日本FP協会・金融財政事情研究会の公式問題・模範解答を、級・学科/実技・公開年度に分けて収録しています。CBT公開問題は1セットの公表問題で、全受験者への出題を網羅するものではありません。
2021年1月 3級 実技 個人資産相談業務の概要
遺族基礎年金の支給額の計算
ライフプランニングと資金計画 · 公的年金 / 遺族基礎年金 / 子の加算額
会社員Aさん(39歳)が生計を維持する妻Bさん(38歳)および長女Cさん(7歳)を残して現時点(2021年1月24日)で死亡した場合、妻Bさんに支給される遺族基礎年金の年金額(2020年度価額)として、最も適切なものはどれか。
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解答
2
解説
遺族基礎年金は、国民年金の被保険者等が死亡したときに、その者によって生計を維持されていた「子のある配偶者」または「子」に対して支給されます。年金額は満額の老齢基礎年金と同額の基本額に、対象となる子の数に応じた「子の加算額」を加算して算定されます。
解き方
- 受給権者となる妻Bさんの要件を確認し、生計を同一にする7歳の子(長女Cさん:18歳到達年度の末日までの間に該当)が1人いることを把握します。
- 2020年度価額における遺族基礎年金の基本額781,700円に、第1子に対する加算額224,900円を加えた合計1,006,600円を算出します。
- 選択肢 1不正解
- 781,700円は遺族基礎年金の基本額のみの金額であり、長女Cさん(第1子)に対する子の加算額(224,900円)が含まれていないため不適切です。
- 選択肢 2正解
- 妻Bさんは生計を維持する7歳の子が1人いるため、基本額781,700円に第1子の加算額224,900円を加えた1,006,600円が支給されます。
- 選択肢 3不正解
- 75,000円は第3子以降に適用される加算額であり、本設例において対象となる子は長女1人のみであるため加算されず不適切です。
覚えるポイント
- 遺族基礎年金の子の加算額は第1子・第2子が各224,900円、第3子以降は各75,000円(2020年度価額)。
- 遺族基礎年金を受け取ることができる遺族は「子のある配偶者」または「子」に限られます。
間違えやすいところ
- 子の加算額を足し忘れて基本額のみを選んでしまうミスに注意が必要です。
- 第1子・第2子の加算額と、第3子以降の加算額を取り違えて計算しないようにしましょう。
出題の前提:2020年10月1日現在施行の法令等および2020年度の年金額基準に基づく。
出典:金融財政事情研究会『2021年1月 3級 実技 個人資産相談業務』
公式問題 p.3(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp) / 公式問題 p.4(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)
遺族厚生年金の算定基準と中高齢寡婦加算
ライフプランニングと資金計画 · 公的年金 / 遺族厚生年金 / 中高齢寡婦加算 / 短期要件の最低保障
Aさんが死亡した場合に妻Bさんに支給される遺族厚生年金の計算式および加算給付に関する説明文について、空欄①~③に入る語句の組合せとして最も適切なものはどれか。 「遺族厚生年金の額は、原則として、Aさんの厚生年金保険の被保険者記録を基礎として計算した老齢厚生年金の報酬比例部分の額の( ① )に相当する額になります。ただし、その計算の基礎となる被保険者期間の月数が( ② )に満たないときは、( ② )とみなして年金額が計算されます。 また、長女Cさんの18歳到達年度の末日が終了すると、妻Bさんの有する遺族基礎年金の受給権は消滅します。その後、妻Bさんが65歳に達するまでの間、妻Bさんに支給される遺族厚生年金の額に( ③ )が加算されます」
解答・解説を表示
解答
3
解説
被保険者死亡による遺族厚生年金の額は、被保険者期間を基礎とした老齢厚生年金の報酬比例部分の4分の3相当額となります。被保険者期間が300月(25年)未満の場合は300月とみなして最低保障されます。さらに、子がいなくなって遺族基礎年金が受給できなくなった40歳以上65歳未満の妻には、老齢基礎年金を受給するまでの所得保障として「中高齢寡婦加算」が支給されます。
解き方
- 遺族厚生年金の基本となる給付水準が「報酬比例部分の4分の3」、かつ短期要件における月数保障が「300月」であることを確認します。
- 長女Cさんが18歳年度末を迎えた時点で妻Bさんは40歳以上65歳未満であり、遺族基礎年金が失権した後に加算されるのは「中高齢寡婦加算」であることを判断します。
- 選択肢 1不正解
- 報酬比例部分に乗じる割合は3分の2ではなく「4分の3」であり、妻の遺族厚生年金に加算されるのは加給年金額ではなく「中高齢寡婦加算」であるため誤りです。
- 選択肢 2不正解
- 短期要件による被保険者期間の最低保障月数は240月ではなく「300月」であり、加算される給付も加給年金額ではなく「中高齢寡婦加算」であるため誤りです。
