本文へ移動

登録販売者試験 · 学習ガイド

2021年度 北海道 後半の問題・解答解説

公開問題を地域・年度・前半後半で区別しています。地域共通問題を含み、全国の独立した問題を網羅する集計ではありません。受験する地域の最新版の手引きと案内を併せて確認してください。

2021年度 北海道 後半の概要
30:00

問題番号から選ぶ

消化器系の働きと構造

人体の働きと医薬品 · 消化器系 / 胃 / 歯 / 消化作用

消化器系に関する記述のうち、正しいものの組み合わせとして適切なものを1つ選びなさい。 a 消化には、消化液に含まれる消化酵素の作用によって飲食物を分解する機械的消化がある。 b 歯冠の表面はエナメル質で覆われ、エナメル質の下には象牙質と呼ばれる硬い骨状の組織がある。 c ペプシノーゲンは胃酸によって、炭水化物を消化する酵素であるペプシンとなり、胃酸とともに胃液として働く。 d 胃液による消化作用から胃自体を保護するため、胃の粘膜表皮を覆う細胞から粘液が分泌されている。

解答・解説を表示

解答

3

解説

消化器系では、咀嚼や消化管の運動による「機械的消化」と、消化液中の消化酵素による「化学的消化」が協調して働きます。胃ではペプシノーゲンが胃酸で活性化されてタンパク質分解酵素ペプシンとなり、強酸や酵素から胃壁を守るために粘液が分泌されます。

解き方

  1. 消化の種類の定義を確認し、記述a(酵素による分解は化学的消化)の正誤を判定する。
  2. 歯の構造を確認し、記述b(エナメル質の下に象牙質がある)の正誤を判定する。
  3. 胃液の成分と酵素の基質を確認し、記述c(ペプシンはタンパク質分解酵素)の正誤を判定する。
  4. 胃粘膜の保護作用を確認し、記述d(粘液分泌による保護)の正誤を判定する。
選択肢 1不正解
aが誤りでbが正しいため、この組み合わせは誤りです。
選択肢 2不正解
aおよびcがいずれも誤りであるため、この組み合わせは誤りです。
選択肢 3正解
bおよびdの記述がともに正しいため、正解の組み合わせとなります。
選択肢 4不正解
cが誤りでdが正しいため、この組み合わせは誤りです。

覚えるポイント

  • 消化酵素による分解は「化学的消化」、咀嚼や蠕動運動は「機械的消化」です。
  • ペプシンは「タンパク質」を分解する酵素であり、胃粘膜保護には粘液が働きます。

間違えやすいところ

  • 化学的消化と機械的消化の用語を取り違えないように注意が必要です。
  • ペプシンが分解する栄養素(タンパク質)を炭水化物や脂質と混同しないようにしましょう。

出題の前提:手引き(第2章 人体の働きと医薬品 - 消化器系)に準拠

出典:北海道『2021年度 北海道 後半』
【午後】 (PDF 597KB) p.1 ↗(www.pref.hokkaido.lg.jp)

2021年度 北海道 後半

参照した公式資料

北海道が公開した2021年度 北海道 後半の問題・解答資料です。