本文へ移動

登録販売者試験 · 学習ガイド

2011年度 宮城県 前半の問題・解答解説

公開問題を地域・年度・前半後半で区別しています。地域共通問題を含み、全国の独立した問題を網羅する集計ではありません。受験する地域の最新版の手引きと案内を併せて確認してください。

2011年度 宮城県 前半の概要
30:00

問題番号から選ぶ

医薬品の本質とリスク

医薬品に共通する特性と基本的な知識 · 医薬品の本質 / 副作用 / リスク評価

医薬品の本質に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせとして適切なものを一つ選びなさい。 a 医薬品は、本来、人体にとっては異物(外来物)であり、必ずしも期待される有益な効果(薬効)のみをもたらすとは限らず、好ましくない反応(副作用)を生じる場合もある。 b 人体に対して使用されない殺虫剤や検査薬であれば、人の健康に影響を与えることはない。 c 医薬品は、効能効果、用法用量、副作用等の必要な情報が適切に伝達されることを通じて、購入者が適切に使用することにより、初めてその役割を十分に発揮するものである。 d 医薬品は、生命関連製品として有用性が認められたものであるため、保健衛生上のリスクを伴うことはない。

解答・解説を表示

解答

2

解説

医薬品は生命関連製品として有用性が認められている一方、人体にとっては外来異物であり、常に好ましくない反応(副作用)を生じる保健衛生上の潜在的リスクを併せ持っています。人体に直接使用しない殺虫剤や検査薬であっても使用法を誤れば健康被害をもたらすため、適切な情報伝達と使用が不可欠です。

解き方

  1. 記述aとcの正誤を確認する。医薬品が人体にとって外来の異物であること、情報伝達により適切に使われて初めて役割を果たすことは正しい内容です。
  2. 記述bとdの誤りを検討する。人体に直接使用しない医薬品でも健康被害リスクがあり、また医薬品は有用性があってもリスクを完全に排除できないため、ともに誤りです。
  3. aとcの組み合わせを選択肢から特定し、2を導き出します。
選択肢 1不正解
aは正しい記述ですが、bは人体に直接用いない検査薬や殺虫剤でも健康に影響を与えることがあるため誤りです。
選択肢 2正解
aおよびcの記述はいずれも正しく、医薬品の本質に合致した適切な組み合わせです。
選択肢 3不正解
bは人体に直接使用しない製品でも健康影響を生じ得るため誤りであり、dも医薬品は常にリスクを伴うため誤りです。
選択肢 4不正解
cは正しい記述ですが、dは医薬品が有用性を持っていても保健衛生上のリスクを伴うため誤りです。

覚えるポイント

  • 医薬品は人体にとって異物であり、常に副作用等のリスクを伴う生命関連製品である。
  • 人体に直接使用しない殺虫剤や検査薬であっても人の健康に影響を及ぼし得る。

間違えやすいところ

  • 直接体内に取り込まない殺虫剤や体外診断用医薬品は安全で健康被害がないと思い込むこと。

出題の前提:平成23年度宮城県登録販売者試験(午前)問1・厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」

出典:宮城県『2011年度 宮城県 前半』
午前(PDF:226KB) p.1 ↗(www.pref.miyagi.jp)

2011年度 宮城県 前半

参照した公式資料

宮城県が公開した2011年度 宮城県 前半の問題・解答資料です。