- 選択肢 3正解
- 空欄①には「4分の3」、空欄②には「300月」、空欄③には「中高齢寡婦加算」が入り、すべての組み合わせが適切です。
覚えるポイント
- 遺族厚生年金の額は老齢厚生年金の報酬比例部分の「4分の3」で、300月未満の場合は「300月」とみなして計算されます。
- 遺族基礎年金を受給していた妻が子の18歳年度末到達等により失権した際、40歳以上65歳未満であれば「中高齢寡婦加算」が遺族厚生年金に加算されます。
間違えやすいところ
- 障害厚生年金の最低保障月数や老齢厚生年金の加給年金の要件(240月)と遺族厚生年金の短期要件(300月)を混同しないようにしましょう。
- 加給年金額は老齢厚生年金に上乗せされる家族手当的な給付であり、遺族厚生年金に加算される中高齢寡婦加算と混同しやすい点に注意が必要です。
出題の前提:2020年10月1日現在施行の厚生年金保険法等に基づく。
出典:金融財政事情研究会『2021年1月 3級 実技 個人資産相談業務』
公式問題 p.3(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp) / 公式問題 p.4(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)
公的介護保険の被保険者と給付要件
ライフプランニングと資金計画 · 公的介護保険 / 第1号被保険者 / 第2号被保険者 / 特定疾病 / 自己負担割合
公的介護保険の保険給付および被保険者の区分に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
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解答
1
解説
公的介護保険制度において、被保険者は年齢と医療保険加入の有無により第1号被保険者(65歳以上)と第2号被保険者(40歳以上65歳未満の公的医療保険加入者)に区分され、給付事由や利用者負担のルールがそれぞれ定められています。
解き方
- 被保険者の区分基準(第1号は65歳以上、第2号は40歳以上65歳未満の医療保険加入者)を確認します。
- 第2号被保険者の給付要件(加齢に伴う16種類の特定疾病が原因であること)および自己負担割合(原則1割)を確認して正誤を判定します。
- 選択肢 1正解
- 公的介護保険の被保険者は、市町村の区域内に住所を有する65歳以上の第1号被保険者と、40歳以上65歳未満の医療保険加入者である第2号被保険者に区分されるため適切です。
- 選択肢 2不正解
- 第2号被保険者が介護給付を受けられるのは、初老期認知症や脳血管疾患など加齢に起因する16種類の特定疾病によって要介護・要支援状態となった場合に限られます。
- 選択肢 3不正解
- 介護保険サービス利用時の自己負担割合は原則として1割です。一定以上の所得がある第1号被保険者は2割または3割となりますが、第2号被保険者は一律1割負担となります。
覚えるポイント
- 第2号被保険者の給付要件は加齢に伴う16種類の特定疾病に限定される点
間違えやすいところ
- 高所得者に対する2割・3割の利用者負担割合は第1号被保険者のみに適用され、第2号被保険者は一律1割であることを見落としやすい点
出題の前提:2020年10月1日現在施行の法令等
出典:金融財政事情研究会『2021年1月 3級 実技 個人資産相談業務』
公式問題 p.4(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)
株式の投資指標(ROE・配当利回り)と権利付き最終日
金融資産運用 · ROE(自己資本利益率) / 配当利回り / 権利付き最終日 / 株式投資指標
設例のX社に関する資料(総資産1兆6,000億円、自己資本9,600億円、当期純利益1,200億円、年間配当金総額450億円、発行済株式数3億株、株価4,000円、決算期2021年3月31日)に基づいて算出した投資指標および留意点に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
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解答
1
解説
ROE(自己資本利益率)は「当期純利益÷自己資本×100」、配当利回りは「1株当たり年間配当金÷株価×100」で求められます。また、配当を受け取るためには権利確定日ではなく「権利確定日の2営業日前」である権利付き最終日までに買い付ける必要があります。
解き方
- X社のROEを計算します:当期純利益1,200億円÷自己資本9,600億円×100=12.50%。
- X社の1株当たり配当金を計算します:450億円÷3億株=150円。配当利回りを計算します:150円÷4,000円×100=3.75%。
- 権利確定日が2021年3月31日(水)の場合、株式の受渡日は約定日から起算して3営業日目(T+2)となるため、権利付き最終日は2営業日前の3月29日(月)であることを確認します。
- 選択肢 1正解
