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電気工事士試験 · 学習ガイド

平成30年度第二種電気工事士上期技能試験(7月22日) 課題11の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

平成30年度第二種電気工事士上期技能試験(7月22日) 課題11の概要
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平成30年度第二種電気工事士上期技能試験 課題11(金属管配管・アウトレットボックス施工)

実技・施工 · 金属管工事(E19) / アウトレットボックス / リングスリーブ接続 / 差込形コネクタ接続 / 埋込連用タンブラスイッチ・コンセント連用

図に示す配線図および施工条件に従い、支給材料を用いて低圧屋内配線工事を完成させなさい。 【配線図の要約】 ・電源:単相2線式 100V(VVF 2.0-2C、シース青色) ・アウトレットボックス(ジョイントボックス)を中央に配置。 ・ボックス右上:引掛シーリングローゼット(角形)「イ」(VVF 1.6-2C、器具間寸法 150mm) ・ボックス右下:埋込連用タンブラスイッチ「ロ」(VVF 1.6-2C、器具間寸法 250mm) ・ボックス左下:ランプレセプタクル「ロ」(VVF 1.6-2C、器具間寸法 250mm) ・ボックス下:ねじなし電線管(E19、器具間寸法 250mm)による金属管配管を経て、埋込連用取付枠に取り付けた埋込連用タンブラスイッチ「イ」および埋込連用コンセントへ配線(IV 1.6mm×3:黒・白・赤)。 【主な施工条件】 1. 配線及び器具の配置は図に従う。 2. アウトレットボックスは打抜き済みの穴をすべて使用する。 3. 電線色別:  ①電源からの接地側電線はすべて白色。  ②電源から点滅器及びコンセントまでの非接地側電線はすべて黒色。  ③コンセントの接地側極(W端子)、ランプレセプタクルの受金ねじ部端子、引掛シーリングの接地側極端子には白色電線を結線。 4. ボックス内接続方法:  ①電源側電線(VVF 2.0mm シース青色)との接続箇所はリングスリーブによる接続。  ②その他の接続箇所は差込形コネクタによる接続。 5. ねじなしボックスコネクタはジョイントボックス側に取り付ける。 6. 埋込連用取付枠は、タンブラスイッチ(イ)及びコンセント部分に使用する。

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解答

アウトレットボックス内において、電源側電線が接続する2箇所をリングスリーブ圧着(接地側:2.0mm×1+1.6mm×3本で刻印「中」、非接地側:2.0mm×1+1.6mm×2本で刻印「小」)、負荷への戻り線接続2箇所を差込形コネクタ2本用で接続する。金属管(E19)にはIV線3本(黒・白・赤)を通線し、埋込連用取付枠にスイッチ「イ」とコンセントを取り付けて渡り線(黒)を配線する。

解説

単相2線式100V回路の配線施工では、電源接地側(白)をすべての負荷(ランプレセプタクル、引掛シーリング)の接地側端子およびコンセントのW端子へ接続し、非接地側(黒)をすべての点滅器(スイッチ)およびコンセント非接地側端子へ接続します。スイッチからの出力線(戻り線)は対応する負荷の非接地側端子に接続します。リングスリーブ圧着では接続する電線の太さと本数に応じたスリーブサイズと圧着ダイス(刻印)の選定が必須であり、金属管工事では絶縁ブッシングの装着や止めねじ頭のねじ切りなど基準通りの機械的施工が求められます。

解き方

  1. 単線図から複線図を作成し、各接続点の電線太さ・本数・接続方法(リングスリーブまたは差込形コネクタ)を整理する。
  2. アウトレットボックスにねじなしボックスコネクタを取り付け、ねじ頭をねじ切って絶縁ブッシングを装着する。未使用のノックアウト穴にはゴムブッシングを取り付ける。
  3. 各ケーブルおよび電線管内のIV線を寸法に合わせて切断・外装剥ぎ取り・絶縁被覆剥ぎ取りを行う。
  4. 埋込連用取付枠にスイッチ「イ」とコンセントを取り付け、渡り線(黒)を含めてIV線(黒・白・赤)を結線する。引掛シーリング、ランプレセプタクル、スイッチ「ロ」を極性に注意して結線する。
  5. アウトレットボックス内で、施工条件に従い電源線を含む2箇所をリングスリーブ(中・小)で圧着し、負荷戻り線の2箇所を差込形コネクタで接続する。

覚えるポイント

  • 電源線を含む接続はリングスリーブ、その他の接続は差込形コネクタという指定条件の切り分け
  • ねじなしボックスコネクタの止めねじ頭はペンチ等で必ずねじ切ること
  • 2.0mm電線1本と1.6mm電線3本の圧着はリングスリーブ中・刻印「中」を使用すること
  • コンセントのW端子、ランプレセプタクルの受金ねじ部、引掛シーリングの接地側極には必ず白線を接続すること

間違えやすいところ

  • 電源側白線(2.0mm×1+1.6mm×3)をリングスリーブ小で圧着してしまう刻印誤り(正しくは中スリーブ・中刻印)
  • ねじなしボックスコネクタの絶縁ブッシングの装着忘れや、止めねじ頭のねじ切り忘れ
  • アウトレットボックス内の接続方法指定(リングスリーブと差込形コネクタ)を取り違えて施工すること
  • ランプレセプタクルの受金ねじ部端子に黒線を接続してしまう極性誤り

出題の前提:平成30年度第二種電気工事士技能試験候補問題No.11(2018年7月22日実施)配線図および施工条件

出典:電気技術者試験センター『平成30年度第二種電気工事士上期技能試験(7月22日) 課題11』
公式技能課題・施工条件 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.3 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.3 ↗(www.shiken.or.jp)

平成30年度第二種電気工事士上期技能試験(7月22日) 課題11

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した平成30年度第二種電気工事士上期技能試験(7月22日) 課題11の問題・解答資料です。