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FP技能検定 · 学習ガイド

2014年9月 2級 実技 中小事業主資産相談業務の問題・解答解説

日本FP協会・金融財政事情研究会の公式問題・模範解答を、級・学科/実技・公開年度に分けて収録しています。CBT公開問題は1セットの公表問題で、全受験者への出題を網羅するものではありません。

2014年9月 2級 実技 中小事業主資産相談業務の概要
30:00

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老後の年金収入を増やす制度(確定拠出年金・国民年金基金・小規模企業共済)

ライフプランニングと資金計画 · 個人型確定拠出年金 / 国民年金基金 / 小規模企業共済

個人事業主であるAさんに対して、FPのMさんが老後の年金収入等を確保するための各種制度(確定拠出年金の個人型年金、国民年金基金、小規模企業共済制度)について説明した。文章中の空欄①~④に入る最も適切な語句を語句群から選択しなさい。

イ
23,000円
ロ
25,500円
ハ
51,000円
ニ
68,000円
ホ
70,000円
ヘ
小規模企業共済等掛金控除
ト
社会保険料控除
チ
生命保険料控除
リ
事業所得
ヌ
退職所得
ル
一時所得
解答・解説を表示

解答

① ニ、② ヘ、③ ホ、④ ヌ

解説

自営業者等の国民年金第1号被保険者は厚生年金がないため、確定拠出年金(個人型)、国民年金基金、小規模企業共済などを活用した自助努力が重要です。それぞれの掛金上限額、税制上の優遇措置(控除区分)、受取時の課税区分を正確に区別して理解する必要があります。

解き方

  1. 第1号被保険者の個人型確定拠出年金および国民年金基金の月額拠出限度額(合算枠)が68,000円であることを確認する。
  2. 確定拠出年金の掛金の所得控除区分が小規模企業共済等掛金控除であることを確認する。
  3. 小規模企業共済の掛金上限が月額70,000円、一括受取共済金(死亡事由以外)が退職所得扱いとなることを確認する。

小問ごとの答え

小問 ①:ニ
国民年金第1号被保険者の確定拠出年金(個人型)の拠出限度額は月額68,000円であり、国民年金基金と合算で月額68,000円が上限となります。
小問 ②:ヘ
確定拠出年金の掛金は、全額が所得税・住民税の「小規模企業共済等掛金控除」として所得控除の対象となります。
小問 ③:ホ
小規模企業共済制度の掛金月額は、1,000円から70,000円までの範囲内(500円刻み)で自由に選択できます。
小問 ④:ヌ
小規模企業共済の共済金を廃業等により一括で受け取る場合(死亡事由を除く)、税制上は退職所得として課税されます。

覚えるポイント

  • 第1号被保険者のiDeCo・国民年金基金の合算上限は月額68,000円
  • 小規模企業共済の掛金上限は月額70,000円で全額が小規模企業共済等掛金控除
  • 小規模企業共済の一括共済金は退職所得、分割受取は公的年金等控除適用の雑所得

間違えやすいところ

  • 国民年金基金の掛金は社会保険料控除であるのに対し、確定拠出年金の掛金は小規模企業共済等掛金控除である点を取り違えやすい。
  • 小規模企業共済の掛金上限(月7万円)とiDeCo第1号枠(月6.8万円)の数値を混同しやすい。

出題の前提:2014年4月1日施行法令(所得税法、確定拠出年金法、小規模企業共済法)

出典:金融財政事情研究会『2014年9月 2級 実技 中小事業主資産相談業務』
公式問題 p.4(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)

2014年9月 2級 実技 中小事業主資産相談業務

参照した公式資料

金融財政事情研究会が公開した2014年9月 2級 実技 中小事業主資産相談業務の問題・解答資料です。

金財のPDFは公式掲載ページからご覧ください。古い資料は現在の一覧に掲載されていない場合があります。