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FP技能検定 · 学習ガイド

2022年5月 1級 学科(基礎編)の問題・解答解説

日本FP協会・金融財政事情研究会の公式問題・模範解答を、級・学科/実技・公開年度に分けて収録しています。CBT公開問題は1セットの公表問題で、全受験者への出題を網羅するものではありません。

2022年5月 1級 学科(基礎編)の概要
30:00

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FP業務と関連法規

ライフプランニングと資金計画 · FPの職業倫理と関連法規 / 社会保険労務士法 / 土地家屋調査士法 / 司法書士法 / 税理士法

ファイナンシャル・プランニング(FP)を業として行ううえでの関連法規に関する次の記述(a)〜(c)のうち、適切なものの組み合わせ数として正しいものを選択肢1〜4の中から1つ選びなさい。なお、本問における独占業務とは、当該資格を有する者のみが行うことができる業務であるものとし、各法規における別段の定め等は考慮しないものとする。 (a) 社会保険労務士法により、他人の求めに応じて、報酬を得て業として行う事務であって、労働社会保険諸法令に基づく「申請書等の作成、その提出に関する手続の代行」「申請等の代理」「年金額の試算」は、社会保険労務士の独占業務である。 (b) 土地家屋調査士法により、不動産の権利に関する登記について、他人の依頼を受けて業として行う「登記に関する手続の代理」「法務局に提出する書類の作成」は、有償・無償を問わず、土地家屋調査士の独占業務である。 (c) 税理士法により、他人の求めに応じて、業として行う「税務代理」「税務書類の作成」「税務相談」は、有償・無償を問わず、税理士の独占業務である。

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解答

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解説

士業の独占業務に関する法令の範囲を正確に把握することが重要です。税理士業務は有償・無償を問わず独占とされていますが、一般的な公的年金額の試算は社労士の独占業務ではなく、不動産の「権利に関する登記」の代理・書類作成は土地家屋調査士ではなく司法書士の独占業務です。

解き方

  1. (a)の「年金額の試算」が社会保険労務士法上の独占業務に含まれるか確認し、含まれないため不適切と判断します。
  2. (b)の「不動産の権利に関する登記」が土地家屋調査士の独占業務であるか確認し、表示の登記が対象であり権利は司法書士であるため不適切と判断します。
  3. (c)の税理士業務(税務代理・税務書類作成・税務相談)が無償であっても独占業務となる規定を確認し、適切と判断します。
  4. 適切な選択肢は(c)の1件のみであるため、正答を「1(1つ)」と判定します。
選択肢 1正解
適切な記述は(c)の1つのみであるため、正解となります。
選択肢 2不正解
適切な記述は1つのみであるため、2つとする本肢は誤りです。
選択肢 3不正解
適切な記述は1つのみであるため、3つとする本肢は誤りです。
選択肢 4不正解
(c)が適切な記述であるため、0(なし)とする本肢は誤りです。

覚えるポイント

  • 税理士法上の業務(税務相談等)は有償・無償を問わず税理士の独占業務です。
  • 不動産の権利に関する登記申請手続の代理等は司法書士の独占業務です(土地家屋調査士は表示に関する登記)。

間違えやすいところ

  • 公的年金の試算は一般に社労士独占業務ではないため、FPも試算ツール等を用いて行うことができます。
  • 土地家屋調査士と司法書士の登記業務の所管(表示か権利か)を取り違えやすい点に注意が必要です。

出題の前提:2021年10月1日現在施行の法令等

出典:金融財政事情研究会『2022年5月 1級 学科(基礎編)』
公式問題 p.3(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)

2022年5月 1級 学科(基礎編)

参照した公式資料

金融財政事情研究会が公開した2022年5月 1級 学科(基礎編)の問題・解答資料です。

金財のPDFは公式掲載ページからご覧ください。古い資料は現在の一覧に掲載されていない場合があります。