- ROE(自己資本利益率)は「当期純利益÷自己資本×100」で計算され、1,200億円÷9,600億円×100=12.50%となるため適切です。
- 選択肢 2不正解
- 1株当たり配当金は450億円÷3億株=150円です。配当利回りは150円÷4,000円×100=3.75%となります(37.50%は配当性向の数値です)。
- 選択肢 3不正解
- 配当金を受け取るには権利確定日(3月31日)の2営業日前である「権利付き最終日」(2021年3月29日)までに買付約定を行う必要があります。
覚えるポイント
- 配当を受け取るための買付期日は権利確定日の2営業日前(権利付き最終日)であること
間違えやすいところ
- 配当利回り(配当金÷株価)と配当性向(配当金÷当期純利益)の計算式を混同しないように注意が必要です
出題の前提:2020年10月1日現在施行の法令等
出典:金融財政事情研究会『2021年1月 3級 実技 個人資産相談業務』
公式問題 p.5(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp) / 公式問題 p.6(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)
投資信託の指標およびつみたてNISA対象商品の要件
金融資産運用 · 日経平均株価 / つみたてNISA / 公募株式投資信託
ファイナンシャル・プランナーのMさんが、Aさんに対して設例のY投資信託(日経225インデックスファンド)やつみたてNISAの対象商品の仕組みについて説明した。次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
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解答
3
解説
つみたてNISAの対象商品は、長期・積立・分散投資を促進するために法令上の厳しい要件が設けられており、販売手数料が無料(ノーロード)であることや信託報酬が一定水準以下であることなどが求められます。また、投資対象地域は国内に限定されず海外資産も対象となります。主要な株価指標である日経平均株価は代表225銘柄の株価平均型指標であり、全銘柄を対象とした時価総額加重型の東証株価指数(TOPIX)と明確に区別されます。
解き方
- 日経平均株価とTOPIX(東証株価指数)の算出方法および対象銘柄の違いを確認する。
- つみたてNISAの対象商品の要件(投資対象地域に限定がないこと、購入時手数料がノーロードであることなど)を照らし合わせて正誤を判定する。
- 選択肢 1不正解
- 東京証券取引所市場第一部に上場する全銘柄を対象とした時価総額加重型の指標はTOPIX(東証株価指数)です。日経平均株価は代表的な225銘柄を対象とする株価平均型指標です。
- 選択肢 2不正解
- つみたてNISAの対象投資信託は日本国内を投資対象とするものに限定されず、海外や内外の株式等を投資対象とする商品も広く対象となっています。
- 選択肢 3正解
- つみたてNISAの対象となる公募株式投資信託は、販売手数料(購入時手数料)がゼロ(ノーロード)であることが法令上の要件の1つに定められています。
覚えるポイント
- つみたてNISA対象の公募株式投信はノーロード(購入時手数料なし)が要件
- 日経平均株価は225銘柄の修正平均型、TOPIXは全銘柄の時価総額加重型
間違えやすいところ
- 日経平均株価(225銘柄・株価平均)とTOPIX(全銘柄・時価総額加重)の算出手法を混同しないように注意する。
出題の前提:2020年10月1日現在施行の法令等
出典:金融財政事情研究会『2021年1月 3級 実技 個人資産相談業務』
公式問題 p.5(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp) / 公式問題 p.6(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)
一般NISAとつみたてNISAの制度比較および税務上の取扱い
金融資産運用 · 一般NISA / つみたてNISA / 非課税投資枠 / 併用不可
ファイナンシャル・プランナーのMさんが、Aさんに対して「一般NISA」および「つみたてNISA」の仕組みについてアドバイスした。次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
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解答
2
解説
旧NISA制度(2023年まで)において、一般NISAとつみたてNISAは併用することができず、年ごとにどちらか一方を選択して利用する仕組みでした。一般NISAは年間の非課税投資枠が120万円・最長5年間(上場株式や投資信託等が対象)であるのに対し、つみたてNISAは年間40万円・最長20年間(所定の投資信託等が対象)です。いずれの口座内でも譲渡益や分配金・配当金は非課税となります。
解き方
- 一般NISAとつみたてNISAの投資枠および非課税期間の基本数値を確認する。
