本文へ移動

登録販売者試験 · 学習ガイド

2021年度 福岡県 後半の問題・解答解説

公開問題を地域・年度・前半後半で区別しています。地域共通問題を含み、全国の独立した問題を網羅する集計ではありません。受験する地域の最新版の手引きと案内を併せて確認してください。

2021年度 福岡県 後半の概要
30:00

問題番号から選ぶ

かぜ及びかぜ薬の基礎知識

主な医薬品とその作用 · かぜの病態 / 総合感冒薬の適用 / 鑑別すべき疾患

かぜ及びかぜ薬(総合感冒薬)に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。 ア かぜは、医学的にはかぜ症候群といい、主に細菌が鼻や喉等に感染して起こる上気道の急性炎症の総称である。 イ かぜとよく似た症状が現れる疾患として、関節リウマチ、肺結核、尿路感染症が挙げられ、症状が4日以上続くとき、又は症状が重篤なときは、かぜではない可能性が高い。 ウ 発熱や頭痛を伴った悪心・嘔吐や下痢などの消化器症状が冬場に現れた場合は、かぜではなく、ウイルスが消化器に感染したことによるウイルス性胃腸炎である場合が多い。 エ 咳の症状がはっきりしているかぜの場合であっても、総合感冒薬を選択するのが最適である。 1(ア、イ) 2(ア、エ) 3(イ、ウ) 4(ウ、エ)

解答・解説を表示

解答

3

解説

かぜ症候群の約8割はウイルス感染が原因であり、総合感冒薬は原因除去ではなく諸症状の緩和を目的とする対症療法薬です。特定の症状のみが強い場合は単剤を選び、症状が長引く場合は他の重大な疾患を疑う必要があります。

解き方

  1. 記述アを検証し、病原体の大部分がウイルス(約8割以上)であるため「主に細菌」という点が誤りであることを確認します。
  2. 記述イを検証し、かぜ症状が4日以上続く場合や重篤な場合は他疾患の疑いがあるため正しいと判断します。
  3. 記述ウを検証し、冬期の発熱・頭痛を伴う嘔吐・下痢はウイルス性胃腸炎の可能性が高いという正しい記述を確認します。
  4. 記述エを検証し、特定の症状が突出している場合は総合感冒薬ではなく鎮咳去痰薬等の単剤を選択すべきであるため誤りと判断します。
選択肢 1不正解
アが誤りでイが正しいため、この組み合わせは誤りです。
選択肢 2不正解
アおよびエの双方が誤りの記述であるため不適です。
選択肢 3正解
イとウの双方が正しい記述であるため、これが正答となります。
選択肢 4不正解
ウは正しいですが、エが誤りの記述であるため不適です。

覚えるポイント

  • かぜの主な原因微生物はウイルスであり細菌ではないこと
  • 特定の症状が明らかなときは総合感冒薬より症状に合った単剤を選ぶこと

間違えやすいところ

  • かぜ薬をウイルスの根本治療薬と混同しやすい点に注意する
  • 消化器症状をかぜの主症状と誤認しないように注意する

出題の前提:手引き「主な医薬品とその作用」かぜ薬の概要および病態に関する基準

出典:福岡県『2021年度 福岡県 後半』
令和3年度福岡県登録販売者試験問題(午後の部) [PDFファイル/616KB] p.3 ↗(www.pref.fukuoka.lg.jp)

2021年度 福岡県 後半

参照した公式資料

福岡県が公開した2021年度 福岡県 後半の問題・解答資料です。