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FP技能検定 · 学習ガイド

2021年9月 3級 実技 保険顧客資産相談業務の問題・解答解説

日本FP協会・金融財政事情研究会の公式問題・模範解答を、級・学科/実技・公開年度に分けて収録しています。CBT公開問題は1セットの公表問題で、全受験者への出題を網羅するものではありません。

2021年9月 3級 実技 保険顧客資産相談業務の概要
30:00

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老齢基礎年金の年金額の計算式

公的年金 · 老齢基礎年金 / 公的年金加入歴 / 保険料納付済期間

《設例》の<Aさん夫妻に関する資料>に基づき、Aさんおよび妻Bさんが老齢基礎年金の受給を65歳から開始した場合の年金額(2021年度価額)を試算した計算式の組合せとして、最も適切なものはどれか。

解答・解説を表示

解答

2

解説

老齢基礎年金の年金額は、満額の年金額に「20歳以上60歳未満の保険料納付済月数」等の割合を乗じて計算されます。厚生年金保険の被保険者期間(第2号被保険者期間)のうち20歳以上60歳未満の期間や国民年金の第3号被保険者期間は保険料納付済期間に含まれますが、学生等の未加入期間(合算対象期間)や20歳未満の厚生年金被保険者期間は老齢基礎年金の計算対象月数には算入されず、算入月数は最大480月となります。

解き方

  1. Aさんの保険料納付済月数は、20歳以上60歳未満の厚生年金保険被保険者期間212月と国民年金保険料納付済期間239月を合計した451月となります(未加入の29月は合算対象期間であり年金額には反映されません)。
  2. 妻Bさんの保険料納付済月数は、20歳から60歳までの40年間(480月)すべて納付済(第2号・第3号・第1号)となるため上限の480月となります(18歳から20歳未満の厚生年金期間は老齢基礎年金の計算式には含めません)。
選択肢 1不正解
Aさんの厚生年金被保険者期間(第2号)や妻Bさんの厚生年金期間が適切に合算・反映されていないため誤りです。
選択肢 2正解
Aさんは212月+239月=451月、妻Bさんは20歳から60歳までの480月が対象となり上限480月となるため適切です。
選択肢 3不正解
妻Bさんの計算式において20歳未満の厚生年金被保険者期間まで含めて496月としているため不適切です。

覚えるポイント

  • 老齢基礎年金の額面計算の対象月数は「20歳以上60歳未満」の期間に限られ、上限は480月です。

間違えやすいところ

  • 20歳未満や60歳以後の厚生年金保険被保険者期間を老齢基礎年金の計算月数に含めてしまう誤りに注意が必要です。

出題の前提:2021年4月1日現在施行の法令等

出典:金融財政事情研究会『2021年9月 3級 実技 保険顧客資産相談業務』
公式問題 p.3(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp) / 公式問題 p.4(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)

2021年9月 3級 実技 保険顧客資産相談業務

参照した公式資料

金融財政事情研究会が公開した2021年9月 3級 実技 保険顧客資産相談業務の問題・解答資料です。

金財のPDFは公式掲載ページからご覧ください。古い資料は現在の一覧に掲載されていない場合があります。