 5不正解
記述イおよびウが正しいため、誤りとなります。

関連する分野を学ぶ

覚えるポイント

  • かぜ薬は原因療法薬ではなく症状緩和のための対症療法薬である点

間違えやすいところ

  • かぜ薬自体が病原ウイルスを殺菌・除去できると誤認しやすい点

出題の前提:令和5年度福岡県登録販売者試験(午後)問61

出典:福岡県『2023年度 福岡県 後半』
令和5年度福岡県登録販売者試験問題(午後の部) [PDFファイル/939KB] p.3 ↗(www.pref.fukuoka.lg.jp)

2023年度 福岡県 後半

参照した公式資料

福岡県が公開した2023年度 福岡県 後半の問題・解答資料です。