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FP技能検定 · 学習ガイド

2020年9月 2級 実技 損保顧客資産相談業務の問題・解答解説

日本FP協会・金融財政事情研究会の公式問題・模範解答を、級・学科/実技・公開年度に分けて収録しています。CBT公開問題は1セットの公表問題で、全受験者への出題を網羅するものではありません。

2020年9月 2級 実技 損保顧客資産相談業務の概要
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公的年金制度の遺族給付(遺族基礎年金および遺族厚生年金)の概要

損保顧客資産相談業務 · 遺族基礎年金 / 遺族厚生年金 / 中高齢寡婦加算 / 短期要件の300月みなし

会社員の夫Aさん(45歳)が死亡した場合に妻Bさん(41歳、子2人)へ支給される公的年金制度の遺族給付に関する次の説明文について、空欄①~④に入る最も適切な語句または数値を語句群から選択しなさい。 「妻Bさんが受給することができる遺族基礎年金の額は、( ① )円(2020年度価額)となり、長女Cさんの( ② )歳到達年度の末日終了後は、□□□円(2020年度価額)となります。 遺族厚生年金の額は、Aさんの厚生年金保険の被保険者記録を基礎として計算した老齢厚生年金の報酬比例部分の額の4分の3相当額になります。ただし、その計算の基礎となる被保険者期間の月数が( ③ )月に満たないときは、( ③ )月とみなして年金額が計算されます。また、二女Dさんの( ② )歳到達年度の末日が終了し、妻Bさんの有する遺族基礎年金の受給権が消滅したときは、妻Bさんが65歳に達するまでの間、妻Bさんに支給される遺族厚生年金の額に( ④ )が加算されます」

イ
18
ロ
20
ハ
22
ニ
300
ホ
360
ヘ
420
ト
781,700
チ
1,006,600
リ
1,231,500
ヌ
経過的寡婦加算
ル
中高齢寡婦加算
ヲ
加給年金
解答・解説を表示

解答

① リ、② イ、③ ニ、④ ル

解説

遺族基礎年金は生計を維持されていた「子のいる配偶者」または「子」に支給され、子は原則18歳年度末まで対象です。遺族厚生年金の短期要件では被保険者期間が300月未満の場合に300月みなしが適用され、要件を満たす妻には中高齢寡婦加算が行われます。

解き方

  1. 設例の家族構成(配偶者と子2人)から2020年度価額の遺族基礎年金額(基本額781,700円+子の加算額224,900円×2人=1,231,500円)および子の年齢要件(18歳到達年度末)を特定する。
  2. 被保険者死亡による短期要件の遺族厚生年金における最低保障月数(300月)および、遺族基礎年金失権後に65歳まで上乗せされる給付名称(中高齢寡婦加算)を選択する。

小問ごとの答え

小問 ①:リ
2020年度の遺族基礎年金の基本額は781,700円、第1子・第2子の加算額は各224,900円です。子2人のため「781,700円+224,900円×2=1,231,500円」となります。
小問 ②:イ
遺族基礎年金における「子」とは、18歳到達年度の末日(3月31日)を経過していない者(または一定の障害状態にある20歳未満の者)を指します。
小問 ③:ニ
被保険者期間中の死亡等による遺族厚生年金(短期要件)では、厚生年金保険の被保険者期間が300月未満の場合、300月とみなして報酬比例部分を計算します。
小問 ④:ル
遺族厚生年金を受給する妻が40歳以上65歳未満で子の加算要件を満たさなくなった場合等に、65歳到達まで加算される給付は中高齢寡婦加算です。

覚えるポイント

  • 遺族基礎年金の子の要件は原則18歳到達年度末まで。
  • 短期要件の遺族厚生年金は被保険者期間が300月未満なら300月みなしが適用される。
  • 中高齢寡婦加算は要件を満たす妻が40歳以上65歳未満の期間に支給される。

間違えやすいところ

  • 子の加算対象を20歳未満と混同しないようにする(障害状態にない通常の子は18歳年度末まで)。
  • 300月みなしの対象期間を老齢厚生年金の受給資格期間(25年・300月)や受給月数と混同しないようにする。

出題の前提:2020年4月1日現在施行の法令・年金額基準

出典:金融財政事情研究会『2020年9月 2級 実技 損保顧客資産相談業務』
公式問題 p.3(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp) / 公式問題 p.4(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)

2020年9月 2級 実技 損保顧客資産相談業務

参照した公式資料

金融財政事情研究会が公開した2020年9月 2級 実技 損保顧客資産相談業務の問題・解答資料です。

金財のPDFは公式掲載ページからご覧ください。古い資料は現在の一覧に掲載されていない場合があります。