本文へ移動

ITパスポート試験 · 学習ガイド

ITパスポート試験 平成23年度 特別分の問題・解答解説

CBT移行後の問題は、実際の出題から選ばれた公開問題です。全受験者に出題された問題の全件記録ではありません。年度ごとに公式問題と解答を確認できます。

ITパスポート試験 平成23年度 特別分の概要
30:00

問題番号から選ぶ

プログラム開発と著作権侵害の該当性

ストラテジ系 · 著作権法 / 知的財産権

コンピュータプログラムの開発や作成に関する行為のうち、著作権法上の著作権侵害となるものはどれか。

解答・解説を表示

解答

ア

解説

著作権法は創作的な「表現」を保護の対象としており、その根底にある「アイディア」や「アルゴリズム(解法の手順・流れ図)」そのものは保護の対象外となります。また、他人が創作した具体的な表現であるHTMLコード等を無断で複製・流用する行為は複製権や翻案権の侵害となります。

解き方

  1. 著作権法で保護される客体(創作的な具体的表現)と保護されない客体(アイディア、解法・アルゴリズム)を分類する。
  2. 他人の創作物であるHTMLソースコードを許可なく流用して別のページを作成する行為が、表現の無断複製・翻案に該当するかを判断する。
選択肢 ア正解
他人が作成したHTMLコードは創作的表現物として著作権の保護対象となるため、無断で流用して作成する行為は著作権侵害に該当します。
選択肢 イ不正解
掲示板で議論されていたアイディアそのものは表現ではないため著作権の保護対象外であり、侵害には当たりません。
選択肢 ウ不正解
学生時代に自分自身が作成したプログラムの著作権は自身に帰属しているため、それを基に新たなプログラムを開発しても著作権侵害にはなりません。
選択肢 エ不正解
プログラムのアルゴリズムや流れ図(解法の手順)は著作権法第10条第3項により保護の対象外と定められているため、著作権侵害には当たりません。

覚えるポイント

  • 著作権法が保護するのは具体的な「表現」であり、「アイディア」や「アルゴリズム」は対象外

間違えやすいところ

  • 流れ図やアルゴリズム自体にも著作権が認められると勘違いしやすい点に注意する

出題の前提:著作権法第10条(プログラムの著作物等)および第10条第3項

出典:IPA『ITパスポート試験 平成23年度 特別分』
公式問題冊子 p.3 ↗(www3.jitec.ipa.go.jp)

ITパスポート試験 平成23年度 特別分

参照した公式資料

IPAが公開したITパスポート試験 平成23年度 特別分の問題・解答資料です。