本文へ移動

登録販売者試験 · 学習ガイド

2019年度 関西広域連合 後半の問題・解答解説

公開問題を地域・年度・前半後半で区別しています。地域共通問題を含み、全国の独立した問題を網羅する集計ではありません。受験する地域の最新版の手引きと案内を併せて確認してください。

2019年度 関西広域連合 後半の概要
30:00

問題番号から選ぶ

小腸の構造と消化吸収の働き

人体の働きと医薬品 · 小腸 / 消化器系 / 三大栄養素の消化

小腸の構造及び消化吸収の働きに関する記述について、正誤の正しい組み合わせを一つ選べ。 a 小腸は、全長6~7mの臓器で3部分に分かれ、その部分は、回腸、十二指腸、空腸の順に長い。 b 炭水化物とタンパク質は、消化酵素によってそれぞれ二糖類、アミノ酸に分解されて吸収される。 c 小腸の運動によって、内容物が消化液と混和されながら、大腸へと送られ、その間に消化と栄養分の吸収が行われる。 d 脂質(トリグリセリド)は、消化酵素(リパーゼ)の作用によって分解を受ける。

解答・解説を表示

解答

5

解説

小腸は胃に続く十二指腸、空腸、回腸からなる消化吸収の中心器官であり、三大栄養素は消化酵素によって最小単位(単糖類、アミノ酸、モノグリセリド・脂肪酸)まで分解されてから吸収されます。

解き方

  1. 各記述の正誤を小腸の解剖学的知識および栄養素の最終分解産物の観点から確認する。
  2. aは長さの順序が誤り、bは炭水化物の吸収形態が単糖類であるため誤り、cとdは正しいと判定し、組み合わせ「誤・誤・正・正」を選択する。
選択肢 1不正解
aとbが正しくcとdが誤りとされており不適です。
選択肢 2不正解
aが正しいとされているため不適です。小腸の部位の長さ順が誤っています。
選択肢 3不正解
bが正しくcとdが誤りとされており不適です。
選択肢 4不正解
aが正しくdが誤りとされているため不適です。
選択肢 5正解
aが誤、bが誤、cが正、dが正の組み合わせであり適切です。

答えの内訳

a:誤
小腸は十二指腸、空腸、回腸の順に連なっており、長さは十二指腸が約25cm、残りの約5分の2が空腸、約5分の3が回腸であるため、長さ順は回腸、空腸、十二指腸となります。
b:誤
炭水化物は単糖類(ブドウ糖等)まで分解されて初めて吸収されます。二糖類の状態では吸収されません。
c:正
小腸の蠕動運動や分節運動により、内容物は消化液と混和されながら大腸へと運ばれ、消化と栄養分の吸収が行われます。
d:正
脂質(トリグリセリド)は胆汁酸により乳化された後、膵液中の消化酵素であるリパーゼの作用によってモノグリセリドや遊離脂肪酸へと分解されます。

覚えるポイント

  • 小腸の長さ順は回腸>空腸>十二指腸(約25cm)
  • 炭水化物の吸収形態は単糖類

間違えやすいところ

  • 炭水化物が二糖類で吸収されると誤認しやすい点に注意が必要です。

出題の前提:手引き「第2章 人体の働きと医薬品 - 消化器系」に準拠。

出典:関西広域連合『2019年度 関西広域連合 後半』
令和元年度 登録販売者試験問題(午後) (PDFファイル: 355.8KB) p.2 ↗(www.kouiki-kansai.jp)

2019年度 関西広域連合 後半

参照した公式資料

関西広域連合が公開した2019年度 関西広域連合 後半の問題・解答資料です。