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電気工事士試験 · 学習ガイド

令和3年度第二種電気工事士下期技能試験(12月18日) 課題5の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

令和3年度第二種電気工事士下期技能試験(12月18日) 課題5の概要
30:00

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配線用遮断器・漏電遮断器(端子台代用)および200V接地極付コンセントを含む屋内配線工事

技能試験 · 複線図 / 端子台 / 200V回路 / 接地極付コンセント / リングスリーブ圧着 / 差込形コネクタ

図に示す低圧屋内配線工事を与えられた材料(予備品を除く)を使用して、施工条件に従って完成させなさい。 【配線図概要】 ・電源100V(配線用遮断器B代用端子台)からジョイントボックスを経由し、ランプレセプタクル「ロ」、施工省略の蛍光灯「イ」、ならびに埋込連用取付枠に取り付けたタンブラスイッチ「イ」「ロ」およびコンセントへ単相100Vを供給する。 ・電源200V(漏電遮断器BE代用端子台)および接地端子(ET)から、VVF 2.0-3Cを用いて20A 250V接地極付コンセントへ単相200Vおよび接地線を配線する。 【施工条件抜粋】 1. 配線及び器具の配置は配線図に従い、「ロ」のタンブラスイッチは連用取付枠の中央に取り付けること。 2. 配線用遮断器、漏電遮断器及び接地端子代用の端子台は図2の極性・記号配置に従って使用すること。 3. 電線の色別: ① 電源からの接地側電線にはすべて白色を使用する。 ② 100V回路の電源から点滅器及びコンセントまでの非接地側電線にはすべて黒色を使用する。 ③ 接地線には緑色を使用する。 ④ コンセントの接地側極端子(W表示)、ランプレセプタクルの受金ねじ部端子、配線用遮断器(端子台)の記号Nの端子には白色を結線する。 4. ジョイントボックス内の接続:4本の接続箇所は差込形コネクタによる接続、その他の接続箇所はリングスリーブによる接続とする。

解答・解説を表示

解答

ジョイントボックス内接続:接地側白線4本(2.0mm×1+1.6mm×3)を4本用差込形コネクタで接続。非接地側黒線2本(2.0mm+1.6mm)をリングスリーブ小(刻印「小」)で圧着。スイッチ「イ」返り線2本(1.6mm×2)およびスイッチ「ロ」返り線2本(1.6mm×2)をそれぞれリングスリーブ小(刻印「○」)で圧着。200V回路は端子台から接地極付コンセントへVVF2.0-3Cを直結(ET端子と接地極端子に緑色線)。タンブラスイッチ「ロ」は取付枠の中央に配置する。

解説

単相100V回路と単相200V回路が混在する課題では、端子台代用器具の極性配置および電線色別の規定を正確に分離して理解することが重要です。100V系接地側(白線)は負荷およびコンセントのW端子へ一括接続されるため接続本数が4本となり、支給された差込形コネクタ(4本用)をここに適用します。一方、電源非接地側(黒線)はスイッチおよびコンセントへ送られ、負荷返り線は各点滅器と対応する器具へと独立して接続されます。200V系では接地線(緑色)を確実に接地端子ETおよび接地極端子へ接続し、電圧線2本を器具の受電端子へ導きます。

解き方

  1. 単線図から複線図を作成し、100V回路の接地側(白)、非接地側(黒)、各点滅器返り線、および200V回路の電圧線2本・接地線(緑)の結線経路と接続箇所を整理する。
  2. 器具の配置条件を確認し、埋込連用取付枠の上段にスイッチ「イ」、中段にスイッチ「ロ」、下段にコンセントを取り付ける。
  3. 端子台の100V用N端子(白)・L端子(黒)、200V用端子2極(黒・白)、接地端子ET(緑)へ寸法に合わせて電線を剥き、確実にネジ止めする。
  4. 20A 250V接地極付コンセントの接地極(アースマーク)に緑色線、電源端子2極に黒・白線をそれぞれ奥まで差し込む。
  5. ランプレセプタクルの受金ねじ部端子に白線、中心接触片端子に黒線を「の」の字巻きでネジ留めする。
  6. ジョイントボックス部にて、白線4本を4本用差込形コネクタに奥まで差し込み、残り3箇所の2本接続をリングスリーブの適切なダイス刻印(小または○)で圧着・切断する。

覚えるポイント

  • 差込形コネクタは4本接続(白線:2.0mm×1+1.6mm×3)の箇所にのみ使用する。
  • リングスリーブ小の刻印判定:1.6mm×2本は「○」、2.0mm+1.6mmは「小」となる。
  • 「ロ」のタンブラスイッチは指定通り取付枠の「中央」に取り付けなければ欠陥となる。
  • 端子台のN端子・コンセントのW端子・ランプレセプタクルの受金ねじ部には必ず白線を接続する。

間違えやすいところ

  • 2.0mmと1.6mmの組み合わせを圧着する際、刻印を「○」にしてしまう誤り(正しくは「小」)。
  • 取付枠への器具取り付け位置を誤り、スイッチ「ロ」を中央以外に配置してしまうミス。
  • 200V接地極付コンセントの接地極端子に誤って白線や黒線を接続し、緑線を電圧端子に接続してしまう極性ミス。
  • 端子台のネジ締めにおいて、芯線の露出過多(5mm以上)や被覆噛み込みを起こす欠陥。

出題の前提:令和3年度第二種電気工事士下期技能試験(12月18日実施)技能試験問題 候補No.5の出題条件・施工条件および公式公表解答例に基づく。

出典:電気技術者試験センター『令和3年度第二種電気工事士下期技能試験(12月18日) 課題5』
公式技能課題・施工条件 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.3 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.2 ↗(www.shiken.or.jp)

令和3年度第二種電気工事士下期技能試験(12月18日) 課題5

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した令和3年度第二種電気工事士下期技能試験(12月18日) 課題5の問題・解答資料です。