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FP技能検定 · 学習ガイド

2025年5月 2級 中小事業主資産相談業務の問題・解答解説

日本FP協会・金融財政事情研究会の公式問題・模範解答を、級・学科/実技・公開年度に分けて収録しています。CBT公開問題は1セットの公表問題で、全受験者への出題を網羅するものではありません。

2025年5月 2級 中小事業主資産相談業務の概要
30:00

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公的年金の受給額の計算(老齢基礎年金・老齢厚生年金)

ライフプランニングと資金計画 · 老齢基礎年金 / 老齢厚生年金 / 経過的加算 / 加給年金

設例のAさん(1979年6月2日生まれ)が原則として65歳から受給できる老齢基礎年金および老齢厚生年金の年金額(2024年度価額)について、〈計算の手順〉の空欄①~④に入る最も適切な数値を計算しなさい。

解答・解説を表示

解答

① 734,400(円)、② 172,976(円)、③ 23,908(円)、④ 196,884(円)

解説

老齢年金の計算では、20歳未満の厚生年金期間は老齢基礎年金の月数に入りません。その分は経過的加算で調整します。また、加給年金を受け取るには厚生年金の加入期間が20年(240月)以上必要です。

解き方

  1. 高校卒業から20歳になる前月までの14月を除き、20歳以上の厚生年金期間94月と第1号の納付済338月を合わせて、老齢基礎年金を計算します。
  2. 2003年3月以前と4月以後のそれぞれの式で報酬比例部分を求め、全加入期間108月を使って経過的加算を出してから合計します。

答えの内訳

①:734,400
老齢基礎年金の月数は、20歳以上60歳未満の厚生年金期間94月と国民年金納付済月数338月の合計432月となり、816,000円×432月/480月=734,400円と算出されます。
②:172,976
報酬比例部分は2003年3月以前分(220,000円×7.125/1,000×60月=94,050円)と4月以後分(300,000円×5.481/1,000×48月=78,926.4円)の合計172,976.4円を四捨五入して172,976円となります。
③:23,908
経過的加算額は、1,701円×108月-816,000円×(94月/480月)=183,708円-159,800円=23,908円と計算されます。
④:196,884
厚生年金保険の被保険者期間が108月(240月未満)で加給年金の要件を満たさないため、報酬比例部分172,976円+経過的加算23,908円=196,884円となります。

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覚えるポイント

  • 20歳未満の厚生年金被保険者期間は老齢基礎年金の月数から除外され、経過的加算の対象となる。

間違えやすいところ

  • 厚生年金の全期間108月を、そのまま老齢基礎年金や経過的加算の控除の月数に入れて計算してしまう間違い。

出題の前提:2024年4月1日現在施行法令等

出典:金融財政事情研究会『2025年5月 2級 中小事業主資産相談業務』
公式問題 p.2(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp) / 公式問題 p.3(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp) / 公式問題 p.6(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)

2025年5月 2級 中小事業主資産相談業務

参照した公式資料

金融財政事情研究会が公開した2025年5月 2級 中小事業主資産相談業務の問題・解答資料です。

金財のPDFは公式掲載ページからご覧ください。古い資料は現在の一覧に掲載されていない場合があります。