学科(旧称:筆記)の問題と公式解答を種別・年度・期・午前午後で区別しています。CBTの出題例は過去の筆記試験とは別種別です。技能の課題は学科と分けて収録しています。
平成29年度第二種電気工事士下期技能試験(12月2日) 課題12の概要
平成29年度下期 技能試験 課題12(アウトレットボックス・PF管・異相2点滅)
配線工事・技能施工 · 複線図 / リングスリーブ / 差込形コネクタ / 合成樹脂可とう電線管 / 埋込連用取付枠
図に示す低圧屋内配線工事の配線図及び施工条件に従い、支給材料を用いて課題を完成させなさい。 【配線条件の要約】 1. 配線及び器具の配置は単線図に従う。 2. ジョイントボックス(アウトレットボックス)は打抜き済みの穴だけをすべて使用する。 3. 電線の色別: ① 電源からの接地側電線にはすべて白色を使用する。 ② 電源から点滅器及びコンセントまでの非接地側電線にはすべて黒色を使用する。 ③ コンセントの接地側極端子(W)、ランプレセプタクルの受金ねじ部端子、引掛シーリングローゼットの接地側極端子には白色電線を取り付ける。 4. 接続方法: ① ジョイントボックスA部分(左側):差込形コネクタによる接続。 ② ジョイントボックスB部分(右側アウトレットボックス):リングスリーブによる終端接続。 5. 電線管用ボックスコネクタはジョイントボックス側に取り付ける。 6. 埋込連用取付枠は、タンブラスイッチ(ロ)及びコンセント部分に使用する。
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解答
ジョイントボックスA(差込形コネクタ):接地側白3本(3本用コネクタ)、スイッチ「イ」返り線2本(2本用コネクタ)、スイッチ「ロ」返り線2本(2本用コネクタ)。ジョイントボックスB(リングスリーブ小使用):接地側白3本(電源2.0+A行1.6+コンセント白1.6)刻印「小」、非接地側黒3本(電源2.0+スイッチ「イ」行1.6+スイッチ/コンセント黒1.6)刻印「小」、スイッチ「イ」返り線2本(スイッチ白1.6+A行赤1.6)刻印「○」、スイッチ「ロ」返り線2本(スイッチ赤1.6+A行黒1.6)刻印「○」。PF16管コネクタはボックスBへ固定、連用枠はスイッチ(ロ)・コンセントへ取付け。
解説
屋内配線工事では、電源の接地側電線(白)を各負荷(受金ねじ部・接地側極端子)へ直接供給し、非接地側電線(黒)を点滅器およびコンセントへ供給します。本問では2つのジョイントボックスを経由するため、各接続点における許容電流・断面積の合計と指定された接続器具(リングスリーブ圧着マーク・差込形コネクタ)の仕様を正確に把握することが重要です。
解き方
- 単線図から各器具の位置、電線種別(2.0mm/1.6mm/IV線)、スイッチの対応関係(イ・ロ)を読み取り、複線図を作成する。
- ボックスA側の差込形コネクタ接続(3本接続×1箇所、2本接続×2箇所)の電線色と組み合わせを決定する。
- ボックスB側のアウトレットボックス内で、電線太さ(2.0mmと1.6mm)に応じたリングスリーブの適切な圧着ダイス(「小」または「○」)を判定・施工する。
- コンセントおよびスイッチへの渡り線配線、極性(W端子・受金ねじ部)の確認、電線管用ボックスコネクタの固定を行う。
覚えるポイント
- リングスリーブ圧着マーク:1.6mm×2本のみ「○」、2.0mm×1本+1.6mm×1~2本は「小」を使用する。
- ランプレセプタクルの受金ねじ部には必ず接地側電線(白)を接続する。
間違えやすいところ
- 電源線の2.0mmが含まれる接地側・非接地側の圧着で、マークを「○」にしてしまう誤り(正しくは「小」)。
- PF管用ボックスコネクタをスイッチボックス側ではなくアウトレットボックス側に取り付ける指示を見落とすこと。
出題の前提:平成29年度第二種電気工事士下期技能試験(12月2日実施)課題12 施工条件及び公式解答例
出典:電気技術者試験センター『平成29年度第二種電気工事士下期技能試験(12月2日) 課題12』
公式技能課題・施工条件 p.2 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式技能課題・施工条件 p.3 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.1 ↗(www.shiken.or.jp) / 公式解答例・完成図 p.2 ↗(www.shiken.or.jp)
平成29年度第二種電気工事士下期技能試験(12月2日) 課題12
参照した公式資料
電気技術者試験センターが公開した平成29年度第二種電気工事士下期技能試験(12月2日) 課題12の問題・解答資料です。
- 公式技能課題・施工条件 ↗ — www.shiken.or.jp(PDF・3ページ)
- 公式解答例・完成図 ↗ — www.shiken.or.jp(PDF・3ページ)

