本文へ移動

FP技能検定 · 学習ガイド

2024年1月 3級 実技 個人資産相談業務の問題・解答解説

日本FP協会・金融財政事情研究会の公式問題・模範解答を、級・学科/実技・公開年度に分けて収録しています。CBT公開問題は1セットの公表問題で、全受験者への出題を網羅するものではありません。

2024年1月 3級 実技 個人資産相談業務の概要
30:00

問題番号から選ぶ

老齢基礎年金の年金額の計算

ライフプランニングと資金計画 · 公的年金 / 老齢基礎年金 / 保険料納付済期間

45歳の個人事業主Aさん(1978年9月3日生まれ)の公的年金加入歴(60歳までの見込みを含む)は、20歳から22歳までが国民年金保険料未納期間31月、22歳から41歳までが厚生年金保険被保険者期間228月、41歳から60歳までが国民年金保険料納付済期間221月である。Aさんが老齢基礎年金を65歳から受給開始する場合の年金額(2023年度価額)を試算する計算式として、最も適切なものを1つ選びなさい。

解答・解説を表示

解答

2

解説

老齢基礎年金の満額(2023年度は795,000円)を受給するには、480月の保険料納付済期間が必要です。会社員などとして加入した厚生年金の期間(第2号被保険者期間)のうち、20歳以上60歳未満の部分は、老齢基礎年金の計算では国民年金の保険料納付済期間として扱われます。また、保険料を納めていない未納期間は受給資格期間には入りますが、年金額を計算する月数には入りません。

解き方

  1. 加入履歴の中から、老齢基礎年金の計算に使う納付済期間を探します。20歳から60歳までの厚生年金の期間228月と、国民年金の保険料納付済期間221月がこれにあたります。
  2. 保険料を納めた月数を合計します(228月+221月=449月)。未納期間の31月は加えません。
  3. 2023年度の満額795,000円に、納付済月数の割合(449月/480月)をかける式を選びます。
選択肢 1不正解
国民年金の保険料納付済期間221月だけを分子にしており、第2号被保険者期間である厚生年金の228月が入っていないため不適切です。
選択肢 2正解
厚生年金の期間228月と国民年金の保険料納付済期間221月を合わせた449月を分子にする、正しい式です。
選択肢 3不正解
未納期間31月まで含めて満額(480月/480月)として計算しているため不適切です。

関連する分野を学ぶ

覚えるポイント

  • 厚生年金加入期間のうち20歳以上60歳未満の部分は老齢基礎年金の納付済月数に算入される。

間違えやすいところ

  • 厚生年金の期間は老齢厚生年金にしか関係しないと思い込み、老齢基礎年金の月数から外してしまう間違いに注意しましょう。

出題の前提:2023年10月1日現在施行の法令等(2023年度の老齢基礎年金満額は795,000円)

出典:金融財政事情研究会『2024年1月 3級 実技 個人資産相談業務』
公式問題 p.3(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)

2024年1月 3級 実技 個人資産相談業務

参照した公式資料

金融財政事情研究会が公開した2024年1月 3級 実技 個人資産相談業務の問題・解答資料です。

金財のPDFは公式掲載ページからご覧ください。古い資料は現在の一覧に掲載されていない場合があります。