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電気工事士試験 · 学習ガイド

令和4年度第二種電気工事士上期技能試験(7月24日) 課題13の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

令和4年度第二種電気工事士上期技能試験(7月24日) 課題13の概要
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令和4年度第二種電気工事士上期技能試験(7月24日) 課題13 施工解答

技能試験 · 自動点滅器回路 / VVRケーブル施工 / リングスリーブ圧着 / 差込形コネクタ接続

配線図および施工条件に従い、単相2線式100V電源回路、スイッチ「イ」とランプレセプタクル「イ」、埋込連用コンセント、自動点滅器代用端子台と施工省略屋外灯「ロ」(VVR 1.6-2C)からなる低圧屋内配線工事を完成させなさい。 【施工条件要約】 1. 配線及び器具の配置は配線図に従う。 2. 自動点滅器は3極端子台で代用し、内部結線(端子1:電源側非接地、端子2:電源側・負荷側接地共通、端子3:負荷側非接地)に従って結線する。 3. 電線色別:電源からの接地側電線にはすべて白色、電源から点滅器・コンセント・自動点滅器までの非接地側電線にはすべて黒色を使用する。コンセント接地側(W)、ランプレセプタクル受金ねじ部、自動点滅器端子台「2」には白色を結線する。 4. ジョイントボックスA部分はリングスリーブ、B部分は差込形コネクタにより接続する。 5. 埋込連用取付枠はコンセント部分に使用する。 6. 屋外灯「ロ」部分は施工省略とする。

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解答

ジョイントボックスA(リングスリーブ圧着3箇所:電源白と渡り白で刻印「小」、電源黒とスイッチ黒と渡り黒で刻印「小」、スイッチ戻り白と渡り赤で刻印「○」)、ジョイントボックスB(差込形コネクタ3箇所:接地側白4本を4本用、非接地側黒3本を3本用、スイッチ「イ」点滅線2本を2本用)、端子台「ロ」(端子1に非接地側黒、端子2に接地側白2本、端子3に屋外灯黒)、コンセントへの取付枠装着、ランプレセプタクルの極性(受金ねじ部=白)、VVRケーブルの外装剥ぎ取りを正しく施工する。

解説

自動点滅器は周囲の照度(CdS回路)に応じて接点を開閉する器具であり、電源受電用の非接地側端子(1番)、電源および負荷の共通接地側端子(2番)、負荷への出力端子(3番)の3極で構成されます。本問では端子台で代用されるため、端子2にジョイントボックス側からの接地側白線と負荷(屋外灯)への接地側白線の2本を確実に共締め接続することが求められます。また、器具配置において取付枠の指定位置(コンセント単独)の遵守、リングスリーブの適切な選定とダイス刻印、VVRケーブル(丸形ケーブル)の介在物およびシース処理が重要となります。

解き方

  1. 単線図から複線図を作成し、各電線の色別(接地側白、非接地側黒、点滅線赤/黒)、ジョイントボックスA(リングスリーブ)とB(差込形コネクタ)の接続本数および端子台の各端子番号の結線を整理する。
  2. 支給材料の寸法に合わせてケーブルを切断・被覆剥ぎ取りを行い、VVRケーブル(屋外灯用)の外装シースおよび介在物を除去して心線を整える。
  3. 埋込連用コンセントに取付枠を取り付け、コンセントのW端子に白、他方に黒を結線する。ランプレセプタクルは受金ねじ部に白線、中心接触片に黒線をのの字巻きで接続する。
  4. 端子台「ロ」に結線する(端子1:Bからの黒、端子2:Bからの白およびVVRの白の計2本、端子3:VVRの黒)。
  5. ジョイントボックスAでリングスリーブ圧着を行い、刻印(2.0+1.6は小、2.0+1.6+1.6は小、1.6+1.6は○)を確認して余長端末を切断する。
  6. ジョイントボックスBで差込形コネクタ(白4本、黒3本、赤・黒2本)を心線が完全に奥まで収まるように挿入して接続を完了する。

覚えるポイント

  • 自動点滅器の端子2は接地側共通端子のため、白線2本を接続する。
  • 2.0mm電線1本と1.6mm電線1本または2本のリングスリーブ圧着刻印は「小」である(○は1.6mmの2本接続のみ)。
  • 施工条件で埋込連用取付枠はコンセント側に使用するよう指定されているためスイッチ側と間違えない。

間違えやすいところ

  • 端子台「ロ」の端子2に接続すべき白線2本を誤って端子3や端子1に割り振ってしまう結線ミス。
  • ジョイントボックスAのリングスリーブ圧着で、2.0mmを含む接続を「○」で圧着したり、1.6mm同士の接続を「小」で圧着する刻印不適合。
  • 埋込連用取付枠をスイッチ「イ」側に誤って取り付けてしまう施工条件違反。
  • VVRケーブルのシース剥ぎ取り時に絶縁被覆に傷をつけたり、介在物(紙・麻等)の切り残しが外装から大きくはみ出る欠陥。

出題の前提:令和4年度第二種電気工事士上期技能試験(2022年7月24日実施)候補問題No.13 施工条件及び公式解答

出典:電気技術者試験センター『令和4年度第二種電気工事士上期技能試験(7月24日) 課題13』
公式技能課題・施工条件 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.2 ↗(www.shiken.or.jp)

令和4年度第二種電気工事士上期技能試験(7月24日) 課題13

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した令和4年度第二種電気工事士上期技能試験(7月24日) 課題13の問題・解答資料です。