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FP技能検定 · 学習ガイド

2021年5月 3級 実技 保険顧客資産相談業務の問題・解答解説

日本FP協会・金融財政事情研究会の公式問題・模範解答を、級・学科/実技・公開年度に分けて収録しています。CBT公開問題は1セットの公表問題で、全受験者への出題を網羅するものではありません。

2021年5月 3級 実技 保険顧客資産相談業務の概要
30:00

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老齢基礎年金の支給額の計算式

公的年金制度 · 老齢基礎年金 / 保険料納付済期間 / 学生納付特例

設例の公的年金加入歴(20歳から60歳まで:学生納付特例期間35月、厚生年金保険被保険者期間207月、国民年金保険料納付予定期間238月)に基づき、Aさんが老齢基礎年金の受給を65歳から開始した場合の年金額(2020年度価額)を試算する計算式として、最も適切なものを1つ選びなさい。

解答・解説を表示

解答

2

解説

老齢基礎年金の額は、保険料納付済月数や免除期間月数に基づき満額に受給割合を乗じて算出されます。20歳以上60歳未満の第2号被保険者期間は納付済期間として全額算入されますが、学生納付特例期間は受給資格期間には算入されるものの、保険料を追納しない限り年金額の計算対象(国庫負担分を含む)には反映されません。

解き方

  1. 20歳から60歳までの期間のうち、保険料納付済期間となる月数を集計します(厚生年金保険期間207月+国民年金保険料納付予定期間238月=445月)。
  2. 学生納付特例期間(35月)は追納がない限り年金額計算に反映されない(0月相当)ことを確認し、満額781,700円に納付済月数445月/480月を乗じる計算式を導きます。
選択肢 1不正解
会社員としての厚生年金保険被保険者期間(20歳から60歳まで)である207月が保険料納付済期間から除外されているため不適切です。
選択肢 2正解
厚生年金保険期間207月と国民年金納付予定期間238月を合算した445月が算入され、学生納付特例期間は反映されないため最も適切です。
選択肢 3不正解
学生納付特例期間は追納しない限り国庫負担割合(1/2等)も含めて年金額計算に反映されないため不適切です。

覚えるポイント

  • 学生納付特例期間は受給資格期間には算入されるが、年金額には反映されない点に注意が必要です。

間違えやすいところ

  • 国庫負担が反映される一般の保険料全額免除期間(年金額に1/2反映)と学生納付特例期間(年金額への反映なし)を混同しないようにしましょう。

出題の前提:2020年10月1日現在施行の法令等(2020年度老齢基礎年金満額:781,700円)

出典:金融財政事情研究会『2021年5月 3級 実技 保険顧客資産相談業務』
公式問題 p.3(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp) / 公式問題 p.4(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)

2021年5月 3級 実技 保険顧客資産相談業務

参照した公式資料

金融財政事情研究会が公開した2021年5月 3級 実技 保険顧客資産相談業務の問題・解答資料です。

金財のPDFは公式掲載ページからご覧ください。古い資料は現在の一覧に掲載されていない場合があります。