- 同一年内における一般NISAとつみたてNISAの併用の可否(選択制)を確認する。
- NISA口座内で発生した売却益(譲渡益)や配当等に対する課税・非課税の取扱いを確認する。
- 選択肢 1不正解
- 年間非課税投資枠120万円・非課税期間最長5年は一般NISAの規定です。つみたてNISAでは年間の非課税投資枠は40万円、非課税期間は最長20年となります。
- 選択肢 2正解
- 一般NISAとつみたてNISAは同一年に併用して利用することはできず、年単位でどちらか一方を選択して利用する必要があります。
- 選択肢 3不正解
- つみたてNISA口座内で生じた公募株式投資信託の解約(売却)益や普通分配金は非課税となるため、20.315%の税額は源泉徴収されません。
覚えるポイント
- 一般NISAとつみたてNISAは同一年中の併用不可(年単位での選択制)
- 当時のつみたてNISAは年間投資枠40万円・最長20年間非課税
- NISA口座内での譲渡益・分配金は非課税(税金は源泉徴収されない)
間違えやすいところ
- 一般NISA(年120万円・5年)とつみたてNISA(年40万円・20年)の投資枠および期間を逆に覚えないように注意する。
出題の前提:2020年10月1日現在施行の法令等
出典:金融財政事情研究会『2021年1月 3級 実技 個人資産相談業務』
公式問題 p.5(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp) / 公式問題 p.6(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)
給与所得および総所得金額の計算
タックスプランニング · 給与所得控除 / 給与所得の計算 / 総所得金額
会社員のAさんの2020年分の収入等は、給与収入金額820万円、不動産所得の金額100万円である。設例に示された給与所得控除額の計算式に基づき、Aさんの2020年分の所得税における総所得金額として最も適切なものを1つ選びなさい。
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解答
2
解説
総所得金額は、給与所得や不動産所得などの総合課税の各所得金額を合算して算出します。給与所得は、給与等の収入金額から給与所得控除額を差し引いて計算します。
解き方
- 給与収入820万円に対応する給与所得控除額を「収入金額×10%+110万円」の算式から計算し、192万円を求めます。
- 給与所得(820万円-192万円=628万円)と不動産所得(100万円)を合算し、総所得金額728万円を算出します。
- 選択肢 1不正解
- 628万円は給与所得のみの金額であり、不動産所得100万円が合算されていないため不適切です。
- 選択肢 2正解
- 給与所得628万円と不動産所得100万円を合計した728万円が総所得金額となるため適切です。
- 選択肢 3不正解
- 920万円は給与収入820万円と不動産所得100万円を単純合算した金額であり、給与所得控除を差し引いていないため不適切です。
覚えるポイント
- 総所得金額は、各種控除適用後の給与所得や不動産所得などの総合課税所得を合算して求めます。
間違えやすいところ
- 給与所得の計算で終わってしまい、不動産所得の合算を忘れてしまうミスに注意しましょう。
出題の前提:2020年10月1日現在施行の法令等
出典:金融財政事情研究会『2021年1月 3級 実技 個人資産相談業務』
公式問題 p.7(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)
配偶者控除および扶養控除の控除額
タックスプランニング · 配偶者控除の要件 / 扶養控除 / 特定扶養親族
Aさんの2020年分の所得税における所得控除について、空欄①~③に入る数値の組合せとして最も適切なものを1つ選びなさい。 ⅰ)妻Bさんの2020年分の合計所得金額は25万円である。妻Bさんの合計所得金額は( ① )万円以下であるため、Aさんは配偶者控除の適用を受けることができる。Aさんが適用を受けることができる配偶者控除の額は、( ② )万円である。 ⅱ)Aさんが適用を受けることができる扶養控除の額は、( ③ )万円である。
解答・解説を表示
解答
2
解説
配偶者控除は合計所得金額48万円以下(給与収入のみなら103万円以下)の生計を一にする配偶者が対象です。扶養控除は16歳以上の親族が対象で、19歳以上23歳未満は特定扶養親族として63万円、それ以外の一般扶養親族は38万円が控除されます。
解き方
- 配偶者の所得要件が合計所得金額48万円以下であることを確認し、控除を受ける納税者(Aさん)の合計所得金額(728万円)から控除額38万円を特定します。
- 長男Cさん(25歳)は一般の控除対象扶養親族(38万円)、二男Dさん(20歳)は特定扶養親族(63万円)に該当するため、合算して101万円を算出します。
- 選択肢 1不正解
