本文へ移動

FP技能検定 · 学習ガイド

2022年1月 3級 実技 保険顧客資産相談業務の問題・解答解説

日本FP協会・金融財政事情研究会の公式問題・模範解答を、級・学科/実技・公開年度に分けて収録しています。CBT公開問題は1セットの公表問題で、全受験者への出題を網羅するものではありません。

2022年1月 3級 実技 保険顧客資産相談業務の概要
30:00

問題番号から選ぶ

老齢基礎年金の年金額の計算

タックス・年金 · 老齢基礎年金 / 公的年金加入期間 / 第2号被保険者

Mさんは、《設例》の<Aさんとその家族に関する資料>に基づき、Aさん(1963年10月20日生まれ)が老齢基礎年金の受給を65歳から開始した場合の年金額(2021年度価額)を試算した。Mさんが試算した老齢基礎年金の年金額の計算式として、次のうち最も適切なものはどれか。

解答・解説を表示

解答

1

解説

老齢基礎年金の額は、20歳以上60歳未満の40年間(480月)のうち、保険料納付済月数や免除月数等に応じて計算されます。第2号被保険者(厚生年金加入者)としての期間であっても、老齢基礎年金の年金額計算に反映されるのは原則として20歳以上60歳未満の期間に限られ、60歳以降の期間は反映されません。

解き方

  1. 老齢基礎年金の算入対象期間が20歳到達月から60歳到達月の前月までの480月であることを確認します。
  2. Aさんの20歳から60歳までの480月のうち、未加入期間である30月を除いた納付済期間(450月)を算出します。
  3. 60歳から65歳までの厚生年金加入期間(60月)は老齢基礎年金の算定対象に含まれないことを確認し、満額に450月/480月を乗じる式を選択します。
選択肢 1正解
老齢基礎年金の計算の対象となるのは20歳以上60歳未満の期間(480月)であり、未加入の30月を除く450月が保険料納付済期間となるため適切です。
選択肢 2不正解
Aさんには学生時代の国民年金未加入期間が30月存在するため、分子を480月とする計算式は誤りです。
選択肢 3不正解
厚生年金の全加入期間(510月)を分子に用いていますが、老齢基礎年金の額に反映されるのは60歳未満の期間に限られるため誤りです。

覚えるポイント

  • 老齢基礎年金の額の計算対象となる期間は20歳以上60歳未満の最大480月である。

間違えやすいところ

  • 60歳以降の厚生年金加入期間も老齢基礎年金の年金額計算にそのまま算入できると誤認しやすい点に注意が必要です。

出題の前提:2021年10月1日現在施行の法令等

出典:金融財政事情研究会『2022年1月 3級 実技 保険顧客資産相談業務』
公式問題 p.3(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp) / 公式問題 p.4(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)

2022年1月 3級 実技 保険顧客資産相談業務

参照した公式資料

金融財政事情研究会が公開した2022年1月 3級 実技 保険顧客資産相談業務の問題・解答資料です。

金財のPDFは公式掲載ページからご覧ください。古い資料は現在の一覧に掲載されていない場合があります。