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FP技能検定 · 学習ガイド

2026年1月 1級 学科(基礎編)の問題・解答解説

日本FP協会・金融財政事情研究会の公式問題・模範解答を、級・学科/実技・公開年度に分けて収録しています。CBT公開問題は1セットの公表問題で、全受験者への出題を網羅するものではありません。

2026年1月 1級 学科(基礎編)の概要
30:00

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係数を用いた資金計画(老後資金の積立と取崩し)

ライフプランニングと資金計画 · 6つの係数 / 年金現価係数 / 現価係数 / 減債基金係数

45歳のAさんは老後の資金計画を検討しており、45歳から65歳までの20年間は毎年一定額を積み立て、65歳から80歳までの15年間は毎年100万円を取り崩して生活費に充当したいと考えている。15年間の取崩期間経過後に残る資金が1,000万円となる場合、45歳から65歳までの20年間の毎年の積立額として最も適切なものはどれか。 なお、現在の貯蓄額は0円、積立・取崩期間中の運用利回り(複利)は年2%、積立・取崩は年1回行うものとする。計算結果の万円未満は切り上げ、手数料や税金等は考慮しないものとする。 〈年2%の各種係数〉 ・15年:終価係数 1.3459、現価係数 0.7430、年金終価係数 17.2934、減債基金係数 0.0578、年金現価係数 12.8493、資本回収係数 0.0778 ・20年:終価係数 1.4859、現価係数 0.6730、年金終価係数 24.2974、減債基金係数 0.0412、年金現価係数 16.3514、資本回収係数 0.0612

解答・解説を表示

解答

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解説

将来ほしいお金から毎年の積立額を出すときは、まず取崩しに必要な元本と残してきたいお金を、65歳時点の現在価値に直して合計します。その合計額に減債基金係数を掛けると、毎年の積立額が求められます。

解き方

  1. 65歳から15年間、毎年100万円を取り崩すために65歳時点で必要な元本を求めます。15年の年金現価係数12.8493を使い、100万円 × 12.8493 = 1,284.93万円となります。
  2. 80歳時点で1,000万円を残すために65歳時点で必要な元本を求めます。15年の現価係数0.7430を使い、1,000万円 × 0.7430 = 743.00万円となります。
  3. 65歳時点で用意すべき目標額を合計します。1,284.93万円 + 743.00万円 = 2,027.93万円です。
  4. 20年間でこの目標額を積み立てる毎年の額を求めます。20年の減債基金係数0.0412を使い、2,027.93万円 × 0.0412 = 83.550716万円となります。万円未満を切り上げて84万円です。
選択肢 1正解
65歳時点で必要な合計額2,027.93万円に20年の減債基金係数0.0412を掛けると約83.55万円になります。万円未満を切り上げて84万円です。
選択肢 2不正解
80歳時点の1,000万円を65歳時点のお金に割り引かずに合計するなど、誤った係数を使った計算結果です。
選択肢 3不正解
取崩し期間や積立期間の計算で、資本回収係数など別の係数を間違って使った結果です。
選択肢 4不正解
運用利回りを考えずに単純に合計するなど、係数の選び方や掛け算の手順が誤っています。

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覚えるポイント

  • 一定期間後に一定額を用意するための毎年の積立額=目標額×減債基金係数
  • 将来の一定額を現在価値に割り戻す=将来額×現価係数
  • 毎年受給・取崩しに必要な元本=毎年受取額×年金現価係数

間違えやすいところ

  • 15年後に残す1,000万円を65歳時点のお金に直すとき、現価係数ではなく減債基金係数や終価係数を掛けてしまう。
  • 万円未満を切り上げる指示を見落として、四捨五入してしまう。

出題の前提:2025年10月1日現在施行法令等

出典:金融財政事情研究会『2026年1月 1級 学科(基礎編)』
公式問題 p.3(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)

2026年1月 1級 学科(基礎編)

参照した公式資料

金融財政事情研究会が公開した2026年1月 1級 学科(基礎編)の問題・解答資料です。

金財のPDFは公式掲載ページからご覧ください。古い資料は現在の一覧に掲載されていない場合があります。