- ①の38万円は基礎控除等改正前の要件であり、②の26万円は合計所得金額900万円超950万円以下の場合の額、③の76万円は特定扶養親族の加算が考慮されておらず不適切です。
- 選択肢 2正解
- 配偶者控除の合計所得金額要件は48万円以下、Aさんの配偶者控除額は38万円、扶養控除額は38万円+63万円=101万円であるため適切です。
- 選択肢 3不正解
- ①の103万円は給与収入ベースの基準であり合計所得金額ではありません。また③の63万円は特定扶養親族1人分のみで長男分が含まれていないため不適切です。
覚えるポイント
- 扶養控除は19歳以上23歳未満が特定扶養親族(63万円)、それ以外の控除対象扶養親族は38万円です。
間違えやすいところ
- 給与収入要件(103万円以下)と合計所得金額要件(48万円以下)を混同しないように注意しましょう。
出題の前提:2020年10月1日現在施行の法令等
出典:金融財政事情研究会『2021年1月 3級 実技 個人資産相談業務』
公式問題 p.7(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp) / 公式問題 p.8(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)
給与所得者の確定申告とふるさと納税の寄附金控除
タックスプランニング · 所得税の確定申告義務 / ふるさと納税(寄附金控除) / 申告期間・提出先
会社員Aさんの2020年分の所得税の確定申告に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、Aさんは給与所得(給与収入820万円)のほかに不動産所得100万円があり、2020年中に10の地方自治体に計10万円のふるさと納税を行っている。
解答・解説を表示
解答
2
解説
給与所得者は給与以外の所得が20万円を超える場合に確定申告義務が生じます。また、ふるさと納税は寄附金額から2,000円を差し引いた額を基準に、所得税の所得控除(寄附金控除)および個人住民税の税額控除によって控除されます。
解き方
- 給与所得者の確定申告要件(給与所得および退職所得以外の所得金額が年20万円超)を確認する。
- ふるさと納税の控除メカニズム(自己負担額2,000円、所得税での所得控除と住民税での税額控除の組み合わせ)を確認し、誤りの選択肢を特定する。
- 選択肢 1不正解
- 給与所得者であっても、給与所得および退職所得以外の各種の所得金額の合計額が20万円を超える場合には、所得税の確定申告書を提出しなければならないため適切です。
- 選択肢 2正解
- ふるさと納税は寄附金額から2,000円を差し引いた額について所得控除(寄附金控除)や住民税の税額控除が行われる制度であり、寄附した全額が所得税額から直接控除されるわけではないため不適切です。
- 選択肢 3不正解
- 所得税の確定申告書の提出期間は原則として翌年2月16日から3月15日までであり、提出先は納税地(原則として住所地)を所轄する税務署長であるため適切です。
覚えるポイント
- 給与以外の所得が年間20万円超で給与所得者の確定申告義務が発生する
- ふるさと納税は2,000円の自己負担があり所得税は所得控除・住民税は税額控除となる
間違えやすいところ
- ふるさと納税による控除が全額所得税の税額控除になると誤認しやすい
- ふるさと納税のワンストップ特例は確定申告を行うと無効になり申告時に改めて寄附金控除を適用する必要がある
出題の前提:2020年10月1日現在施行の法令等
出典:金融財政事情研究会『2021年1月 3級 実技 個人資産相談業務』
公式問題 p.7(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp) / 公式問題 p.8(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)
建築基準法における建蔽率と容積率の限度計算
不動産 · 建蔽率の緩和・適用除外 / 前面道路幅員による容積率の制限 / 建築面積と延べ面積の上限計算
設例の乙土地(敷地面積300㎡、用途地域:近隣商業地域、指定建蔽率80%、指定容積率400%、前面道路:幅員5mの公道、防火規制:防火地域)に耐火建築物を建築する場合における、①建蔽率の上限となる建築面積と②容積率の上限となる延べ面積の組合せとして、最も適切なものはどれか。
解答・解説を表示
解答
3
解説
建蔽率は「防火地域内にある指定建蔽率80%の地域内の耐火建築物」において制限がなくなり100%になります。また容積率は指定容積率と前面道路幅員制限(道路幅員×法定乗数)のいずれか小さい方が上限となります。
解き方
- 乙土地の建蔽率を算出する:指定建蔽率80%で防火地域内に耐火建築物を建築するため、建蔽率制限の適用が除外され100%となり、建築面積上限は300㎡×100%=300㎡。
- 乙土地の基準容積率を算出する:指定容積率は400%、前面道路幅員制限は5m×6/10=300%。小さい方の300%が適用される。
- 延べ面積上限を計算する:敷地面積300㎡×300%=900㎡となり、①300㎡・②900㎡の組合せを選択する。
