本文へ移動

FP技能検定 · 学習ガイド

2016年5月 2級 学科の問題・解答解説

日本FP協会・金融財政事情研究会の公式問題・模範解答を、級・学科/実技・公開年度に分けて収録しています。CBT公開問題は1セットの公表問題で、全受験者への出題を網羅するものではありません。

2016年5月 2級 学科の概要
30:00

問題番号から選ぶ

FPの職業倫理と関連法規

ライフプランニングと資金計画 · FPの職業倫理 / 守秘義務 / 関連法規の遵守

ファイナンシャル・プランナー(FP)の顧客に対する行為として、職業倫理や関係法令(税理士法、弁護士法等)に照らし、最も不適切なものはどれか。

解答・解説を表示

解答

2

解説

ファイナンシャル・プランナー(FP)は、顧客の利益を最優先とする顧客本位の精神、業務上知り得た個人情報を第三者に漏らさない厳格な守秘義務、および弁護士法や税理士法などの隣接専門職の業法を遵守することが求められます。

解き方

  1. 各選択肢に記載されたFPの具体的行為について、FP倫理規範や守秘義務、関連法規(金融商品取引法、税理士法、民法等)に適合しているかを検討する。
  2. 選択肢2において顧客の同意を得ずに確定申告書の写しを外部に提供している点が明白な守秘義務違反であることを判定し、不適切な記述を選択する。
選択肢 1不正解
投資信託の元本割れ等のリスクや目論見書の重要性を説明することは、顧客への適切な情報提供であり問題ありません。
選択肢 2正解
FPには厳格な守秘義務があるため、顧客本人の事前の明確な同意を得ずに確定申告書のコピーを外部業者に提供する行為は守秘義務違反です。
選択肢 3不正解
任意後見契約における任意後見受任者には特別な資格制限がなく、顧客の求めに応じてFP自身が受任者として契約を締結することは可能です。
選択肢 4不正解
国税庁のウェブサイト等で一般公開されている通達や法令のコピーを参考資料として配布する行為は、税理士法に抵触せず適切です。

覚えるポイント

  • FPの基本姿勢:守秘義務の厳守と専門職業人としての隣接法令(税理士法・弁護士法・保険業法等)の遵守。

間違えやすいところ

  • 一般公開された公的資料(法令や通達)の提供は税理士法違反にはならず、具体的な税務相談や税務書類の作成代行のみが違反となる点に注意が必要です。

出題の前提:2015年10月1日現在施行の法令等

出典:金融財政事情研究会『2016年5月 2級 学科』
公式問題 p.3(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)

2016年5月 2級 学科

参照した公式資料

金融財政事情研究会が公開した2016年5月 2級 学科の問題・解答資料です。

金財のPDFは公式掲載ページからご覧ください。古い資料は現在の一覧に掲載されていない場合があります。