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電気工事士試験 · 学習ガイド

令和3年度第二種電気工事士下期技能試験(12月18日) 課題8の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

令和3年度第二種電気工事士下期技能試験(12月18日) 課題8の概要
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候補問題No.8 リモコンリレー回路の施工(アウトレットボックス・VVRケーブル)

技能試験 · リモコンリレー回路 / アウトレットボックス施工 / VVRケーブル / 差込形コネクタ / リングスリーブ圧着

配線図および施工条件に従い、VVR 2.0-2Cケーブルによる電源引込、アウトレットボックス、6極端子台(リモコンリレー代用)、引掛シーリング(イ、ハ)、ランプレセプタクル(ロ)からなる単相2線式100Vの低圧屋内配線工事を完成させるための複線図構成、電線色別、接続器具結線、接続器具の選定および圧着マークを答えなさい。

解答・解説を表示

解答

4本接続箇所(接地側白電線4本、非接地側黒電線4本)は4本用差込形コネクタで接続し、各リモコンリレーから負荷への接続箇所(1.6mm×2本が3箇所)はリングスリーブ小(刻印「○」)で圧着する。打抜き済みのボックス穴すべてにゴムブッシングを装着して配線を通し、受金ねじ部および引掛シーリングW端子に接地側白線を結線する。

解説

リモコンリレー回路では、遠隔操作されるリレースイッチ接点が通常の片切スイッチと同様に非接地側電路を開閉します。電源から各リレー接点へ非接地側(黒)を並列分配し、接点を経た戻り線を各負荷の非接地側へ送る構成を正確に複線図化できることが基本です。

解き方

  1. 単線図から複線図を作成し、電源白線(接地側)を全負荷器具へ、電源黒線(非接地側)を端子台の各リレー接点へ配分する結線を把握する。
  2. 端子台の各リレー接点からの出力線(白)を各対応負荷器具(イ・ロ・ハ)の非接地側線(黒)に結線する回路を整理する。
  3. 電線本数と太さを集計し、施工条件に従って4本接続2箇所を差込形コネクタ、残りの2本接続(1.6mm 2本)3箇所をリングスリーブ小(刻印「○」)に割り振る。
  4. アウトレットボックスの打抜き穴5箇所にゴムブッシングを装着し、VVRケーブルの外装・介在物剥ぎ取りおよび各器具の極性を確認して施工する。

覚えるポイント

  • 4本接続(2.0mm 1本+1.6mm 3本)の2箇所が差込形コネクタ(赤または4本用)指定。
  • 1.6mm 2本の接続はリングスリーブ小で圧着マーク「○」になること。
  • アウトレットボックスの打抜き済み穴(5箇所)はすべてゴムブッシングを取り付けて使用すること。
  • VVRケーブルは丸形ケーブルであり、介在物(紙・麻等)をきれいに根元で切除すること。

間違えやすいところ

  • リングスリーブ圧着マークで、1.6mm×2本に対して「小」マークで圧着してしまう刻印過誤(正しくは「○」)。
  • 端子台への結線で、3つのリレー接点に対しケーブルを1本ずつ使わず1本の多心線に混在させてしまうミス(施工条件3違反)。
  • ランプレセプタクルの受金ねじ部端子に非接地側(黒線)を接続してしまう極性反転。
  • アウトレットボックスの打抜き済み穴のうち未使用穴を残す、またはブッシングを装着せずにケーブルを直接通す不備。

出題の前提:令和3年度第二種電気工事士下期技能試験(12月18日実施)技能試験問題・施工条件

出典:電気技術者試験センター『令和3年度第二種電気工事士下期技能試験(12月18日) 課題8』
公式技能課題・施工条件 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.3 ↗(www.shiken.or.jp)

令和3年度第二種電気工事士下期技能試験(12月18日) 課題8

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した令和3年度第二種電気工事士下期技能試験(12月18日) 課題8の問題・解答資料です。