- 選択肢 1不正解
- 建蔽率緩和の適用除外(100%)および前面道路幅員制限(300%)が正しく計算されておらず誤りです。
- 選択肢 2不正解
- 建蔽率上限300㎡は正しいですが、容積率について前面道路幅員制限(5m×6/10=300%)を考慮せず指定容積率400%をそのまま用いて延べ面積1,200㎡としているため誤りです。
- 選択肢 3正解
- 建蔽率は100%適用で建築面積上限300㎡、容積率は前面道路幅員制限300%が適用されて延べ面積上限900㎡となり適切です。
覚えるポイント
- 指定建蔽率80%地域で防火地域内の耐火建築物は建蔽率が100%(制限除外)になる
- 前面道路幅員が12m未満の場合、道路幅員×乗数と指定容積率の小さい方が容積率上限となる
間違えやすいところ
- 角地緩和などの10%加算と混同し建蔽率90%と計算してしまう
- 前面道路幅員制限の比較を忘れて指定容積率をそのまま掛けてしまう
出題の前提:2020年10月1日現在施行の法令等
出典:金融財政事情研究会『2021年1月 3級 実技 個人資産相談業務』
公式問題 p.9(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp) / 公式問題 p.10(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)
被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例
不動産 · 空き家に係る譲渡所得の特別控除 / 譲渡所得 / 所得税の特例
《問11》 「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」に関する次の文章の空欄①~③に入る語句または数値の組合せとして、最も適切なものはどれか。 ⅰ)「被相続人の居住用家屋およびその敷地を取得した相続人が、本特例の適用を受けて、その家屋または敷地を譲渡した場合、最高( ① )万円の特別控除の適用を受けることができます。本特例の対象となる家屋は、( ② )年5月31日以前に建築されたもので、マンションなどの区分所有建物登記がされている建物は対象になりません」 ⅱ)「本特例の適用を受けるためには、譲渡価額が( ③ )円以下であること、2023年12月31日までに行われる譲渡で相続開始日から同日以後3年を経過する日の属する年の12月31日までに譲渡することなど、所定の要件を満たす必要があります」
解答・解説を表示
解答
1
解説
被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の3,000万円特別控除は、旧耐震基準で建築された空き家の発生を抑制・解消するために設けられた特例措置です。
解き方
- 特別控除限度額が最高3,000万円であることを確認し、空欄①を特定します。
- 対象家屋の建築時期が旧耐震基準期である1981年(昭和56年)5月31日以前であることを確認し、空欄②を特定します。
- 譲渡対価の要件が固定資産税清算金等を含め1億円以下であることを確認し、空欄③を特定します。
- 選択肢 1正解
- 控除限度額は最高3,000万円、建築時期は1981年5月31日以前、譲渡対価の上限は1億円以下であり、すべての空欄が正しく組み合わされています。
- 選択肢 2不正解
- 建築時期が1991年、譲渡価額の上限が1億6,000万円とされている点が誤りです。
- 選択肢 3不正解
- 特別控除限度額が1,000万円、建築時期が2001年、譲渡価額が1億6,000万円とされている点がいずれも誤りです。
覚えるポイント
- 空き家特例の控除限度額は最高3,000万円で、1981年5月31日以前建築、売却代金1億円以下が必須要件です。
間違えやすいところ
- 居住用財産の3,000万円特別控除と混同しやすいですが、空き家特例には1981年5月31日以前建築や譲渡価額1億円以下などの厳しい追加要件があります。
出題の前提:2020年10月1日現在施行の税制・法令に基づく。
出典:金融財政事情研究会『2021年1月 3級 実技 個人資産相談業務』
公式問題 p.9(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp) / 公式問題 p.10(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)
不動産の有効活用および路線価の読み取り
不動産 · 等価交換方式 / 容積率の前面道路幅員制限 / 路線価図の見方
《問12》 設例の甲土地および乙土地に関するAさんに対するアドバイスとして、次のうち最も不適切なものはどれか。
解答・解説を表示
解答
3
解説
相続税の路線価図における道路上の数値は1平方メートル当たりの価額を千円単位で表示しており、アルファベットは借地権割合を示します。
解き方
- 選択肢1の等価交換方式の定義(土地出資と建築費出資の割合に応じて区分所有権を取得)が適切であることを確認します。
