本文へ移動

登録販売者試験 · 学習ガイド

2016年度 静岡県 後半の問題・解答解説

公開問題を地域・年度・前半後半で区別しています。地域共通問題を含み、全国の独立した問題を網羅する集計ではありません。受験する地域の最新版の手引きと案内を併せて確認してください。

2016年度 静岡県 後半の概要
30:00

問題番号から選ぶ

消化器系の働きと構造

人体の働きと医薬品 · 消化器系 / 化学的消化 / 食道 / 唾液

消化器系に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。 a 化学的消化とは、消化液に含まれる消化酵素の作用によって飲食物を分解することをいう。 b 嚥下された飲食物は、食道の運動によって胃に送られるのではなく、重力によって胃に落ち込む。 c 食道には、消化液の分泌腺がある。 d 唾液には、デンプンを分解する消化酵素が含まれる。

解答・解説を表示

解答

4

解説

消化管は口腔から肛門まで続く管であり、飲食物を物理的・化学的に分解して栄養分を吸収します。化学的消化は消化酵素による分解を指し、物理的消化(機械的消化)は咀嚼や蠕動運動による細片化・混和を指します。

解き方

  1. 記述aについて検討:化学的消化は消化液に含まれる消化酵素の働きによる分解作用であるため正しいと判断します。
  2. 記述bについて検討:嚥下された飲食物は重力のみによるのではなく、食道の蠕動運動によって胃へと送られるため誤りと判断します。
  3. 記述cについて検討:食道には粘液を分泌する腺はありますが、消化液(消化酵素を含む分泌腺)は存在しないため誤りと判断します。
  4. 記述dについて検討:唾液にはデンプンを分解する消化酵素(プチアリン/唾液アミラーゼ)が含まれるため正しいと判断します。
  5. 正しい記述の組み合わせである(a、d)に対応する選択肢4を選択します。
選択肢 1不正解
aは正しい記述ですが、bは重力のみではなく食道の蠕動運動により胃に送られるため誤りです。
選択肢 2不正解
bは食道運動により胃へ送られるため誤り、cも食道に消化液分泌腺はないため誤りです。
選択肢 3不正解
dは正しい記述ですが、cは食道に消化液の分泌腺が存在しないため誤りです。
選択肢 4正解
a(化学的消化の定義)およびd(唾液によるデンプン分解)の記述がともに正しいため正解です。

覚えるポイント

  • 食道には消化液の分泌腺はなく、蠕動運動で内容物を胃へ送る。
  • 唾液にはデンプンを分解するプチアリン(アミラーゼ)が含まれる。

間違えやすいところ

  • 食道でも消化が行われていると誤認しやすい。
  • 横になっても嚥下できるのは重力ではなく食道の蠕動運動による点に注意する。

出題の前提:平成28年度登録販売者試験問題・静岡県(後半)問1

出典:静岡県『2016年度 静岡県 後半』
平成28年度(後半) (PDF 370.2KB) p.3 ↗(www.pref.shizuoka.jp)

2016年度 静岡県 後半

参照した公式資料

静岡県が公開した2016年度 静岡県 後半の問題・解答資料です。