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電気工事士試験 · 学習ガイド

平成30年度第二種電気工事士上期技能試験(7月22日) 課題5の問題・解答解説

学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。

平成30年度第二種電気工事士上期技能試験(7月22日) 課題5の概要
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平成30年度第二種電気工事士上期技能試験 課題5 配線工事

配線工事 · 技能試験 / 単相3線式・200V回路 / 複線図化 / 差込形コネクタ / リングスリーブ圧着

図に示す配線図及び施工条件に従い、支給材料を用いて低圧屋内配線工事を完成させなさい。 【配線図概要】 ・電源100V(配線用遮断器B代用の端子台N, L)からジョイントボックス間:VVF 2.0-2C(シース青色、250mm) ・電源200V(漏電遮断器BE代用の端子台200V極および接地端子ET)から20A 250V接地極付コンセント間:VVF 2.0-3C(250mm) ・ジョイントボックスから蛍光灯「イ」(施工省略)間:VVF 1.6-2C(100mm) ・ジョイントボックスからランプレセプタクル「ロ」間:VVF 1.6-2C(250mm) ・ジョイントボックスから埋込連用タンブラスイッチ(イ・ロ)および埋込連用コンセント間:VVF 1.6-2C×2本(200mm) 【主な施工条件】 1. 配線及び器具の配置は図1に従う。「ロ」のタンブラスイッチは取付枠の中央に取り付ける。 2. 端子台は図2に従い、100V配線用遮断器、200V漏電遮断器、接地端子(ET)として使用する。 3. 電線色別:電源からの接地側電線はすべて白色、100V電源から点滅器及びコンセントまでの非接地側電線はすべて黒色、接地線は緑色。 4. 器具結線:コンセントのW端子に白、ランプレセプタクルの受金ねじ部端子に白、端子台のN端子に白を結線。 5. ジョイントボックス内の接続:4本の接続箇所は差込形コネクタ接続とし、その他の接続箇所はリングスリーブ接続とする。

解答・解説を表示

解答

ジョイントボックス内接続において、接地側白線4本(2.0mm×1、1.6mm×3)を4本用差込形コネクタで接続する。その他の接続はリングスリーブ小を用い、電源側黒線(2.0mm)とコンセント非接地側黒線(1.6mm)の2本は刻印「小」、スイッチ「イ」戻り線(1.6mm×2)は刻印「○」、スイッチ「ロ」戻り線(1.6mm×2)は刻印「○」で圧着する。取付枠中央にはタンブラスイッチ「ロ」を取り付け、上部にスイッチ「イ」、下部にコンセントを配置する。200V回路は端子台の200V端子に黒・白、ET端子に緑を結線し、20A 250V接地極付コンセントの接地極端子に緑を結線する。

解説

住宅用分電盤を模擬した端子台配線および100V/200V併設回路の施工では、接地側(白)・非接地側(黒)・接地線(緑)の厳格な色別管理と、器具の受金ねじ部・極性端子(W表示・接地マーク)への正確な接続が感電事故防止の基本原理となります。また、接続箇所におけるスリーブ選定および圧着マーク(1.6mm×2本は「○」、2.0mm+1.6mmは「小」)は、電気的接触不良や過熱防止のための重要な保安基準です。

解き方

  1. 単線図から複線図を作成し、各器具の配置位置(特にスイッチ取付枠中央にスイッチ「ロ」が指定されている点)と電線色・芯数を確認する。
  2. 支給されたケーブル(青色シースVVF2.0-2C、VVF2.0-3C、VVF1.6-2C)を切断寸法計画に沿って切り分け、被覆・絶縁電線を所定長さにストリップする。
  3. 端子台(100V配線用遮断器、200V漏電遮断器、接地端子ET)および20A 250V接地極付コンセント、ランプレセプタクルを極性と色別に注意して結線する。
  4. 埋込連用取付枠に上からスイッチ「イ」、スイッチ「ロ」、コンセントを取り付け、裏面の非接地側渡り線および接地側・戻り線を正しく結線する。
  5. ジョイントボックス内の電線について、白線4本を4本用差込形コネクタに完全に挿入し、残る3箇所をリングスリーブの適合ダイス(刻印「○」2箇所、刻印「小」1箇所)で確実に圧着する。

覚えるポイント

  • 1.6mm電線2本のリングスリーブ接続は圧着ダイス「○」、2.0mm電線1本と1.6mm電線1本(合計断面積5.14mm²)はダイス「小」を使用する。
  • 取付枠のスイッチ・コンセント取り付け位置(指定器具の中央配置等)は施工条件の指定を必ず厳守する。

間違えやすいところ

  • 2.0mmと1.6mmの2本接続で誤って刻印「○」で圧着してしまう欠陥(規定は刻印「小」)。
  • 取付枠の中央にスイッチ「ロ」ではなくコンセントやスイッチ「イ」を取り付けてしまう位置誤り。
  • ランプレセプタクルの受金ねじ部に黒線、中心接触片に白線を誤結線してしまう極性逆配線。

出題の前提:平成30年度第二種電気工事士技能試験(2018年7月22日実施)課題5の公表問題・施工条件および電気技術者試験センター公式解答基準に基づく。

出典:電気技術者試験センター『平成30年度第二種電気工事士上期技能試験(7月22日) 課題5』
公式技能課題・施工条件 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.3 ↗(www.shiken.or.jp)

平成30年度第二種電気工事士上期技能試験(7月22日) 課題5

参照した公式資料

電気技術者試験センターが公開した平成30年度第二種電気工事士上期技能試験(7月22日) 課題5の問題・解答資料です。