- 選択肢2について、乙土地単独では幅員5mによる容積率制限(5m×6/10=300%)を受けるのに対し、甲土地と一体化すると幅員10mの道路に接するため指定容積率(400%)が上限となり、容積率が大きくなることを確認します。
- 選択肢3について、路線価「300C」の数値は千円単位(300千円=30万円/㎡)であるため、「300万円」とする記述が誤り(不適切)と判断します。
- 選択肢 1不正解
- 等価交換方式の正しい説明です。土地所有者が土地を提供し、デベロッパーが建築費を出資して出資割合に応じて土地建物を按分取得します。
- 選択肢 2不正解
- 乙土地単独では前面道路5m×6/10=300%に制限されますが、10m公道に接する甲土地と一体化すると指定容積率の400%まで使えるため上限が大きくなります。
- 選択肢 3正解
- 路線価図の数字は千円単位で示されるため、「300C」は1㎡当たり30万円(300千円)を表しており、300万円ではありません。
覚えるポイント
- 路線価図の数字は「千円単位」で表記されます(例:300は30万円/㎡、借地権割合記号Cは70%)。
間違えやすいところ
- 路線価の数値を万円単位やそのままの円単位と読み違えないように注意が必要です。
出題の前提:2020年10月1日現在施行の法令・路線価表示ルールに基づく。
出典:金融財政事情研究会『2021年1月 3級 実技 個人資産相談業務』
公式問題 p.9(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp) / 公式問題 p.10(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)
遺言の効力と遺留分および遺言の方式
相続・事業承継 · 遺言 / 遺留分 / 自筆証書遺言書保管制度 / 公正証書遺言
Aさんの親族関係および遺言に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
解答・解説を表示
解答
1
解説
民法上、一定の法定相続人には最低限の遺産取得分として遺留分が保障されていますが、兄弟姉妹(およびその代襲相続人である甥や姪)には遺留分が認められていません。
解き方
- 設例の親族関係からAさんの法定相続人および相続順位(配偶者と第3順位の兄弟姉妹)を確認する。
- 遺留分を有する権利者が配偶者・直系卑属・直系尊属に限定されており、兄弟姉妹には認められない規定を適用して各選択肢の正誤を判定する。
- 選択肢 1正解
- 被相続人の兄弟姉妹やその代襲相続人には遺留分が認められないため、兄Cさんや甥Dさんが遺留分侵害額請求権を行使することはできず、本記述は不適切です。
- 選択肢 2不正解
- 自筆証書遺言書保管制度により、遺言者は自筆証書遺言を作成したうえで法務局(遺言書保管所)に保管の申請をすることができます。
- 選択肢 3不正解
- 公正証書遺言は、証人2人以上の立会いのもと、遺言者が公証人に遺言の趣旨を口授し、公証人がこれを筆記して読み聞かせる等の手続きを経て作成されます。
覚えるポイント
- 兄弟姉妹およびその代襲相続人には遺留分がない
間違えやすいところ
- 直系尊属や直系卑属と同様に兄弟姉妹にも遺留分があると思い込んでしまう誤りに注意する。
出題の前提:2020年10月1日現在施行の法令等
出典:金融財政事情研究会『2021年1月 3級 実技 個人資産相談業務』
公式問題 p.11(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)
相続税の総額の計算
相続・事業承継 · 相続税の総額 / 法定相続分 / 課税遺産総額
仮に、Aさんの相続が現時点(2021年1月24日)で開始し、Aさんの相続に係る課税遺産総額(課税価格の合計額-遺産に係る基礎控除額)が1億5,000万円であった場合の相続税の総額として、次のうち最も適切なものはどれか。
解答・解説を表示
解答
2
解説
相続税の総額は、課税遺産総額を民法に定める各法定相続人の法定相続分に応じて按分し、各人の取得金額に速算表の税率を適用して算出した税額を合計して求めます。
解き方
- Aさんに子がなく父母も既に死亡しているため、法定相続人は配偶者である妻B(4分の3)と第3順位の兄C(4分の1)であることを把握する。
- 課税遺産総額1億5,000万円を法定相続分で按分し、妻Bの法定相続分に応ずる取得金額を1億1,250万円、兄Cの金額を3,750万円と計算する。
- 速算表を適用して、妻Bの税額「1億1,250万円×40%-1,700万円=2,800万円」、兄Cの税額「3,750万円×20%-200万円=550万円」をそれぞれ算出する。
- 両者の税額を合算して相続税の総額「2,800万円+550万円=3,350万円」を求める。
- 選択肢 1不正解
- 法定相続分の按分割合や速算表の適用計算が誤っているため不適切です。
- 選択肢 2正解
- 妻Bの税額2,800万円と兄Cの税額550万円を合計した3,350万円であり、正しい計算結果です。
- 選択肢 3不正解
