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FP技能検定 · 学習ガイド

2017年5月 2級 実技 生保顧客資産相談業務の問題・解答解説

日本FP協会・金融財政事情研究会の公式問題・模範解答を、級・学科/実技・公開年度に分けて収録しています。CBT公開問題は1セットの公表問題で、全受験者への出題を網羅するものではありません。

2017年5月 2級 実技 生保顧客資産相談業務の概要
30:00

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老齢給付の受給要件および年金額の計算

ライフプランニングと資金計画 · 老齢基礎年金 / 加給年金 / 経過的加算 / 報酬比例部分

Aさん(昭和35年1月10日生まれ)の公的年金加入歴(20歳から27月の国民年金未加入、251月の厚生年金保険加入[平成15年3月以前のみ、平均標準報酬月額30万円]、202月の国民年金保険料納付済)に基づき、65歳から受給できる老齢基礎年金の額(①)、加給年金の受給要件となる被保険者期間(②)、および65歳から受給できる老齢厚生年金の額(③)を求めなさい。なお、年金額は平成28年度価額に基づき計算し、円未満は四捨五入すること。

解答・解説を表示

解答

① 736,219(円) ② 20(年) ③ 926,812(円)

解説

老齢基礎年金は20歳から60歳までの保険料納付済月数等に応じて計算されます。65歳からの老齢厚生年金は、報酬比例部分に加えて定額部分と基礎年金の差額を調整する経過的加算額が加算され、被保険者期間が20年以上で生計維持関係にある配偶者がいる等の要件を満たせば加給年金額も加算されます。

解き方

  1. 老齢基礎年金の納付済月数を求め、満額に納付済月数/480を乗じて円未満を四捨五入する。
  2. 配偶者加給年金の要件である厚生年金被保険者期間(20年以上)を確認する。
  3. 報酬比例部分、経過的加算額、加給年金額をそれぞれ算出し、合算して老齢厚生年金の受給額を求める。

小問ごとの答え

小問 ①:736,219(円)
老齢基礎年金の保険料納付済月数は、厚生年金被保険者期間251月と国民年金納付済期間202月を合算した453月です。計算式は780,100円×(453月/480月)=736,219.375円となり、円未満四捨五入で736,219円となります。
小問 ②:20(年)
老齢厚生年金に配偶者加給年金額が加算されるためには、受給権者本人の厚生年金保険の被保険者期間が原則として20年(240月)以上必要となります。
小問 ③:926,812(円)
報酬比例部分は300,000円×(7.125/1,000)×251月=536,512.5円(四捨五入で536,513円)。経過的加算額は1,626円×251月-780,100円×(251月/480月)=408,126円-407,927.29…円=198.70…円(四捨五入で199円)。これに加給年金額390,100円を加算すると、536,513円+199円+390,100円=926,812円となります。

覚えるポイント

  • 加給年金の加算要件は厚生年金被保険者期間が20年(240月)以上であること。
  • 経過的加算額は厚生年金加入月数に応じた定額部分と20歳以上60歳未満の厚生年金期間に対応する老齢基礎年金相当額との差額であること。

間違えやすいところ

  • 老齢基礎年金の計算で厚生年金被保険者期間(第2号被保険者期間)を算入し忘れるミス。
  • 経過的加算や加給年金額の加算漏れ、各要素の円未満四捨五入の取り扱いミス。

出題の前提:2016年10月1日現在施行の法令等(年金額は平成28年度価額)

出典:金融財政事情研究会『2017年5月 2級 実技 生保顧客資産相談業務』
公式問題 p.4(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)

2017年5月 2級 実技 生保顧客資産相談業務

参照した公式資料

金融財政事情研究会が公開した2017年5月 2級 実技 生保顧客資産相談業務の問題・解答資料です。

金財のPDFは公式掲載ページからご覧ください。古い資料は現在の一覧に掲載されていない場合があります。