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FP技能検定 · 学習ガイド

2021年5月 1級 学科(基礎編)の問題・解答解説

日本FP協会・金融財政事情研究会の公式問題・模範解答を、級・学科/実技・公開年度に分けて収録しています。CBT公開問題は1セットの公表問題で、全受験者への出題を網羅するものではありません。

2021年5月 1級 学科(基礎編)の概要
30:00

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FP業務と関連法規および独占業務

ライフプランニングと資金計画 · FP関連法規 / 独占業務 / 税理士法 / 土地家屋調査士法

ファイナンシャル・プランニング業務を行うにあたって遵守すべき各士業法および関連法規における独占業務の規定に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

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解答

4

解説

FP業務では他士業の独占業務を侵害しないよう留意する必要があります。有償・無償を問わず独占とされる業務(税理士業務など)と、報酬を得て行うことが制限される業務(社労士や行政書士など)の違い、登記における権利(司法書士)と表示(土地家屋調査士)の分担を正確に把握することが重要です。

解き方

  1. 各士業法(税理士法、社会保険労務士法、不動産の鑑定評価に関する法律、土地家屋調査士法、司法書士法)が規定する独占業務の対象範囲を確認する。
  2. 不動産の「権利に関する登記」は司法書士の業務であり、「表示に関する登記」が土地家屋調査士の業務であることを確認し、肢4の誤りを判定する。
選択肢 1不正解
税理士法第52条により、税務代理、税務書類の作成、税務相談の税理士業務は、有償・無償を問わず税理士以外の者が業として行うことが禁止されています。
選択肢 2不正解
社会保険労務士法第2条および第27条により、報酬を得て業として行う申請書等の作成・代行・代理等は社会保険労務士の独占業務とされています。
選択肢 3不正解
不動産の鑑定評価に関する法律第2条および第3条等により、報酬を得て業として不動産の鑑定評価を行うことは不動産鑑定士(または業者)の独占業務です。
選択肢 4正解
不動産の権利に関する登記の手続代理等は司法書士の独占業務であり、土地家屋調査士の業務は不動産の表示に関する登記等であるため不適切です。

覚えるポイント

  • 権利に関する登記は司法書士、表示に関する登記・測量は土地家屋調査士の業務です。

間違えやすいところ

  • 税理士業務は無償であっても資格のない者が業として個別具体的な相談を行うと法令違反になります。

出題の前提:2020年10月1日現在施行の法令等

出典:金融財政事情研究会『2021年5月 1級 学科(基礎編)』
公式問題 p.3(公式掲載ページ) ↗(www.kinzai.or.jp)

2021年5月 1級 学科(基礎編)

参照した公式資料

金融財政事情研究会が公開した2021年5月 1級 学科(基礎編)の問題・解答資料です。

金財のPDFは公式掲載ページからご覧ください。古い資料は現在の一覧に掲載されていない場合があります。