- 課税遺産総額を按分せずに直接税率を適用するなど誤った計算による金額です。
覚えるポイント
- 配偶者と兄弟姉妹が法定相続人の場合、法定相続分は配偶者が4分の3、兄弟姉妹が4分の1
間違えやすいところ
- 子がいない場合の第3順位(兄弟姉妹)の法定相続分を配偶者2分の1・兄弟2分の1や、配偶者3分の2・兄弟3分の1と取り違えて計算してしまうミスに注意する。
出題の前提:2020年10月1日現在施行の法令等
出典:金融財政事情研究会『2021年1月 3級 実技 個人資産相談業務』
公式問題 p.11(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp) / 公式問題 p.12(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)
小規模宅地等の特例・配偶者の税額軽減・申告期限
相続・事業承継 · 小規模宅地等の特例 / 配偶者の税額軽減 / 相続税の申告期限
Aさんの相続が開始した場合に関する次の記述について、空欄①~③に入る語句の適切な組合せを選びなさい。 ⅰ)「妻Bさんが自宅の敷地(250㎡、相続税評価額8,000万円)を相続により取得し、当該敷地の全部について小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例の適用を受けた場合、減額される金額は( ① )となります。なお、自宅の敷地について優先して本特例の適用を受けた場合、貸付事業用宅地等として適用を受けることができる面積は所定の算式により調整しなければなりません」 ⅱ)「配偶者に対する相続税額の軽減の適用を受けた場合、妻Bさんが相続により取得した財産の金額が、配偶者の法定相続分相当額と1億6,000万円とのいずれか( ② )金額までであれば、納付すべき相続税額は算出されません」 ⅲ)「相続税の申告書の提出期限は、原則として、相続の開始があったことを知った日の翌日から( ③ )以内です」
解答・解説を表示
解答
1
解説
小規模宅地等の特例における特定居住用宅地等は限度面積330㎡まで課税価格が80%減額されます。また、配偶者の税額軽減は配偶者の生活保障等の見地から、1億6,000万円または法定相続分相当額のいずれか多い額まで課税されない手厚い制度であり、相続税の申告期限は相続開始を知った翌日から10カ月以内と定められています。
解き方
- 特定居住用宅地等の適用面積(250㎡≦330㎡)と減額率(80%)を確認し、減額される金額(8,000万円×80%=6,400万円)を計算する。
- 配偶者の税額軽減の非課税枠が法定相続分相当額と1億6,000万円の「いずれか多い金額」であることを確認する。
- 相続税の申告・納付期限が「相続の開始があったことを知った日の翌日から10カ月以内」であることを確認し、各空欄を満たす選択肢を特定する。
- 選択肢 1正解
- ①減額される金額は8,000万円×80%=6,400万円、②は「多い」、③は「10カ月」であり、すべての組合せが正しいです。
- 選択肢 2不正解
- ①の1,600万円は減額後の評価額(課税価格)であり減額される金額ではありません。また②は「少ない」ではなく「多い」が正しいため不適切です。
- 選択肢 3不正解
- ②は「少ない」ではなく「多い」であり、③の申告期限は「4カ月(準確定申告の期限)」ではなく「10カ月」であるため不適切です。
覚えるポイント
- 特定居住用宅地等の限度面積は330㎡、減額割合は80%
- 配偶者の税額軽減は「1億6,000万円」または「法定相続分相当額」のいずれか「多い」額まで非課税
- 相続税の申告期限は相続開始を知った日の翌日から10カ月以内(所得税の準確定申告は4カ月以内)
間違えやすいところ
- 小規模宅地等の特例で問われているのが「減額される金額(80%)」なのか「特例適用後の評価額(20%)」なのかを読み間違えるミス
- 配偶者の税額軽減における「いずれか多い額」を「いずれか少ない額」と勘違いするミス
- 相続税の申告期限(10カ月以内)と被相続人の所得税準確定申告の提出期限(4カ月以内)を混同するミス
出題の前提:2020年10月1日現在施行の法令等(相続税法)
出典:金融財政事情研究会『2021年1月 3級 実技 個人資産相談業務』
公式問題 p.11(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp) / 公式問題 p.12(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)
2021年1月 3級 実技 個人資産相談業務
参照した公式資料
金融財政事情研究会が公開した2021年1月 3級 実技 個人資産相談業務の問題・解答資料です。
- 公式問題(公式掲載ページ) ↗ — www.kinzai.or.jp(資料の掲載案内)
- 公式模範解答(公式掲載ページ) ↗ — www.kinzai.or.jp(資料の掲載案内)
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