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FP技能検定 · 学習ガイド

2023年1月 1級 学科(基礎編)の問題・解答解説

日本FP協会・金融財政事情研究会の公式問題・模範解答を、級・学科/実技・公開年度に分けて収録しています。CBT公開問題は1セットの公表問題で、全受験者への出題を網羅するものではありません。

2023年1月 1級 学科(基礎編)の概要
30:00

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各種係数を用いた積立額の計算

ライフプランニングと資金計画 · 6つの係数 / インフレと将来価値 / 減債基金係数

Aさん(55歳)は、毎年一定金額を積み立てて65歳時点で現在の価値で10,000千円を用意したいと考えている。今後10年間にわたり毎年2%ずつ物価が上昇すると仮定した場合、運用利回りが年5%(年1回複利積立)であるときの毎年の積立額として、係数表を用いて算出した最も適切なものはどれか。なお、現在の貯蓄額は0円とし、千円未満は切り捨て、手数料・税金等は考慮しないものとする。 〈年2%の各種係数(10年)〉 終価係数: 1.2190、現価係数: 0.8203、年金終価係数: 10.9497、減債基金係数: 0.0913、年金現価係数: 8.9826、資本回収係数: 0.1113 〈年5%の各種係数(10年)〉 終価係数: 1.6289、現価係数: 0.6139、年金終価係数: 12.5779、減債基金係数: 0.0795、年金現価係数: 7.7217、資本回収係数: 0.1295

解答・解説を表示

解答

2

解説

インフレ下における目標資金準備では、まず現在の価値をインフレ率に応じた終価係数で将来価値に換算し、その目標額を達成するために必要な毎年の積立額を運用利回りに応じた減債基金係数を用いて算定します。

解き方

  1. 年2%の終価係数を用いて、現在価値10,000千円が10年後にいくら必要になるか(将来価値)を計算する。
  2. 求めた将来価値に年5%の減債基金係数を乗じて毎年の積立額を算出し、千円未満を切り捨てる。
選択肢 1不正解
物価上昇を考慮せず、10,000千円に年5%の減債基金係数0.0795を乗じた795千円となっており誤りです。
選択肢 2正解
10,000千円×1.2190×0.0795=969.105千円となり、千円未満切り捨てで969千円となるため適切です。
選択肢 3不正解
将来価値である12,190千円を積立期間10年で単純に等分した額であり、複利運用の効果が考慮されていないため誤りです。
選択肢 4不正解
将来目標額に資本回収係数を乗じるなど誤った係数を適用した計算結果であるため不適切です。

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覚えるポイント

  • インフレ後の目標額は終価係数、目標額から毎年の積立額を求めるのは減債基金係数を用います。

間違えやすいところ

  • 将来の必要額をインフレ率で割り引いて現価係数を使ってしまわないよう注意が必要です。

出題の前提:2022年10月1日現在施行の法令等

出典:金融財政事情研究会『2023年1月 1級 学科(基礎編)』
公式問題 p.3(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp) / 公式模範解答 p.1(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)

2023年1月 1級 学科(基礎編)

参照した公式資料

金融財政事情研究会が公開した2023年1月 1級 学科(基礎編)の問題・解答資料です。

金財のPDFは公式掲載ページからご覧ください。古い資料は現在の一覧に掲載されていない場合があります。